未来予知

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未来予知

時のらせん次元の混乱に続く、時のらせんブロック3つめのエキスパンション(小型エキスパンションとしては2つめ)。

セット名からも分かるように、テーマは「未来」。ストーリーだけでなく、マジックというゲームそのものの数百年後までの未来を見通している。 そのため、タイムシフトキーワード能力もバリエーションに富んだものとなっており、今までありそうで無かったシステムが多い。 どことなく銀枠を思わせる部分もあり、中には現時点で意味を持たない記述を持つカードもある。

キーワード能力探査吸収オーラ交換城砦化激情墓地ストーム変形接死有毒と数が多いが、これらのほとんどが(発売時点で)1枚のカード専用のキーワードとなっている。新能力語壮大。 また、直前のラヴニカ・ブロックから、キーワード能力の予見移植狂喜召集発掘変成、能力語暴勇が再登場。 さらに、馴染み深い能力のいくつかがキーワード化され、いわゆる魂の絆能力が絆魂、いわゆる蜘蛛能力到達、「アンタッチャブル」が被覆となった。 キーワード行動の概念が定義され、以前から存在する「再生(する)」や「占術(を行う)」、新たに登場した「消術(を行う)」などがまとめられた。

  • 「あり得る未来を覗き込む」というこのセットのテーマから推測するに、新キーワード能力のなかには、これ以降頻繁に使われるものもあれば、何年後・何十年後になって本格的に登場するものもあるのだろう。ある意味、壮大なカード・プレビューを行なっているわけである。
  • 到達は、一部のカードとの相互作用が変化している。
  • サイクリングについては、土地サイクリングの拡張としてタイプ・サイクリングが登場した。

サイクルとしては、過去の伝説のクリーチャーの子孫を表した、壮大を持つ伝説のクリーチャー・サイクルや、コストの支払いを未来に行う契約サイクルが代表的。 過去や未来に存在するクリーチャーをほぼそのまま産み出すスペルシェイパー解決時に再び待機状態に戻る待機カードといったサイクルもある。 願いも新たに1枚追加された。

新しいカード・タイプとして部族、新しいアーティファクト・タイプとして城砦からくりが登場。

その他にも、以下の変わり種が初めて登場した。

 → ウーコーの手下悪鬼/Henchfiend of Ukor偶像の石塚/Graven Cairns

 → 新たな精力/Second Wind流動石の抱擁/Flowstone Embrace魔女の霧/Witch's Mist

 → 呪文織りの渦巻/Spellweaver Volute

  • エンチャント・クリーチャー

 → 輝く透光/Lucent Liminid

  • 土地・クリーチャー

 → ドライアドの東屋/Dryad Arbor

  • マナ・コストに色マナを持つアーティファクト・クリーチャー

 → サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr

  • 普通にに出ていても意味が無く、墓地にある事で初めて効果を表すエンチャント

 →黄泉からの橋/Bridge from Below

パッケージ・イラストは

2007年5月4日発売。全180種類。 エキスパンション・シンボルはデフォルメされた眼。



デザイン [#design]

デザイン・チーム Mark Rosewater (lead)
Matt Cavotta
Devin Low
Mark Gottlieb
Ryan Miller
Zvi Mowshowitz
開発チーム Mike Turian (lead)
Matt Cavotta
Matt Place
Brian Schneider
アート・ディレクター



関連リンク


参考

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