ドワーフ
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ドワーフ/Dwarfは、クリーチャー・タイプの1つ。屈強かつ器用な小人。
クリーチャー — ドワーフ(Dwarf) 兵士(Soldier)
ドワーフ兵士が1体以上のオーク(Orc)をブロックするか、1体以上のオークによってブロックされた状態になるたび、ドワーフ兵士はターン終了時まで+0/+2の修整を受ける。
2/1伝説のクリーチャー — ドワーフ(Dwarf) 操縦士(Pilot)
あなたがコントロールする他のドワーフ(Dwarf)は+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする各機体(Vehicle)はそれぞれ、それがクリーチャーであるかぎり+1/+1の修整を受ける。
模範操縦士、デパラがタップ状態になるたび、あなたは(X)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーの一番上からカードをX枚公開し、その中からすべてのドワーフ・カードと機体カードをあなたの手札に加え、その後残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
初出はリミテッド・エディション。山に暮らすクリーチャーとしてはゴブリンやドラゴンに次いでファンタジーにおける定番種族と言えるが、マジックにおいてはゴブリンとP/Tが競合することもあって彼らほどの出番には恵まれていない。オデッセイ・ブロックでは赤の主要種族として取り上げられ数を増やしたものの、続くオンスロート・ブロックでは再びゴブリンなどの影に埋もれてしまった。その後も目立たないながらも、飛び飛びでの登場が続いている。
- クリーチャー・タイプ大再編でIrini Sengirがドワーフに加わったが、同時に人間へ変更されたHunding GjornersenとReveka, Wizard Savantは設定上はドワーフであった。この後、2008年1月のオラクル改訂によりReveka, Wizard Savantは人間からドワーフに変更された。
基本的に、オデッセイ・ブロックまでのものとエルドレインの王権のものは赤、カラデシュ・ブロック以降(エルドレインの王権を除く)のものは白の種族として位置付けられており[1]、ほとんどが赤か白、あるいはそれらの多色に存在する。青単色と黒単色のドワーフも存在するが、緑のドワーフは存在しない。サイズは小さいが何らかの能力を持つものが多く、その分コストも高めであまり使い捨てにはされない。オークやゴブリンと敵対している種族とされ、その設定が活きているカードも散見される。
部族カードもいくつか存在している。小柄な種族ゆえにHeart WolfやDwarven Ponyのような「乗騎」となって支援してくれる動物や、フラーグのゴブリン/Goblins of the Flargのような「天敵」として参照されるものなど、フレイバーに富んだユニークなものが目立つ。ロードとして模範操縦士、デパラ/Depala, Pilot Exemplarも存在する。
ドワーフ・トークンを生成するカードとしてドワーフの鉱山/Dwarven Mineが存在する。
伝説のドワーフはエルドレインの王権現在7枚存在する(「伝説の(Legendary)・ドワーフ(Dwarf)」でWHISPER検索)。
ストーリー
エルフと同じく『指輪物語』を始めとしたファンタジーおなじみの種族で、『白雪姫』の7人の小人もドワーフである。
- 『指輪物語』のドワーフの性別は見分けづらいという設定があるが(女性のドワーフにもひげが生えるとされる)、マジックにおいては見分けることができる。
脚注
- ↑ Odds & Ends: Kaladesh, Part 2/こぼれ話:『カラデシュ』 その2(Making Magic 2016年10月17日 Mark Rosewater著)
参考
- Thirty-Two Short Columns About Dwarves(ドワーフについての小話集 2005年11月21日 Mark Rosewater著)
- ドワーフに関する32の小コラム前編 後編(上記事の邦訳)
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- クリーチャー・タイプ解説