Transmute Artifact

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[[Su-Chi]]と相性が良く、古の[[茶単]][[デッキ]]ではよく[[ギミック]]として搭載されていた。例えば[[サルディアの巨像/Colossus of Sardia]]であれば、追加で1[[マナ]]支払うだけでよい。
 
[[Su-Chi]]と相性が良く、古の[[茶単]][[デッキ]]ではよく[[ギミック]]として搭載されていた。例えば[[サルディアの巨像/Colossus of Sardia]]であれば、追加で1[[マナ]]支払うだけでよい。
  
*元の[[ルール・テキスト]]では、サーチしたカードの方が重かったとしても、差分のマナを支払えなくても一旦戦場に出ることになっていた。
 
*[[色]]付きのアーティファクトが登場したことで一時期混乱を招いていた。生け贄に捧げたアーティファクトよりも重い色付きアーティファクトをサーチした場合、単に「その差分(のコスト)」を支払うとしか書かれていなかったため、[[色マナ]]を支払う必要があるようにも読めてしまった。2009年4月24日の[[オラクル]]更新により、点数で見たマナ・コストの差分だけのマナを支払えばよいことがはっきりとわかるようになった。
 
 
*マナ・コストに関する制限をなくして、どんなアーティファクトでも戦場に出せるようにした亜種が[[修繕/Tinker]]。そちらはたぐいまれなるオーバーパワーカードである。
 
*マナ・コストに関する制限をなくして、どんなアーティファクトでも戦場に出せるようにした亜種が[[修繕/Tinker]]。そちらはたぐいまれなるオーバーパワーカードである。
 
*[[X]][[呪文]]となってパワーを抑えられた亜種が[[作り直し/Reshape]]。
 
*[[X]][[呪文]]となってパワーを抑えられた亜種が[[作り直し/Reshape]]。
 
*[[パーマネント]]をマナに変換して、別カードの支払いに当てるというメカニズムは、[[Sacrifice]]と[[メタモルフォーゼ/Metamorphosis]]の流れをくんだもの。その意味では、後の[[神河謀叛]]で登場した[[献身]]はよく似ている。
 
*[[パーマネント]]をマナに変換して、別カードの支払いに当てるというメカニズムは、[[Sacrifice]]と[[メタモルフォーゼ/Metamorphosis]]の流れをくんだもの。その意味では、後の[[神河謀叛]]で登場した[[献身]]はよく似ている。
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==オラクルの変遷==
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印刷時の[[ルール文章]]は現在の書式に合わせると、以下のようなものであった。
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{{カードテキスト
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|カード名=Transmute Artifact (印刷時)
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|コスト=(青)(青)
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|タイプ=ソーサリー
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|カードテキスト=あなたのライブラリーからアーティファクト1つを探し、それを戦場に出す。また、あなたがコントロールする戦場にあるアーティファクト1つを選び、それをオーナーの墓地に置く。新しいアーティファクトが墓地に置いたアーティファクトより大きいマナ・コストを持つ場合、あなたはその差分を支払うか、Transmute Artifactは失敗し両方のアーティファクトを墓地に置かなくてはいけない。あなたのライブラリーを切り直す。
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}}
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ルール文章上ではこのカード特有となる「失敗」という表現が用いられている。
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[[Duelist]]誌4号で[[エラッタ]]が出され、冒頭の2文は「アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。あなたのライブラリーからアーティファクト1つを[[探す|探し]]、それを戦場に出す。」と変更された。
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1998年7月頃のオラクル更新では、「点数で見たマナ・コストがXのアーティファクトを1つ生け贄に捧げる」を[[追加コスト]]とし、「失敗」に関わる処理は「アーティファクトを探して戦場に出し、シャッフルを終えた後で、コストの差分を支払わなければ[[破壊]]([[再生]]不可)」となるように変更された。
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1999年9月頃のオラクル更新では、アーティファクトを探し、点数で見たマナ・コストが超過する場合はコストの差分を支払わないと戦場に出ず、そのまま墓地に置かれるように変更された。
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また、[[未来予知]]から[[有色]]のアーティファクトが登場したことで一時期混乱を招いていた。生け贄に捧げたアーティファクトよりも重い有色アーティファクトをサーチした場合、単に「その差分(のコスト)」を支払うとしか書かれていなかったため、[[色マナ]]を支払う必要があるようにも読めてしまった。2009年4月24日の[[オラクル]]更新により、点数で見たマナ・コストの差分だけのマナを支払えばよいことが明確化された。
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追加コストは印刷時の挙動と異なることから、2010年9月のオラクル更新で「アーティファクトの生け贄」は[[効果]]の一部に戻され、生け贄に捧げた時にのみ探すように変更された。
  
