妖艶な泥棒、コルメラ/Cormela, Glamour Thief
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==関連カード== | ==関連カード== |
2022年5月18日 (水) 02:06時点における版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ならず者(Rogue)
速攻
(1),(T):(青)(黒)(赤)を加える。このマナは、インスタントやソーサリーである呪文を唱えるためにしか支払えない。
妖艶な泥棒、コルメラが死亡したとき、あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカード最大1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
1マナ+タップで3マナを生み出せる伝説の吸血鬼・ならず者。ただし用途はインスタントやソーサリー限定。
自身が速攻を持つことから、5マナ出せる状況ならばこれ+3マナ分の呪文に繋ぐことが可能。生み出すのは貴顕廊一家/The Maestrosに関わる3色を各1つとバランスも良く、用途が限定されているとはいえ悪くない。これ自身が4マナの3色カードなのでマナ基盤の安定とするには不安も残るが、X火力と組み合わせれば差し引き2マナ分のマナ加速になるし、宝物から出したマナでこちらを出す場合はマナ基盤を安定させる役割を果たせる場合もあるだろう。
また、PIGで墓地からインスタントやソーサリー1枚を回収できる。こちらもカード・アドバンテージの損失を防げるシンプルに優秀な能力。
総じて、インスタント・ソーサリ-を多用するタイプのデッキにおいて、潤滑油と再利用を兼ねた活躍が期待できる。リミテッドでは呪文を多用しすぎるとバランスが悪くなるが、単に死亡誘発で除去を1度使い回せるだけでもそれなりに優秀。構築の場合は、登場時のスタンダードだと主に青赤に割り振られている、「インスタントやソーサリーを唱える」ことを条件としたカード群との相性が良好。吸血鬼とならず者も、それぞれイニストラード:真紅の契り、ニューカペナの街角で主要部族として抜擢されており、それらとのシナジーにも期待できるだろう。
関連カード
サイクル
ニューカペナの街角のアンコモンの弧3色の伝説のクリーチャーのサイクル。
- 雑集家、ラグレーラ/Lagrella, the Magpie(緑白青)
- 苦悶の占い師、クェザ/Queza, Augur of Agonies(白青黒)
- 妖艶な泥棒、コルメラ/Cormela, Glamour Thief(青黒赤)
- 磐石、ミスター・オルフィオ/Mr. Orfeo, the Boulder(黒赤緑)
- 舞台座一家の料理人、ロッコ/Rocco, Cabaretti Caterer(赤緑白)
ストーリー
コルメラ/Cormelaは、ニューカペナ/New Capennaの貴顕廊一家/The Maestrosに所属する吸血鬼/Vampireの工作員。女性(イラスト)。
色艶を盗むことはできない。人は妖艶であるか妖艶でないかのどちらかで、それは世界に踏み出したときに公言するものだ。コルメラはこのことをよく知っており、それに従って生きている。コルメラは妖艶で、優美で、豪奢だ――彼女は一つの光景であり、高街/Park Heightsの流行を動かす者であり、ザンダー卿/Lord Xander自らの個人的指導を受けた学芸員だ。
コルメラは高街に自分の画廊を持つプロだが、その収蔵品は少数で、頻繁に入れ替わる。熱心な若い芸術家は――彼女の同業者で、入団を切望する者たちは――最も前衛的で大胆で過激な作品を、まず彼女に提供する。コルメラのお気に入りの一つになることは、ニューカペナの話題になることだ。
だがこれがコルメラのすべてではない。まずもって貴顕廊であるコルメラは、ザンダー卿お気に入りの取得工作員の一人であり、どんなに厳重に守られた個人コレクションからも、持ち主に何ら怪しまれることなく作品を「回収」することができる。彼女の獲物となるのは、ザンダー卿との取引や契約を反故にしようとする者たち――いいカモだ。彼らは尊大で傲慢で純朴すぎるがために、この若く妖艶な流行発信者が殺人の天才でもあるなんて思いも寄らないのだ……。
登場作品・登場記事
- The Legends You'll Find in Streets of New Capenna/『ニューカペナの街角』の伝説たち(Feature 2022年4月22日 Miguel Lopez, Ari Zirulnik, and Grace Fong著)