デーモン

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初出は[[リミテッド・エディション]]の[[奈落の王/Lord of the Pit]]と[[Demonic Hordes]]。[[黒]]の[[大型クリーチャー]]の代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があったクリーチャー・タイプである。後に[[オラクル]]が更新されたものを除けば、[[基本セット]]では[[第6版]]から[[第8版]]まで、[[エキスパンション]]では[[アライアンス]]から[[ジャッジメント]]までには収録されなかった。しかし[[オンスロート]]以降は各[[ブロック (総称)|ブロック]]や基本セットごとに少なくとも1枚のデーモンが収録されるのが慣例となっており、現在では黒の[[象徴的クリーチャー]]に位置付けられている。[[神河ブロック]]や[[イニストラード・ブロック]]では多くのデーモンが追加されたほか、[[アヴァシンの帰還]]では初めて[[コモン]]枠のデーモンが追加された。[[カルドハイム]]では[[イマースターム/Immersturm]]([[黒赤]])の主要[[種族]]に選ばれた。
 
初出は[[リミテッド・エディション]]の[[奈落の王/Lord of the Pit]]と[[Demonic Hordes]]。[[黒]]の[[大型クリーチャー]]の代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があったクリーチャー・タイプである。後に[[オラクル]]が更新されたものを除けば、[[基本セット]]では[[第6版]]から[[第8版]]まで、[[エキスパンション]]では[[アライアンス]]から[[ジャッジメント]]までには収録されなかった。しかし[[オンスロート]]以降は各[[ブロック (総称)|ブロック]]や基本セットごとに少なくとも1枚のデーモンが収録されるのが慣例となっており、現在では黒の[[象徴的クリーチャー]]に位置付けられている。[[神河ブロック]]や[[イニストラード・ブロック]]では多くのデーモンが追加されたほか、[[アヴァシンの帰還]]では初めて[[コモン]]枠のデーモンが追加された。[[カルドハイム]]では[[イマースターム/Immersturm]]([[黒赤]])の主要[[種族]]に選ばれた。
  
基本的には黒[[単色]]だが、他の[[色]]を含む[[多色]]にも存在するため各色に存在する。[[赤]]単色のデーモンも4体存在する。例外はあるが、カードデザインの段階で[[コントローラー]]を傷つけるような[[ペナルティ能力]]が与えられることが多い<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/few-multiple-choice-words-2010-10-25-1 A Few Multiple-Choice Words](Makig Magic [[2010年]]10月25日 [[Mark Rosewater]])</ref>。
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基本的には黒[[単色]]だが、他の[[色]]を含む[[多色]]にも存在するため各色に存在する。[[赤]]単色のデーモンも4体存在する。[[ニューカペナの街角]]では[[ニューカペナ/New Capenna#一家/Family|一家/Family]]の首領として[[]]3色の[[伝説の]]デーモン・[[サイクル]]が登場した。
  
[[部族カード]]は神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる([[リリアナの契約/Liliana's Contract|悪魔との契約]]、[[内なる悪魔/Inner Demon|内なる悪魔の顕われ]]など)。また、[[名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper]]では[[デビル]][[インプ]]らと共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている。
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[[2010年]]時点ではカードデザインの段階で[[コントローラー]]を傷つけるような[[ペナルティ能力]]が与えられることが多かった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/few-multiple-choice-words-2010-10-25-1 A Few Multiple-Choice Words](Makig Magic [[2010年]]10月25日 [[Mark Rosewater]])</ref>。時代が下るにつれて純粋なメリット能力のみを持つデーモンも増えてきているが、それらの中にも[[ライフ]]の[[支払う|支払い]]や[[クリーチャー]]の[[生け贄に捧げる|生け贄]]などが[[起動コスト]]に含まれているケースが散見される。
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[[部族カード]]は神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる([[リリアナの契約/Liliana's Contract|悪魔との契約]]、[[内なる悪魔/Inner Demon|内なる悪魔の顕われ]]など)。また、[[敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary]]では[[デビル]]と、[[名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper]]ではそれに加えて[[インプ]]と共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている<ref>[[パワー・ワード・キル/Power Word Kill]]もデーモンとデビルを一纏めにするが、どちらかと言えば[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]世界観のデビルの設定に基づいたものである。詳細は[[デビル#フォーゴトン・レルム]]を参照。</ref>。
  
 
デーモン・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[Boris Devilboon]]や[[悪魔の顕現/Demonic Rising]]など複数存在する。多くは黒単色だが、赤単色と[[黒赤]]のものも存在する(→[[トークン一覧]])。
 
デーモン・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[Boris Devilboon]]や[[悪魔の顕現/Demonic Rising]]など複数存在する。多くは黒単色だが、赤単色と[[黒赤]]のものも存在する(→[[トークン一覧]])。
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デーモンに変化するカードとして[[ダクソスの苦悩/Daxos's Torment]]が、変化させるカードとして[[鬼の憑依/Oni Possession]]、[[内なる悪魔/Inner Demon]]、[[悪魔の抱擁/Demonic Embrace]]、[[鬼の刃/Blade of the Oni]]が存在する(→[[クリーチャー・タイプを変更するカード]])。
  
