Mox Lotus
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
7行: | 7行: | ||
*[[基本セット2010]]発売に伴うルール変更での[[マナ・バーン]]廃止により、このカードに印刷されている「あなたはマナ・バーンによりライフを失わない。」という[[能力]]は意味を持たなくなったが、その際に[[オラクル]]の更新が行われなかったため、長らくこの能力はそのままだった。その後[[Unstable]]発売に伴いようやくオラクル修正が行われたことで、この能力は削除された。 | *[[基本セット2010]]発売に伴うルール変更での[[マナ・バーン]]廃止により、このカードに印刷されている「あなたはマナ・バーンによりライフを失わない。」という[[能力]]は意味を持たなくなったが、その際に[[オラクル]]の更新が行われなかったため、長らくこの能力はそのままだった。その後[[Unstable]]発売に伴いようやくオラクル修正が行われたことで、この能力は削除された。 | ||
**マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを[[破壊]]されると、マナ・バーンで敗北してしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。 | **マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを[[破壊]]されると、マナ・バーンで敗北してしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。 | ||
− | * | + | *かつては、[[アン・ゲーム]]といえども[[X]][[呪文]]を唱えるときなどに[[数]]の指定に∞は使えず、有限数を指定する必要があったが、[[Unstable]]発売に際し[[Mark Rosewater]]に寄せられた[[古きバズバーク/Ol' Buzzbark]]に関する質問の回答を見るに、現在は可能であるようだ。[[古きバズバーク/Ol' Buzzbark]]の項も参照。 |
*100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率の[[マナフィルター]]であろう。タップ状態でもこの能力は使えるため、1番目の能力で生み出した無色の無限マナは、この能力で好きな色に変換できる。 | *100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率の[[マナフィルター]]であろう。タップ状態でもこの能力は使えるため、1番目の能力で生み出した無色の無限マナは、この能力で好きな色に変換できる。 | ||
**50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。 | **50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。 | ||
19行: | 19行: | ||
**ド肝を抜く性能とイラストのおかげで、やたら高値で取り引きされている。 | **ド肝を抜く性能とイラストのおかげで、やたら高値で取り引きされている。 | ||
**[[プレミアム・カード]]版は[[文章欄]]に[[透かし]]状で「∞」のマークが描かれている。([http://magiccards.info/uhaa/en/124.html プレミアム・カード画像]) | **[[プレミアム・カード]]版は[[文章欄]]に[[透かし]]状で「∞」のマークが描かれている。([http://magiccards.info/uhaa/en/124.html プレミアム・カード画像]) | ||
− | *期間限定で[[ | + | *期間限定で[[アン・カード]]も使用できる[[統率者戦]]では[[禁止カード]]に指定された。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アンヒンジド]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アンヒンジド]] - [[レア]] |
2022年12月23日 (金) 19:18時点における版
アンヒンジドらしい型破りな性能を誇る、ぶっ壊れマナ・アーティファクト。
15マナと異様な重さだが、それさえも霞む無限マナを生み出す起動型能力を持つ。本来、マジックのルールに「無限」というものは存在しないのだが、このカードは例外。さらにそれを色マナに変換することができる。したがって、マナ以外の追加コストが無いカードは何でも唱えることができるし、起動コストにマナしか必要としない起動型能力も何度でも起動できる。ただし、湧出/Upwellingなどが出ていない限りはフェイズやステップの終了時にマナ・プールは空になることには注意。
- 基本セット2010発売に伴うルール変更でのマナ・バーン廃止により、このカードに印刷されている「あなたはマナ・バーンによりライフを失わない。」という能力は意味を持たなくなったが、その際にオラクルの更新が行われなかったため、長らくこの能力はそのままだった。その後Unstable発売に伴いようやくオラクル修正が行われたことで、この能力は削除された。
- マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを破壊されると、マナ・バーンで敗北してしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。
- かつては、アン・ゲームといえどもX呪文を唱えるときなどに数の指定に∞は使えず、有限数を指定する必要があったが、Unstable発売に際しMark Rosewaterに寄せられた古きバズバーク/Ol' Buzzbarkに関する質問の回答を見るに、現在は可能であるようだ。古きバズバーク/Ol' Buzzbarkの項も参照。
- 100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率のマナフィルターであろう。タップ状態でもこの能力は使えるため、1番目の能力で生み出した無色の無限マナは、この能力で好きな色に変換できる。
- 50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。
- 歴代の大量マナを使うコンボデッキのほぼ全てのコンボパーツとなる。
- とりあえず修繕/Tinkerからでも戦場に出して、Johnny, Combo Playerでも使えば何でも揃えることができる。
- アンヒンジドらしくGleemaxを素出しするのも面白いだろう。
- 後世に、同等にぶっ壊れたカード・全知/Omniscienceが登場してしまった。トリプルシンボルではあるもののMox Lotusよりも軽い。
- Mox Lotusの全知に対する利点としては、マナを実際に発生させるので呪文以外のコストにも充当できること、キッカーなどの追加コストを支払えることが挙げられる。
- 不利な点としては、フェイズやステップをまたぐとマナ・プールが空になってしまうこと、マナ・コストの無いカードは唱えられないことが挙げられる。
- イラストは、Black LotusとMoxを合わせたような宝石で美しい。
- ド肝を抜く性能とイラストのおかげで、やたら高値で取り引きされている。
- プレミアム・カード版は文章欄に透かし状で「∞」のマークが描かれている。(プレミアム・カード画像)
- 期間限定でアン・カードも使用できる統率者戦では禁止カードに指定された。