未来予知
提供:MTG Wiki
(整理) |
|||
1行: | 1行: | ||
− | '''未来予知'''/''Future Sight''は、[[時のらせんブロック]]2番目の小型[[エキスパンション]] | + | {{情報ボックス/エキスパンション |
+ | |英語名=Future Sight | ||
+ | |日本語名=未来予知 | ||
+ | |シンボル=眼 | ||
+ | |発売日=2007年5月4日 | ||
+ | |セット枚数=全180種類 | ||
+ | }} | ||
+ | '''未来予知'''/''Future Sight''は、[[時のらせんブロック]]2番目の小型[[エキスパンション]]。 | ||
==概要== | ==概要== | ||
14行: | 21行: | ||
[[キーワード行動]]の概念が定義され、以前から存在する「[[再生]](する)」や「[[占術]](を行う)」、新たに登場した「[[消術]](を行う)」などがまとめられた。 | [[キーワード行動]]の概念が定義され、以前から存在する「[[再生]](する)」や「[[占術]](を行う)」、新たに登場した「[[消術]](を行う)」などがまとめられた。 | ||
− | [[サイクル]]としては、過去の[[伝説のクリーチャー]] | + | [[サイクル]]としては、過去の[[伝説のクリーチャー]]の子孫を表した、壮大を持つ伝説のクリーチャー・サイクルや、コストの支払いを未来に行う[[仲裁の契約/Intervention Pact|契約]]サイクルが代表的。過去や未来に存在する[[クリーチャー]]をほぼそのまま産み出す[[スペルシェイパー]]、[[解決]]時に再び待機状態に戻る[[待機]]カードといったサイクルもある。[[願い]]も新たに1枚追加された。 |
*発売時点で意味を持たない記述としては、ルール用語の「組み立てる/assemble」や、[[アーティファクト・タイプ]]の「[[からくり]]」(この[[サブタイプ]]を持つカードは存在していない)、[[注釈文]]のみに出てくる[[カード・タイプ]]「プレインズウォーカー」など。そのうち、[[プレインズウォーカー]]は[[ローウィン]]でカードが登場し、意味を持つようになった。 | *発売時点で意味を持たない記述としては、ルール用語の「組み立てる/assemble」や、[[アーティファクト・タイプ]]の「[[からくり]]」(この[[サブタイプ]]を持つカードは存在していない)、[[注釈文]]のみに出てくる[[カード・タイプ]]「プレインズウォーカー」など。そのうち、[[プレインズウォーカー]]は[[ローウィン]]でカードが登場し、意味を持つようになった。 | ||
42行: | 49行: | ||
{| class="wikitable" | {| class="wikitable" | ||
|- | |- | ||
− | |デザイン・チーム||[[Mark Rosewater]] (lead) | + | |デザイン・チーム||[[Mark Rosewater]] (lead) |
|- | |- | ||
− | |||[[Matt Cavotta]] | + | |||[[Matt Cavotta]] |
|- | |- | ||
− | |||[[Devin Low]] | + | |||[[Devin Low]] |
|- | |- | ||
− | |||[[Mark Gottlieb]] | + | |||[[Mark Gottlieb]] |
|- | |- | ||
− | |||[[Ryan Miller]] | + | |||[[Ryan Miller]] |
|- | |- | ||
− | |||[[Zvi Mowshowitz]] | + | |||[[Zvi Mowshowitz]] |
|- | |- | ||
− | |開発チーム||[[Mike Turian]] (lead) | + | |開発チーム||[[Mike Turian]] (lead) |
|- | |- | ||
− | |||[[Matt Cavotta]] | + | |||[[Matt Cavotta]] |
|- | |- | ||
− | |||[[Matt Place]] | + | |||[[Matt Place]] |
|- | |- | ||
− | |||[[Brian Schneider]] | + | |||[[Brian Schneider]] |
|- | |- | ||
− | |アート・ディレクター||? | + | |アート・ディレクター||? |
|} | |} | ||
2008年11月8日 (土) 04:34時点における版
