微光地/Glimmerpost

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Glimmerpost / 微光地
土地 — 神座(Locus)

微光地が戦場に出たとき、あなたは戦場に出ている神座(Locus)1つにつき1点のライフを得る。
(T):(◇)を加える。


雲上の座/Cloudpostに続く、2枚目の神座。こちらは神座の数だけCIPライフ回復する。

12postのように専用デッキを組んで使われた雲上の座と比較すると地味な効果。4枚とも出した時には合計で10点のライフをられるが、ただデッキに入れただけでは4枚引く期待値は低い。かと言ってサーチカードコピーカードをそれだけのために採用するにはメリットが少なすぎる。

このカードの大きな利点は神座である事とは別に、マナが出るアンタップイン土地である事にある。通常ライフを得るためだけのカードは、よほど劇的な効果を持つものでない限り、採用される事が少ない。

しかし微光地は基本土地と比べて色マナが出ないという点以外にデメリットがほぼ無く、テンポを損なわずにライフを上乗せ出来る。そのためデッキによっては単純に基本土地4枚と差し替える形で4枚積みされる事もあるだろうし、そうでなくても場合によっては1枚だけでも意味があると言う点が雲上の座よりも優れている(後述)。

利用

コントロールデッキ
2色以上になると色事故の可能性が高まるため、ほぼ単色デッキでの使用に限られるが、普通に土地をプレイしていくだけでライフを上乗せでき、息の長いコントロール戦略に合致する。
スーサイド系デッキ
ライフをリソースとするデッキは、運用出来るライフの量が増える事により、よりアグレッシブに動けるようになる。
特にスーサイドブラウンでは、たった1枚出すだけでもファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processorで20点のライフ支払うことが可能になり、対戦相手を一撃で倒せるようになる。このデッキは茶単であるため色マナが出なくてもほとんど問題にならないという点でも相性がよい。
ネクロバーゲン系デッキ
こちらもスーサイド系のデッキと同じくライフをリソースとするデッキだが、スーサイドブラウンのように1点のライフで劇的に変わると言う事があまり無い代わりに、デッキの性質上4枚とも引ける可能性が高く、強力なサポートになり得る。
ただし、これらのデッキは往々にしてコンボデッキであり4枚も土地を置いている暇が無かったり、コンボでないネクロデッキは単色ではあるものの色拘束がきついカードを多く使っていたりするので、デッキ構築には注意を要する。
白黒アリーナドレインのようなデッキにはうってつけのカードと言えるかも知れない。
バーンドネイトピットサイクルなどへの対策
これらのような、ライフを20点ぴったり削るように設計されているデッキは、たった1点回復されるだけでも致命傷になり得るため、それらのデッキへの効果的な対策カードとなり得る。
特定デッキへのメタ的な使用法だが、色マナが出ない点に目を瞑れるならばメインデッキから採用しても問題がない点も強み。また、1枚出すだけでも十分な効果があり、必ずしも4枚積まなければならないという事も無いので、デッキ構築に無理をかけないのも嬉しい。
雲上の座デッキ
従来の、神座が雲上の座だけのデッキの場合、サーチカードやヴェズーヴァ/Vesuva等を併用して雲上の座を確実に揃える方法を取っていたが、微光地により神座そのものを8枚体制にすれば、そこまでデッキを特化させずとも3マナ4マナと出せる。雲上の座の安定化だけでなく、微光地の回復量増加も大きい。
雲上の座を利用するデッキは、雲上の座が無色マナしか出さない事から元々色マナに依存しない構成になっているので、微光地も無理なくデッキに入れられる。

関連カード

神座土地タイプを持つカード

同様のCIP能力を持つカード

参考

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