けちな贈り物/Gifts Ungiven

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*3枚以下のカードを探すことも適正である。その場合、探したカードから選ばれた2枚を墓地に置き、残りのカードを手札に加える。
 
*3枚以下のカードを探すことも適正である。その場合、探したカードから選ばれた2枚を墓地に置き、残りのカードを手札に加える。
**2枚以下のカードを探すと、手札にはカードが1枚も入らない。しかし、「確実に墓地に落としたい」カードを探す時は有益であり、たとえば[[青白トロン#モダン|モダンの青白トロン]]の場合、[[堀葬の儀式/Unburial Rites]]と[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]だけを選ぶ[[プレイング]]がある。
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**2枚以下のカードを探すと、手札にはカードが1枚も入らない。しかし、「確実に墓地に置きたい」カードを探す時は有益であり、たとえば[[青白トロン#モダン|モダンの青白トロン]]の場合、[[堀葬の儀式/Unburial Rites]]と[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]だけを選ぶ[[プレイング]]がある。
 
**2013年1月の[[オラクル]]更新までは「最大」の文言がなかったが、[[探す]]カードに条件がついているので、4枚のうちの一部または全部を「見つからなかった」ことにして、「見つかった」カードを3枚以下にすることができた。そのため、機能自体はオラクル更新前から変わっていない。
 
**2013年1月の[[オラクル]]更新までは「最大」の文言がなかったが、[[探す]]カードに条件がついているので、4枚のうちの一部または全部を「見つからなかった」ことにして、「見つかった」カードを3枚以下にすることができた。そのため、機能自体はオラクル更新前から変わっていない。
 
*[[冠雪の島/Snow-Covered Island]]と[[島/Island]]は別の名前なので、4枚のうち2枚に同じ色の[[基本土地]]を選択することが可能である。
 
*[[冠雪の島/Snow-Covered Island]]と[[島/Island]]は別の名前なので、4枚のうち2枚に同じ色の[[基本土地]]を選択することが可能である。
*この手の多くのカードと異なり、対戦相手を対象に取る。つまり、2人対戦で[[象牙の仮面/Ivory Mask]]を出されると[[唱える|唱え]]られなくなるので注意。
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*対戦相手を対象に取るため、2人対戦で[[象牙の仮面/Ivory Mask]]を出されると[[唱える|唱え]]られなくなるので注意。
  
 
2004年12月23日より[[プリズマティック]]で[[禁止カード]]に指定された。2007年6月20日より[[ヴィンテージ]]で[[制限カード]]に指定された。2009年7月1日より[[司令官戦]]で禁止カードに指定された([[統率者戦]](EDH)では2009年6月20日より禁止)。
 
2004年12月23日より[[プリズマティック]]で[[禁止カード]]に指定された。2007年6月20日より[[ヴィンテージ]]で[[制限カード]]に指定された。2009年7月1日より[[司令官戦]]で禁止カードに指定された([[統率者戦]](EDH)では2009年6月20日より禁止)。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
*[[直観/Intuition]]の修正版。[[探す]]カードが4枚、[[手札]]に加わるカードが2枚に増えたが、[[カード名|同名]]カードは1枚しか選べなくなった。また[[マナ・コスト]]や[[カード・タイプ]]、[[対戦相手]]に選択を迫る点では[[嘘か真か/Fact or Fiction]]を彷彿とさせる。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mg140 Gifts Rapt]、[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/cotd/0805 Card of the Day 2005/08/16]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200508.shtml 邦訳])参照)
 
*[[直観/Intuition]]の修正版。[[探す]]カードが4枚、[[手札]]に加わるカードが2枚に増えたが、[[カード名|同名]]カードは1枚しか選べなくなった。また[[マナ・コスト]]や[[カード・タイプ]]、[[対戦相手]]に選択を迫る点では[[嘘か真か/Fact or Fiction]]を彷彿とさせる。(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mg140 Gifts Rapt]、[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/cotd/0805 Card of the Day 2005/08/16]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200508.shtml 邦訳])参照)
*[[エルドラージ覚醒]]では、[[緑]]版で[[土地]]限定の[[未知な領域/Realms Uncharted]]が登場した。
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*[[エルドラージ覚醒]]では、[[緑]][[土地]]限定の[[未知な領域/Realms Uncharted]]が登場した。
  
 
==参考==
 
==参考==

2013年8月31日 (土) 02:49時点における版


Gifts Ungiven / けちな贈り物 (3)(青)
インスタント

対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを最大4枚まで探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。


その名を冠したけちコントロールの主軸として各種フォーマットで大活躍した、強力なサーチカード

手札に来るカードは対戦相手によって決められてしまう。単純に考えれば、デッキの3番目と4番目に強いカードを引っ張ってこられる効果だと言える。しかし、カードを墓地から回収するカード2枚+必要なカード2枚とサーチしてくることで、実質的に必要なカードを2枚サーチできる効果とする事ができる。

当時のスタンダードでは永遠の証人/Eternal Witness回収/Reclaim喚起/Recollectなどとコンビを組んだ。ヴィンテージでは、欲しいカード+埋め合わせ/RecoupまたはRegrowthヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willとサーチすることができる。またエターナル全般において、コントロールデッキを中心に、壌土からの生命/Life from the Loam土地回顧カードをサーチする使い方も多い。他、ウルザランド2枚と世界のるつぼ/Crucible of Worldsトレイリア西部/Tolaria Westをサーチする事で、3種類の内2種類をそろえる事ができるので、既に1枚コントロールしている状況なら3種類が揃う。

あるいは、特に墓地回収カードを仕込まなくとも、似た役割のカードを4種類(例えば、クリーチャーを除去したいときにクリーチャー除去4種類)選んでも、理想の展開に繋げることができる。デッキに除去が4種類入っている必要はあるが、これなら回収カードを唱えるためのマナが不要となる。

  • 3枚以下のカードを探すことも適正である。その場合、探したカードから選ばれた2枚を墓地に置き、残りのカードを手札に加える。
    • 2枚以下のカードを探すと、手札にはカードが1枚も入らない。しかし、「確実に墓地に置きたい」カードを探す時は有益であり、たとえばモダンの青白トロンの場合、堀葬の儀式/Unburial Ritesエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaだけを選ぶプレイングがある。
    • 2013年1月のオラクル更新までは「最大」の文言がなかったが、探すカードに条件がついているので、4枚のうちの一部または全部を「見つからなかった」ことにして、「見つかった」カードを3枚以下にすることができた。そのため、機能自体はオラクル更新前から変わっていない。
  • 冠雪の島/Snow-Covered Island島/Islandは別の名前なので、4枚のうち2枚に同じ色の基本土地を選択することが可能である。
  • 対戦相手を対象に取るため、2人対戦で象牙の仮面/Ivory Maskを出されると唱えられなくなるので注意。

2004年12月23日よりプリズマティック禁止カードに指定された。2007年6月20日よりヴィンテージ制限カードに指定された。2009年7月1日より司令官戦で禁止カードに指定された(統率者戦(EDH)では2009年6月20日より禁止)。

主なデッキ

関連カード

参考

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