未来予知/Future Sight | |
シンボル | 眼 |
略号 | |
発売日 | 2007年5月4日 |
セット枚数 | 全180種類 |
未来予知/Future Sightは、時のらせんブロック2番目の小型エキスパンション。
目次 |
概要
セット名からも分かるように、テーマは「未来」。ストーリーだけでなく、マジックというゲームそのものの数百年後までの未来を見通している。そのため、タイムシフトやキーワード能力もバリエーションに富んだものとなっており、今までありそうで無かったシステムが多い。どことなく銀枠を思わせる部分もあり、中には現時点で意味を持たない記述を持つカードもある。
- 「あり得る未来を覗き込む」というこのセットのテーマから推測するに、新キーワード能力のなかには、これ以降頻繁に使われるものもあれば、何年後・何十年後になって本格的に登場するものもあるのだろう。ある意味、壮大なカード・プレビューを行なっているわけである。
- 同名のカードが存在する。→ 未来予知/Future Sight
メカニズム
新しいカード・タイプとして部族、プレインズウォーカー、新しいアーティファクト・タイプとして城砦とからくりが登場。
新キーワード能力は探査、吸収、オーラ交換、城砦化、激情、墓地ストーム、変形、接死、有毒と数が多いが、これらのほとんどが(発売時点で)1枚のカード専用のキーワードとなっている。新能力語は壮大。また、直前のラヴニカ・ブロックから、キーワード能力の予見、移植、狂喜、召集、発掘、変成、能力語暴勇が再登場。さらに、馴染み深い能力のいくつかがキーワード化され、いわゆる魂の絆能力が絆魂、いわゆる蜘蛛能力が到達、「アンタッチャブル」が被覆となった。到達は、一部のカードとの相互作用が変化している。サイクリングについては、土地サイクリングの拡張としてタイプ・サイクリングが登場した。
キーワード行動の概念が定義され、以前から存在する「再生(する)」や「占術(を行う)」、新たに登場した「消術(を行う)」などがまとめられた。
サイクルとしては、過去の伝説のクリーチャーの子孫を表した、壮大を持つ伝説のクリーチャー・サイクルや、コストの支払いを未来に行う契約サイクルが代表的。過去や未来に存在するクリーチャーをほぼそのまま産み出すスペルシェイパー、解決時に再び待機状態に戻る待機カードといったサイクルもある。願いも新たに1枚追加された。
- 発売時点で意味を持たない記述としては、ルール用語の「組み立てる/assemble」や、アーティファクト・タイプの「からくり」(このサブタイプを持つカードは存在していない)、注釈文のみに出てくるカード・タイプ「プレインズウォーカー」など。そのうち、プレインズウォーカーはローウィンでカードが登場し、意味を持つようになった。
その他メカニズム
その他にも、以下の変わり種が初めて登場した。
- 混成マナ・シンボルを起動コストに含む起動型能力 → ウーコーの手下悪鬼/Henchfiend of Ukor、偶像の石塚/Graven Cairns
- 最初からタップ能力を持つエンチャント → 新たな精力/Second Wind、流動石の抱擁/Flowstone Embrace、魔女の霧/Witch's Mist
- パーマネントでもプレイヤーでもない「墓地のカード」にエンチャントするオーラ → 呪文織りの渦巻/Spellweaver Volute
- エンチャント・クリーチャー → 輝く透光/Lucent Liminid
- 土地・クリーチャー → ドライアドの東屋/Dryad Arbor
- マナ・コストに色マナを持つアーティファクト・クリーチャー → サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr
- 普通に場に出ていても意味が無く、墓地にある事で初めて効果を表すエンチャント → 黄泉からの橋/Bridge from Below
テーマデッキ
パッケージ・イラスト
デザイン
デザイン・チーム | Mark Rosewater (lead) |
Matt Cavotta | |
Devin Low | |
Mark Gottlieb | |
Ryan Miller | |
Zvi Mowshowitz | |
開発チーム | Mike Turian (lead) |
Matt Cavotta | |
Matt Place | |
Brian Schneider | |
アート・ディレクター | ? |
関連リンク
- 未来予知 注目のカード:白(タカラトミー、文:黒田正城)
- 未来予知 注目のカード:青
- 未来予知 注目のカード:黒
- 未来予知 注目のカード:赤
- 未来予知 注目のカード:緑
- 未来予知 注目のカード:その他
- 製品情報 (タカラトミー)