ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord

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Jarad, Golgari Lich Lord / ゴルガリの死者の王、ジャラド (黒)(黒)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) エルフ(Elf)

ゴルガリの死者の王、ジャラドは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき+1/+1の修整を受ける。
(1)(黒)(緑),他のクリーチャーを1体生け贄に捧げる:各対戦相手はそれぞれ、生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のライフを失う。
沼(Swamp)1つと森(Forest)1つを生け贄に捧げる:あなたの墓地にあるゴルガリの死者の王、ジャラドをあなたの手札に戻す。

2/2

ラヴニカ・ブロックの物語中に死亡したものの、自らをゾンビにして蘇った伝説のエルフ屍術師/Necromancer。ちなみに前ゴルガリ団総帥であるゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgariの弟である。

基本性能は2/2と控えめだが、霊の花輪/Wreath of Geists能力でどんどん大きくなれるし、ストーリー通りの自らを蘇らせる能力もあるため、戦力としてはなかなか強力。そのうえ他のクリーチャー投げる能力まで持っており、攻撃できない状況でも対戦相手ライフを脅かすことができる。黒緑ビートダウンアタッカー枠にうってつけと言える。

墓地参照能力といい、戦場のクリーチャーを墓地送りにして墓地肥やすことができる能力といい、どちらもゴルガリ団のカードシナジーが豊富である点も見逃せない。例えば活用持ちクリーチャーを投げて、適当な対象に活用して、それをまた投げるだけで、相当な量のライフ削ることができる。単純なコンボだが、リミテッドでは必勝パターンのひとつとなる。

問題は、ダブルシンボルという色拘束の強さと、それぞれの能力に必要なコストが若干重いため、よほどマナ基盤がしっかりしていないと安定した運用が難しいことか。特に3番目の能力は土地を2つも失ってしまうため、起動して手札回収したものの唱えられなくなってしまう可能性も低くない。

  • 墓所這い/Gravecrawlerとのコンボはなかなか凶悪。ジャラド自身がゾンビであり墓所這いを墓地から唱える条件を満たせるので、2番目の能力で投げては墓地から唱え戻すことを繰り返せる。
  • イゼットvsゴルガリに先行収録されたカードの1つ。特にこれはプレミアム・カード仕様で、ゴルガリデッキの顔という扱いで収録された。

関連カード

サイクル

ラヴニカへの回帰ブロックの各ギルド/Guildの指導者のサイクル。いずれも伝説のクリーチャーであり、マナ・コストに対応した色マナをそれぞれ2つずつ含む。

参考

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