道化の王笏/Jester's Scepter

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
13行: 13行:
 
[[バウンス]]出来るとなおよい。
 
[[バウンス]]出来るとなおよい。
  
*[[カード名]]が異なる場合でも起動は可能。その場合は特に効果を及ぼさず、取り除いたカードが[[オーナー]]の[[墓地]]へ戻る。
+
*[[カード名]]が異なる場合でも[[能力]]を[[プレイ]]する事は可能。その場合は単に[[打ち消し]]に失敗するだけで、取り除いたカードが[[オーナー]]の[[墓地]]へ戻る。
 
+
*[[バウンス]]などで一度[[場]]を離れて再度場に出た場合、以前取り除いた[[カード]]は[[起動コスト]]にあてる事は出来ない。一度領域を移動するともはやそれは別物なので、「道化の王笏(=自分自身)によって取り除かれたカード」に該当しなくなるからである。
*バウンスなどで一度[[場]]を離れ、再度場に出た場合、以前取り除いたカードは[[起動コスト]]にあてる事が出来ない。一度領域を移動するともはやそれは別物だからである。
+
 
*一度場を離れ再度場に出た場合でも、ゲームから取り除いたカードの確認は出来る。「それらのカードがゲームから取り除かれている限り、それらを見てもよい。」の効果がカードを取り除く能力の一部だからである。
 
*一度場を離れ再度場に出た場合でも、ゲームから取り除いたカードの確認は出来る。「それらのカードがゲームから取り除かれている限り、それらを見てもよい。」の効果がカードを取り除く能力の一部だからである。
**同様の理由で、他の[[プレイヤー]]がこれの[[コントロール]]を奪っても、そのプレイヤーはカードの表側を見ることはできない。
+
*他の[[プレイヤー]]がこれの[[コントロール]]を奪っても、その[[プレイヤー]]は[[カード]]の表側を見ることはできない。[[場]]に出たときの[[誘発型能力]]以外に、[[カード]]の表側を見ることを許可する[[能力]]が何も無いからである。
**どのカードを[[起動コスト]]に充てるかは、裏向きのまま[[無作為に]]決めることになる。
+
*通常は表側を見ることが出来るので、[[墓地]]に置くカードは任意に選ぶ事が出来る。しかし、表側を見ることができない[[プレイヤー]]が[[能力]]をプレイする場合、どのカードを[[起動コスト]]に充てるかは、裏向きのまま[[無作為に]]決めることになる。
 
*これを複数枚出したり複数回出したりした場合、どの王笏でどのカードを取り除いたかはっきり明確にしておかなければならない。
 
*これを複数枚出したり複数回出したりした場合、どの王笏でどのカードを取り除いたかはっきり明確にしておかなければならない。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[レア]]

2008年8月3日 (日) 07:26時点における版


Jester's Scepter / 道化の王笏 (3)
アーティファクト

道化の王笏が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーのカードを上から5枚、裏向きのまま追放する。あなたは、それらのカードが追放され続けているかぎり、それらを見てもよい。
(2),(T),道化の王笏により追放されたカードを1枚、オーナーの墓地に置く:呪文1つを対象とする。その名前がそのカードの名前と同じである場合、それを打ち消す。


「道化」シリーズ第3弾。(銀枠を含めると第4弾) ライブラリーそのものをいじる帽子、ライブラリーを使って手札をいじる仮面に続き、笏杖は「ライブラリーを使って呪文をいじる」カードとしての登場。 取り除いた5枚が相手への「切り札(ジョーカー)」となる、面白い作り。

使われる側からすると、何が取り除かれたか(打ち消されるか)判らないうえに、 デッキに4積みしてあるカードほど打ち消される可能性が高く、1枚差しのカードは取り除かれると痛い。 実に嫌らしいカードである。

使う側としては打ち消す事が可能になるカードが不確定でイマイチ安定性に欠けるのが難点だが、無色だけで使える打ち消しとしてはかなり軽く、採用の余地は充分にある。 また、置くだけでとりあえずライブラリーが削れるので、ライブラリー破壊などでは実によく機能する。 バウンス出来るとなおよい。

  • カード名が異なる場合でも能力プレイする事は可能。その場合は単に打ち消しに失敗するだけで、取り除いたカードがオーナー墓地へ戻る。
  • バウンスなどで一度を離れて再度場に出た場合、以前取り除いたカード起動コストにあてる事は出来ない。一度領域を移動するともはやそれは別物なので、「道化の王笏(=自分自身)によって取り除かれたカード」に該当しなくなるからである。
  • 一度場を離れ再度場に出た場合でも、ゲームから取り除いたカードの確認は出来る。「それらのカードがゲームから取り除かれている限り、それらを見てもよい。」の効果がカードを取り除く能力の一部だからである。
  • 他のプレイヤーがこれのコントロールを奪っても、そのプレイヤーカードの表側を見ることはできない。に出たときの誘発型能力以外に、カードの表側を見ることを許可する能力が何も無いからである。
  • 通常は表側を見ることが出来るので、墓地に置くカードは任意に選ぶ事が出来る。しかし、表側を見ることができないプレイヤー能力をプレイする場合、どのカードを起動コストに充てるかは、裏向きのまま無作為に決めることになる。
  • これを複数枚出したり複数回出したりした場合、どの王笏でどのカードを取り除いたかはっきり明確にしておかなければならない。

参考

QR Code.gif