ウルザの保育器/Urza's Incubator

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ある意味[[ウルザ・ブロック]]の[[部族]]システムのカード。
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[[ウルザ・ブロック]]の[[部族 (俗称)|部族]]システムのカード。
ただ、[[エルフ]]や[[ゴブリン]]などデッキの[[クリーチャー・タイプ]]を統一して構築した場合、九分九厘[[ウィニー]]として仕上がるため、この[[アーティファクト]]が入る余地はまずないといえる。
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[[マナ・コスト]]に色マナを含まない[[アーティファクト・クリーチャー]]であれば[[コスト]]が(0)まで減少し得るので[[ウィニー]]でも有効、と言うか何らかの[[コンボ]]的使用方法がありそうなものだが、これが出た当時は[[アーティファクト・クリーチャー]][[クリーチャー・タイプ]]を持つのは一般的ではなかった為、コンボが成立しなかった。
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[[クリーチャー]]を続々と展開する[[デッキ]]に向いているが、[[エルフ]][[ゴブリン]]などデッキの[[クリーチャー・タイプ]]を統一して構築した場合、九分九厘[[ウィニー]]として仕上がるため、この[[アーティファクト]]が入る余地はまずないといえる。[[マナ・コスト]]に色マナを含まない[[クリーチャー]]であれば、[[コスト]]が(0)まで減少し得るので何らかの[[コンボ]]的使用方法がありそうなものだが、これが出た当時は[[アーティファクト・クリーチャー]]がクリーチャー・タイプを持つのは一般的ではなかったため、コンボが成立しなかった。
[[アーティファクト・クリーチャー]][[クリーチャー・タイプ]]を持つのが標準となった今なら使い道はいろいろある。例えば、[[アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar]]と2枚の[[マイアの回収者/Myr Retriever]]と組み合わせることで[[無限マナ]]を発生できる。
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*[[食物連鎖/Food Chain]]と並ぶと、部族クリーチャーが大量のマナ供給源と化す。
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現在ではアーティファクト・クリーチャーもクリーチャー・タイプを持つのが標準となり、[[エルドラージ]]も登場したため様々な使い道がある。例えば、[[アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar]]と2枚の[[マイアの回収者/Myr Retriever]]と組み合わせることで[[無限マナ]]を発生できる。
2マナ軽くして場に出し、生け贄で1マナ多く出すので、手札のクリーチャー1体につき3マナも生み出すことになる。
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*大型だったり、マイナーだったりする[[クリーチャー・タイプ]]をテーマとした[[カジュアルプレイ|カジュアル]]・デッキでは使われたりする。[[天使]]とか[[ドラゴン]]とか[[エレメンタル]]とか[[ワーム]]とか・・・。
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*[[食物連鎖/Food Chain]]と並ぶと、部族クリーチャーが大量の[[マナ]]供給源と化す。2マナ軽くして[[戦場に出す|戦場に出し]]、食物連鎖で[[追放]]することでマナ・コストより1マナ多く出すので、手札のクリーチャー1体につき3マナも生み出すことになる。
**特に天使は同ブロックに[[法の声/Voice of Law]]等の4マナ域があったので、1ターン目に[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]からこれが出てくると次のターンからわらわら出てくることもあった。
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*大型だったり、マナを大量に使うクリーチャー・タイプをテーマとした[[カジュアルプレイ|カジュアル]]・デッキでは使われたりする。[[天使]][[ドラゴン]][[ワーム]][[スリヴァー]]など。
**かなりマナを使う[[スリヴァー]]デッキではこれがあると無いとでは動きがかなり違う。
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**特に天使は同ブロックに[[法の声/Voice of Law]]などの4マナ域があったので、1ターン目に[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]からこれが出てくると次のターンからわらわら出てくることもあった。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[コスト減少カード]]
 
*[[ウルザ/Urza]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ウルザ/Urza]]([[背景世界/ストーリー用語]])
*[[カード個別評価:ウルザブロック]]
+
*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[レア]]
 +
*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[神話レア]]

2022年12月19日 (月) 22:05時点における最新版


Urza's Incubator / ウルザの保育器 (3)
アーティファクト

ウルザの保育器が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
選ばれたタイプのクリーチャー呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。


ウルザ・ブロック部族システムのカード。

クリーチャーを続々と展開するデッキに向いているが、エルフゴブリンなどデッキのクリーチャー・タイプを統一して構築した場合、九分九厘ウィニーとして仕上がるため、このアーティファクトが入る余地はまずないといえる。マナ・コストに色マナを含まないクリーチャーであれば、コストが(0)まで減少し得るので何らかのコンボ的使用方法がありそうなものだが、これが出た当時はアーティファクト・クリーチャーがクリーチャー・タイプを持つのは一般的ではなかったため、コンボが成立しなかった。

現在ではアーティファクト・クリーチャーもクリーチャー・タイプを持つのが標準となり、エルドラージも登場したため様々な使い道がある。例えば、アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarと2枚のマイアの回収者/Myr Retrieverと組み合わせることで無限マナを発生できる。

[編集] 参考

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