 
==参考==
 
==参考==

2010年10月1日 (金) 11:53時点における版


Transmute Artifact (青)(青)
ソーサリー

アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。そうしたなら、あなたのライブラリーからアーティファクト・カードを1枚探す。そのカードのマナ総量が、生け贄に捧げられたアーティファクトのマナ総量以下であるなら、それを戦場に出す。そのカードのマナ総量の方が大きいなら、あなたは(X)を支払ってもよい。Xはそれらの差である。そうしたなら、それを戦場に出す。そうしないなら、それをオーナーの墓地に置く。その後、ライブラリーを切り直す。


ライブラリー内のアーティファクトを直接戦場に出すカード。アーティファクトを1つ生け贄に捧げ、生け贄のアーティファクトのよりもサーチしたアーティファクトの方が重い場合、点数で見たマナ・コストの差分を支払う必要がある。

Su-Chiと相性が良く、古の茶単デッキではよくギミックとして搭載されていた。例えばサルディアの巨像/Colossus of Sardiaであれば、追加で1マナ支払うだけでよい。

オラクルの変遷

印刷時のルール文章は現在の書式に合わせると、以下のようなものであった。


旧オラクル

Transmute Artifact (印刷時) (青)(青)
ソーサリー

あなたのライブラリーからアーティファクト1つを探し、それを戦場に出す。また、あなたがコントロールする戦場にあるアーティファクト1つを選び、それをオーナーの墓地に置く。新しいアーティファクトが墓地に置いたアーティファクトより大きいマナ・コストを持つ場合、あなたはその差分を支払うか、Transmute Artifactは失敗し両方のアーティファクトを墓地に置かなくてはいけない。あなたのライブラリーを切り直す。


ルール文章上ではこのカード特有となる「失敗」という表現が用いられている。

Duelist誌4号でエラッタが出され、冒頭の2文は「アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。あなたのライブラリーからアーティファクト1つを探し、それを戦場に出す。」と変更された。

1998年7月頃のオラクル更新では、「点数で見たマナ・コストがXのアーティファクトを1つ生け贄に捧げる」を追加コストとし、「失敗」に関わる処理は「アーティファクトを探して戦場に出し、シャッフルを終えた後で、コストの差分を支払わなければ破壊再生不可)」となるように変更された。

1999年9月頃のオラクル更新では、アーティファクトを探し、点数で見たマナ・コストが超過する場合はコストの差分を支払わないと戦場に出ず、そのまま墓地に置かれるように変更された。

また、未来予知から有色のアーティファクトが登場したことで一時期混乱を招いていた。生け贄に捧げたアーティファクトよりも重い有色アーティファクトをサーチした場合、単に「その差分(のコスト)」を支払うとしか書かれていなかったため、色マナを支払う必要があるようにも読めてしまった。2009年4月24日のオラクル更新により、点数で見たマナ・コストの差分だけのマナを支払えばよいことが明確化された。

追加コストは印刷時の挙動と異なることから、2010年9月のオラクル更新で「アーティファクトの生け贄」は効果の一部に戻され、生け贄に捧げた時にのみ探すように変更された。

参考

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