冬眠/Hibernation

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[[青]]の[[緑]]への[[色対策カード]]。[[対象]]をとることなく、緑を含む全ての[[パーマネント]]を[[手札]]に戻す(→[[バウンス]])。
  
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緑は展開力に優れる[[]]でありバウンスだけでは一時しのぎにしかならないが、これ1枚で複数のパーマネントを一度に戻せるため、緑デッキのスピードを大幅に削ぐことができる。また、戻した[[カード]][[対戦相手]]が再び[[プレイ]]する際に[[打ち消す]]機会も得られる。
  
同時期の[[スタンダード]]に存在した、[[破壊]]してしまう[[黒]]の[[非業の死/Perish]]と比べると、緑は展開力に優れる色であると言う事もあって[[バウンス]]だけでは確実性に劣るが、それでも当時の[[]]デッキにとっては[[ストンピィ]]等の緑の速攻デッキに対して大きく時間を稼げる[[カード]]と言う事で、[[サイドボード]]要員として重宝された。
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ただし、緑のパーマネントは[[クリーチャー]]が主体である。クリーチャーに対処する目的ならば、同時期の[[対緑カード]]には同じ3[[マナ]]に[[黒]]の[[非業の死/Perish]]があり、冬眠は[[全体除去]]を行うそちらに即効性と確実性の面で劣っている。
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*土地は基本的に[[無色]]なので[[森/Forest]]が手札に戻るようなことはない(何らかの方法で色を付けたり、[[ドライアドの東屋/Dryad Arbor]]のように元から緑である土地ならば手札に戻せる)。
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*このカードが強すぎないかどうかで開発チームの意見が分かれ、[[第8版]]に入れるべきか公式サイトでユーザーを対象にした投票が行われた。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb25 参考]
  
また、緑と言えば[[クリーチャー]]ではあるが、[[クリーチャー]]以外の[[パーマネント]][[手札]]に戻る。この点は、[[怨恨/Rancor]]が[[墓地]]に落ちずに一緒に手札に戻ってしまう等と言ったデメリットでもあれば、後述の[[コンボ]]で土地を一掃したりするのに使えるというメリットでもある。
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==利用==
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[[スタンダード]]現役当時の青[[デッキ]]にとっては、[[ストンピィ]]等の緑の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]に対して大きく時間を稼げるため[[サイドボード]]で重宝された。
  
*たまに勘違いしている人がいるが、[[土地]]は基本的に[[無色]]なので、[[森/Forest]]が手札に戻ったりするような事はない。もちろん何らかの方法で[[色]]を付けてやったり、[[ドライアドの東屋/Dryad Arbor]]のように緑である土地ならば手札に戻る。
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[[オデッセイ・ブロック]]期では、[[ワームの咆哮/Roar of the Wurm]][[獣群の呼び声/Call of the Herd]]などの緑[[トークン]]には[[除去]]として働く利点はあったものの、[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]][[藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper]]への有効な対策にはなりえなかった。
**かつては土地を含めたパーマネント全ての色を同時に変更出来るカードは存在しなかったが、複数枚のコンボならば[[空想+現実/Illusion+Reality|空想/Illusion]][[放射/Radiate]]とか[[幻影の影響/Sway of Illusion]][[自然の類似/Natural Affinity]]等で可能であった。特に後者の[[コンボ]]ならば色をつけるパーマネントの数を選択出来るので、相手の土地だけを全て戻すことも可能。
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***しかし[[絵描きの召使い/Painter's Servant]]の登場により、2枚で簡単に[[激動/Upheaval]]と同じ効果が得られるようになった。
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==コンボ==
*このカードが強すぎないかどうかで開発チームの意見が分かれ、[[第8版]]に入れるべきかどうか投票が行われたことがある。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb25 参考]
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色対策カードの常だが文章書き換えや色付けで[[コンボ]]が組める。
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;[[絵描きの召使い/Painter's Servant]]
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:緑を選べば[[激動/Upheaval]]と同効果。
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;[[臨機応変/Sleight of Mind]]など
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:選んだ1色のパーマネントを全てバウンス。
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;[[幻影の影響/Sway of Illusion]]
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:好きな数のクリーチャーをバウンス。
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:事前に[[クリーチャー化]]しておくと土地も戻せる。[[自然の類似/Natural Affinity]]などならば対戦相手の土地を全て戻すことも可能。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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*[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第8版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第7版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第7版]] - [[アンコモン]]
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2009年1月16日 (金) 11:19時点における版


Hibernation / 冬眠 (2)(青)
インスタント

すべての緑のパーマネントを、オーナーの手札に戻す。


への色対策カード対象をとることなく、緑を含む全てのパーマネント手札に戻す(→バウンス)。

緑は展開力に優れるでありバウンスだけでは一時しのぎにしかならないが、これ1枚で複数のパーマネントを一度に戻せるため、緑デッキのスピードを大幅に削ぐことができる。また、戻したカード対戦相手が再びプレイする際に打ち消す機会も得られる。

ただし、緑のパーマネントはクリーチャーが主体である。クリーチャーに対処する目的ならば、同時期の対緑カードには同じ3マナ非業の死/Perishがあり、冬眠は全体除去を行うそちらに即効性と確実性の面で劣っている。

  • 土地は基本的に無色なので森/Forestが手札に戻るようなことはない(何らかの方法で色を付けたり、ドライアドの東屋/Dryad Arborのように元から緑である土地ならば手札に戻せる)。
  • このカードが強すぎないかどうかで開発チームの意見が分かれ、第8版に入れるべきか公式サイトでユーザーを対象にした投票が行われた。→参考

利用

スタンダード現役当時の青デッキにとっては、ストンピィ等の緑のビートダウンデッキに対して大きく時間を稼げるためサイドボードで重宝された。

オデッセイ・ブロック期では、ワームの咆哮/Roar of the Wurm獣群の呼び声/Call of the Herdなどの緑トークンには除去として働く利点はあったものの、野生の雑種犬/Wild Mongrel藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopperへの有効な対策にはなりえなかった。

コンボ

色対策カードの常だが文章書き換えや色付けでコンボが組める。

絵描きの召使い/Painter's Servant
緑を選べば激動/Upheavalと同効果。
臨機応変/Sleight of Mindなど
選んだ1色のパーマネントを全てバウンス。
幻影の影響/Sway of Illusion
好きな数のクリーチャーをバウンス。
事前にクリーチャー化しておくと土地も戻せる。自然の類似/Natural Affinityなどならば対戦相手の土地を全て戻すことも可能。

関連カード

サイクル

ウルザズ・サーガ色対策カードサイクル

参考

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