 
[[伝説の]]デーモン・[[カード]]は[[両面カード]]の[[第2面]]も含め、[[ニューカペナの街角]]現在36枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Demon 「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索])が、[[烏羅未の墳墓/Tomb of Urami]]の能力で生成される'''烏羅未'''/''Urami''・[[トークン]]を含めると32体存在することとなる。
 
[[伝説の]]デーモン・[[カード]]は[[両面カード]]の[[第2面]]も含め、[[ニューカペナの街角]]現在36枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Demon 「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索])が、[[烏羅未の墳墓/Tomb of Urami]]の能力で生成される'''烏羅未'''/''Urami''・[[トークン]]を含めると32体存在することとなる。
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詳細は[[デーモン/Demon]]を参照。
 
詳細は[[デーモン/Demon]]を参照。
  
==参考==
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==脚注==
 
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/demons-demons-d3m0nz1-2004-07-05 Demons! Demons! D3m0nZ!!1!](Feature 2004年7月5日 [[Brady Dommermuth]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/demons-demons-d3m0nz1-2004-07-05 Demons! Demons! D3m0nZ!!1!](Feature 2004年7月5日 [[Brady Dommermuth]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/where-have-all-demons-gone-2004-07-05 Where Have All The Demons Gone?](Making Magic 2004年7月5日 Mark Rosewater著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/where-have-all-demons-gone-2004-07-05 Where Have All The Demons Gone?](Making Magic 2004年7月5日 Mark Rosewater著)

2022年5月14日 (土) 04:08時点における版

デーモン/Demonは、クリーチャー・タイプの1つ。邪悪や暗黒を象徴する超常的存在。


Lord of the Pit / 奈落の王 (4)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、奈落の王以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。できない場合、奈落の王はあなたに7点のダメージを与える。

7/7


Abyssal Persecutor / 深淵の迫害者 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
あなたはゲームに勝利することはなく、あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない。

6/6


Griselbrand / グリセルブランド (4)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、絆魂
7点のライフを支払う:カードを7枚引く。

7/7

初出はリミテッド・エディション奈落の王/Lord of the PitDemonic Hordes大型クリーチャーの代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があったクリーチャー・タイプである。後にオラクルが更新されたものを除けば、基本セットでは第6版から第8版まで、エキスパンションではアライアンスからジャッジメントまでには収録されなかった。しかしオンスロート以降は各ブロックや基本セットごとに少なくとも1枚のデーモンが収録されるのが慣例となっており、現在では黒の象徴的クリーチャーに位置付けられている。神河ブロックイニストラード・ブロックでは多くのデーモンが追加されたほか、アヴァシンの帰還では初めてコモン枠のデーモンが追加された。カルドハイムではイマースターム/Immersturm黒赤)の主要種族に選ばれた。

基本的には黒単色だが、他のを含む多色にも存在するため各色に存在する。単色のデーモンも4体存在する。ニューカペナの街角では一家/Familyの首領として3色の伝説のデーモン・サイクルが登場した。

2010年時点ではカードデザインの段階でコントローラーを傷つけるようなペナルティ能力が与えられることが多かった[1]。時代が下るにつれて純粋なメリット能力のみを持つデーモンも増えてきているが、それらの中にもライフ支払いクリーチャー生け贄などが起動コストに含まれているケースが散見される。

部族カードは神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる(悪魔との契約内なる悪魔の顕われなど)。また、敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversaryではデビルと、名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopperではそれに加えてインプと共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている[2]

デーモン・トークン生成するカードはBoris Devilboon悪魔の顕現/Demonic Risingなど複数存在する。多くは黒単色だが、赤単色と黒赤のものも存在する(→トークン一覧)。

デーモンに変化するカードとしてダクソスの苦悩/Daxos's Tormentが、変化させるカードとして鬼の憑依/Oni Possession内なる悪魔/Inner Demon悪魔の抱擁/Demonic Embrace鬼の刃/Blade of the Oniが存在する(→クリーチャー・タイプを変更するカード)。

伝説のデーモン・カード両面カード第2面も含め、ニューカペナの街角現在36枚存在する(「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索)が、烏羅未の墳墓/Tomb of Uramiの能力で生成される烏羅未/Uramiトークンを含めると32体存在することとなる。

ストーリー

マジック:ザ・ギャザリングにおけるデーモンは黒マナに属する強大な存在である。山羊のような角に翼を持った、キリスト教における悪魔像に忠実な姿をしているものが中心だが、鬼/Oniやラクシャーサ/Rakshasaといった例外も多い。

詳細はデーモン/Demonを参照。

脚注

  1. A Few Multiple-Choice Words(Makig Magic 2010年10月25日 Mark Rosewater
  2. パワー・ワード・キル/Power Word Killもデーモンとデビルを一纏めにするが、どちらかと言えばダンジョンズ&ドラゴンズ世界観のデビルの設定に基づいたものである。詳細はデビル#フォーゴトン・レルムを参照。

参考

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