掘葬の儀式/Unburial Rites

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2017年3月15日 (水) 04:25時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
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Unburial Rites / 掘葬の儀式 (4)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(白)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


1マナ重くなってフラッシュバックがついたゾンビ化/Zombify。フラッシュバックのコスト生命の息吹/Breath of Lifeと同じ。

過去に活躍したリアニメイト呪文と比べるとややコストが重い印象があるが、近年は釣る対象となりうるクリーチャーがますます重く強力になっているため、4~5マナでもそれ以上の価値のクリーチャーを戦場に出すことができるなら、相対的に割安と言ってもよいだろう。むしろ問題はフラッシュバックに対抗色が必要な点だが、色拘束自体は薄いのでさほど問題になりにくい。

強力クリーチャーの一本釣り一発で勝負を決めるデッキの場合、フラッシュバックの意義は薄いが、それでもカウンター手札破壊を撃たれたときの保険に役立つ。また、優秀クリーチャーを使い回してアドバンテージを稼ぐ、コントロール要素を重視した中~低速のデッキならば、1枚で2度撃てるためカード・アドバンテージにつなげやすい。いずれにせよ、フラッシュバックのおかげでかなり利便性は向上している。

また、ライブラリーを大量に削ることでクリーチャー・カード墓地に貯めるタイプのデッキでも、墓地から唱えることのできるリアニメイト手段は価値が高い。

イニストラード・ブロック構築スタンダードでは、人間リアニメイトFritesなどのリアニメイト系コンボデッキキーカードとして活躍。さらには太陽拳黒緑白リアニメイト白黒赤リアニメイトなど、リアニメイト要素を組み込んだコントロールデッキも多数生み出した。

モダンでは、けちな贈り物/Gifts Ungivenとのコンボが有名(けちな贈り物/Gifts Ungivenを参照)。フラッシュバックを前提にしていることから黒マナが必要ないため、青白トロンのようなを含まないデッキにも組み込まれる。

戦慄の復活/Dread Return同様、フラッシュバックが様々な点で有効に働いている、優秀なリアニメイト呪文である。

  • 間違えやすいが、カード名は「葬」である。「堀(ほり)」とは、水路や都市防御に使うために地面に掘られた溝のこと。
    • 原語のUnburialは埋葬の意のBurialに反意語の接頭辞であるun-を付けた造語で、堀を示す要素はなにもない。そのため「埋葬」の反対をイメージした「葬」の誤植である可能性がある。
    • モダンマスターズ2017で再録された際、カード名が「掘葬の儀式」に変更された。
    • よく「葬」と書き間違われることがあるが、屈葬とは死体を手足を折り曲げた胎児のような姿勢で埋葬すること。

関連カード

サイクル

イニストラードフラッシュバック対抗色マナを要求する呪文サイクル。いずれもアンコモン

闇の隆盛フラッシュバック対抗色マナを要求する呪文サイクル。いずれもアンコモン

イニストラードのサイクルはカラー・ホイールの2つ左ののマナを、闇の隆盛のサイクルは2つ右の色のマナを要求する。

参考

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