うねる塔甲羅/Meandering Towershell

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Meandering Towershell / うねる塔甲羅 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — 海亀(Turtle)

島渡り(このクリーチャーは防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
うねる塔甲羅が攻撃するたび、これを追放する。あなたの次のターンの攻撃クリーチャー指定ステップの開始時に、これをあなたのコントロール下でタップ状態で攻撃している状態で戦場に戻す。

5/9

攻撃クリーチャーに指定すると一旦追放され、次のターン攻撃を行いに戦場に戻ってくるという、一風変わった能力を持つクリーチャー

5マナ5/9のマナレシオに加えて回避能力を持つものの、最初の攻撃は戦場に出てから2ターン後、それ以降も2ターンに1度しか攻撃できないと、アタッカーとしての性能は高くない。召喚酔いする上に2ターンに1度しか追放されないため、ソーサリー・タイミング除去に対する耐性も完全ではなく、追放には攻撃が必要なので擬似除去オーラはずすこともできない。消耗する負傷/Debilitating Injuryなどのマイナス修整オーラをはずすことができるのは一応のメリットと言える。

攻撃しなければ特に追放されることもないためブロッカーとしての性能は高く、火力で焼かれにくいためリミテッドではそれだけでも優秀。ただし後述する反逆の行動/Act of Treasonに非常に弱い点には注意が必要。

  • 所属はスゥルタイだが、ティムールの隆盛/Temur Ascendancyとの相性が良い。速攻付与によりソーサリー・タイミングの除去を受ける前に一度は攻撃でき、戦場戻ってくるたびにドローできる。
  • 日本語版のカード名誤訳と思われる。meanderには「(道や川が)うねる、曲がりくねって続く」の他に「(人や動物が)あてもなく彷徨う、動き回る」の意味もある。この場合は後者だろう。
  • 2ターンに1度しか攻撃できない特徴は過去に登場した数少ない海亀であるGiant Turtleにも見られる。亀の甲羅の硬さを表しているのか、パワーよりタフネスが高い点も共通している。

[編集] ルール

  • 攻撃している状態で戦場に戻ることは「攻撃した」ものとしては扱わない。詳細なルール攻撃している状態で戦場に出るを参照。
    • 戦場に戻った瞬間自身の能力で追放され、永遠に攻撃できないなどということはない。
    • 強襲との関係に注意。攻撃し追放されたターンは強襲条件は満たされているが、攻撃している状態で戦場に戻ったターンは(他のクリーチャーで攻撃していない限り)強襲条件は満たされていない。
  • 攻撃先は攻撃している状態で戦場に戻る際に改めて選ぶ。攻撃クリーチャーに指定したときと同じプレイヤーまたはプレインズウォーカーを攻撃する必要はない。
  • あなたが攻撃クリーチャーに指定したうねる塔甲羅が自身の能力で追放された場合、そのうねる塔甲羅のオーナーが誰であっても、それはあなたのコントロール下で戦場に戻る。
  • 戦場に戻ってくるのは、あなたの次のターンの攻撃クリーチャー指定ステップである。
    • このカードを戦場に戻す前に、そのターンの攻撃に参加するクリーチャーを指定する。
    • 連続突撃/Relentless Assaultなどで同じターンに複数回の戦闘フェイズが存在する場合、1回目の戦闘で追放しても2回目の戦闘では戦場に戻ってこない。
    • 戦場に戻るはずのターンに複数回の戦闘フェイズが存在する場合、必ず最初の戦闘で戻ってくる。

[編集] 開発秘話

このカードは「ものすごく年老いたクリーチャー」という構想からトップダウン・デザインで作られた。長生きする生物といえば亀であり、クリーチャー・タイプは海亀となった。さらに亀の歩みの遅さを表現するため、攻撃に時間のかかる能力が与えられた[1]

[編集] 関連カード

[編集] 脚注

  1. Prose and Khans, Part 2/カン否両論 その2Making Magic 2014年9月22日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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