手札の上限
提供:MTG Wiki
2021年5月9日 (日) 03:02時点におけるIfnirBlack (トーク | 投稿記録)による版
手札の上限/Maximum Hand Sizeは、各プレイヤーに決められた、自分のクリンナップ・ステップを越えて持ち越すことができる手札の最大枚数である。カードによっては、手札の最大枚数や手札の許容最大数と訳されているものもある。
クリンナップ・ステップ開始時にアクティブ・プレイヤーの手札の枚数が手札の上限を超えている場合、そのプレイヤーは自分の手札が手札の上限に等しい枚数に減るまでカードを捨てる。これはターン起因処理でスタックを用いない。詳細はクリンナップ・ステップの項を参照。
手札の上限は通常7枚だが、何らかの効果によって変動する場合もある。複数の効果が手札の上限に影響を与える場合、タイムスタンプ順に効果を適用する(CR:613.11)。例えば、何らかの効果であなたの手札の上限が変更された後に有り余る無/Null Profusionを戦場に出した場合、有り余る無の能力はそれ以前の手札の上限を上書きする。思考をかじるもの/Thought Nibblerなどで手札の上限を増減する場合、それまでの手札の上限を基準に増減させる。
- 手札の上限が関係するのはクリンナップ・ステップの間のみであり、それ以外の時は手札に何枚カードがあってもよい。
- ヴァンガード戦のゲームでは、手札の上限は自分が使用しているヴァンガード・カードの手札補正子によって修整を受ける。
- 手札の上限に影響を与える効果は、長らくパーマネントの常在型能力にしか存在しなかったが、法務官の相談/Praetor's Counselを皮切りに、パーマネントとして残らないものも登場している。
- レンの書庫/Library of Leng、ボガーダンの金床/Anvil of Bogardan、呪文書/Spellbookの「あなたの手札の上限はなくなる」は、第6版でディスカード・フェイズが廃止されるまでは「ディスカード・フェイズを飛ばす」という能力であった。
手札の上限に影響を与えるカード
登場順。現在ストリクスヘイヴン:魔法学院まで対応。
固定
増加
カード名 | カード・タイプ | 手札の上限への影響 |
---|---|---|
信頼ある相談役/Trusted Advisor | クリーチャー | あなたの手札の上限は2多くなる。 |
水面院の巻物守り/Minamo Scrollkeeper | クリーチャー | あなたの手札の上限は1多くなる。 |
減少
カード名 | カード・タイプ | 手札の上限への影響 |
---|---|---|
思考をかじるもの/Thought Nibbler | クリーチャー | あなたの手札の上限は2少なくなる。 |
思考を食うもの/Thought Eater | クリーチャー | あなたの手札の上限は3少なくなる。 |
思考を貪るもの/Thought Devourer | クリーチャー | あなたの手札の上限は4少なくなる。 |
虻たかりの守銭奴/Gnat Miser | クリーチャー | 各対戦相手の手札の上限は1少なくなる。 |
蝗たかりの守銭奴/Locust Miser | クリーチャー | 各対戦相手の手札の上限は2少なくなる。 |
核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur | クリーチャー | 各対戦相手の手札の上限は7少なくなる。 |