伝説の彼方へ/Lost to Legend

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短所はやはり絶妙な範囲の狭さ。[[伝説のクリーチャー]]や[[アーティファクト]]を一切採用しない[[デッキ]]は珍しいので、完全に[[腐る]]ことは少ないだろうが、普通の[[クリーチャー]]や[[英雄譚]]でも[[伝説]]でもない[[エンチャント]]など、やはり採用される可能性の高いパーマネントに対処できないため、刺さるか刺さらないかで活躍できるか否かの差が激しく、地味に[[ダブルシンボル]]なのも厄介。
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それでも[[カード・アドバンテージ]]を失わないバウンスということで、[[リミテッド]]でも結構便利。[[指輪物語:中つ国の伝承]]には英雄譚や伝説のクリーチャーが[[アンコモン]]にも収録されているので、ここぞという盤面で戻す[[対象]]に困ることは少ない。また、[[指輪所持者]]は伝説のクリーチャーになるので、場合によっては通常は戻せないクリーチャーを戻せるケースも。
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*[[対象]]の[[パーマネント]]の[[オーナー]]の[[ライブラリー]]が2枚以下なら、[[ライブラリーの一番下]]に[[カード]]を置く。
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「旅の仲間」で語られた一幕({{Gatherer|id=618157}})。
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[[一つの指輪/The One Ring]]を[[イシルドゥアの宿命の一撃/Isildur's Fateful Strike|手に入れた]]イシルドゥア/Isildurだったが、指輪は彼の元にわずかの間しか留まらなかった。あやめ野/Gladden Fieldにてイシルドゥアは[[オーク]]に襲われ、指輪はアンドゥイン川/Anduinに沈み、歴史から姿を消した。[[いとしいものを取り返す/Claim the Precious|次の所持者が指輪を見つけるまで……]]。
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*イラストは映画「ロード・オブ・ザ・リング」の冒頭シーンを意識していると思われる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承]] - [[アンコモン]]

2023年8月19日 (土) 19:11時点における最新版


Lost to Legend / 伝説の彼方へ (白)(白)
インスタント

歴史的であり土地でないパーマネント1つを対象とする。それをオーナーのライブラリーの一番上から4枚目に置く。(歴史的とは、アーティファクトや伝説や英雄譚(Saga)のことである。)


土地でない歴史的パーマネントライブラリーの上から4番目に置くインスタント

対象は限定されているが、上から4番目と結構深くまで送り込むので、この手の一時的な除去としては結構影響力が大きい。対抗策を探す時間的余裕を得るのはもちろん、その頃には戻したカードも戦力として微妙になっている場合もありタイム・デストラクションとしても有効。

短所はやはり絶妙な範囲の狭さ。伝説のクリーチャーアーティファクトを一切採用しないデッキは珍しいので、完全に腐ることは少ないだろうが、普通のクリーチャー英雄譚でも伝説でもないエンチャントなど、やはり採用される可能性の高いパーマネントに対処できないため、刺さるか刺さらないかで活躍できるか否かの差が激しく、地味にダブルシンボルなのも厄介。

それでもカード・アドバンテージを失わないバウンスということで、リミテッドでも結構便利。指輪物語:中つ国の伝承には英雄譚や伝説のクリーチャーがアンコモンにも収録されているので、ここぞという盤面で戻す対象に困ることは少ない。また、指輪所持者は伝説のクリーチャーになるので、場合によっては通常は戻せないクリーチャーを戻せるケースも。

統率者戦でも、シングルトンの性質から伝説のパーマネントを採用される確率が高く、また統率者は基本的に誰でも戻せるが、統率者は戦場以外の領域に移動する場合、代わりに統率領域に戻すこともできるため、タイム・デストラクションの役割は担いづらい。逆に戻された場合、今度は引き直されると統率者税をスルーして唱えることは許すため、状況によっては対戦相手に利する場合もある。逆にあなたの統率者が除去される場合に統率者税を無視して唱えなおすことも狙えるが、そちらの場合は戻す先がやや深いので、保護を重視するなら最初から普通のバウンスを採用しておいた方がよい。

[編集] ストーリー

「旅の仲間」で語られた一幕(イラスト)。

一つの指輪/The One Ring手に入れたイシルドゥア/Isildurだったが、指輪は彼の元にわずかの間しか留まらなかった。あやめ野/Gladden Fieldにてイシルドゥアはオークに襲われ、指輪はアンドゥイン川/Anduinに沈み、歴史から姿を消した。次の所持者が指輪を見つけるまで……

  • イラストは映画「ロード・オブ・ザ・リング」の冒頭シーンを意識していると思われる。

[編集] 参考

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