ティヌーヴィエルの物語/Tale of Tinúviel

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Tale of Tinúviel / ティヌーヴィエルの物語 (3)(白)(白)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。あなたがティヌーヴィエルの物語をコントロールし続けているかぎり、それは破壊不能を得る。
II ― あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。
III ― あなたがコントロールしているクリーチャー最大2体を対象とする。ターン終了時まで、それらは絆魂を得る。


エルフのティヌーヴィエルと人間のベレンの恋物語を語った英雄譚

I-
この英雄譚をコントロールし続けている限りクリーチャー1体に破壊不能を付与し続ける。
本来不死の存在であるティヌーヴィエルが、ベレンと添い遂げるため定命の存在になったことを英雄譚の終わりに破壊不能を失うことで表している。
オリファント/Oliphauntなど攻撃的なクリーチャーに使えば討ち取られる心配のないアタッカーとして運用できる。無敵のブロッカーを作り出すことにも使えるが、指輪の3つ目の能力には無力な事には注意。
II-
クリーチャーカードリアニメイト
ベレンが物語の途中で一度死して生き返る事を表している。
単純にボード・アドバンテージを得られるこの英雄譚の肝の部分。
III-
クリーチャー2体への絆魂の付与。
ティヌーヴィエルとベレンが結ばれた事を表している。
2体分の絆魂でライフ・アドバンテージを広げられる。ただクリーチャーで殴る際にはI章で与えた破壊不能は消えてしまっていることに注意。

I章でブロッカーを作り出して耐えつつ、II章でファッティを釣り上げIII章でライフレースに水を開けるという構成の英雄譚。ただ指輪物語:中つ国の伝承では指輪の回避能力除去能力によって万全のブロッカーというのは存在せず、全体的に即効性が無いのは難点。

[編集] 関連カード

指輪物語:中つ国の伝承アンコモン英雄譚サイクル

[編集] ストーリー

ティヌーヴィエルの物語/Tale of Tinúvielは中つ国/Middle-Earthに伝わる歌(イラスト)。

エルフ/Elfの姫ルシアン・ティヌーヴィエル/Lúthien Tinúvielと人間/Humanのバラヒルの息子ベレン/Beren son of Barahirの恋物語であり、戦いの物語であり、現在まで続く人間とエルフの血筋の物語でもある。トールキンの著作『シルマリルの物語』でも触れられており、トールキンの遺稿を編集した単独の本も出版されている(未訳)。

「旅の仲間」で、風見が丘/Weathertopでの野営中にアラゴルン/Aragornがエルフの歌でホビット/Hobbit達に謳って聞かせた。

[編集] 参考

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