トンネル/Tunnel

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(関連カード)
 
(16人の利用者による、間の22版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Tunnel}}
 
{{#card:Tunnel}}
  
[[赤]]の得意な「[[壁]][[破壊]]」の呪文。ピンポイント過ぎる[[除去]]である。
+
[[赤]]の得意な「[[壁]][[破壊]]」の[[呪文]]。しかし、ピンポイント過ぎて使いづらい[[除去]]である。
  
[[火葬/Incinerate]]で倒せない[[Living Wall]][[骨の壁/Wall of Bone]]を倒せるが、それ以外の場合は他の火力を用意した方がよい。
+
*赤は[[クリーチャー]]を直接[[破壊]]するのは苦手な[[]]であるが、これは壁にトンネルを開通させて無力化させる、という赤らしいフレイバーとなっている。
 
+
*壁であることしか参照しないため、[[防衛]]を持たない壁でも破壊できる。[[多相]]持ちクリーチャーは代表例。
*[[]][[クリーチャー]]を直接[[破壊]]するのは苦手な色であるが、これは壁にトンネルを開通させて無力化させる、という赤らしいフレイバーとなっている。
+
*[[第5版]]では「[[倒壊の言葉/Word of Blasting]]に置き換える」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。
 +
*日本語で「トンネル」というと名詞でしかないので、[[インスタント]]呪文のカード名としてはやや違和感があるが、「Tunnel」にはトンネルを掘るという動詞としての意味もあるため、意味的には問題はない。もっとも{{Gatherer|id=226}}に描かれているのは工事の様子ではなく坑道だけなので、イラストと日本語のカード名との齟齬はさほど発生していないが。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
壁を破壊する赤のカードのバリエーション。
+
他に壁を無力化するカードとして[[巨大戦車/Juggernaut]]、[[アリ・ババ/Ali Baba]]、[[Marble Priest]]などが登場した。
 
+
===主な亜種===
*[[ゴブリン穴掘り部隊/Goblin Digging Team]] - [[生け贄]]でトンネルが打てるクリーチャー。
+
壁や防衛を持つクリーチャーを破壊する赤のカードのバリエーション。特筆のない限り、[[再生]]することは禁止しない。
*[[ドワーフ爆破作業班/Dwarven Demolition Team]] - [[タップ]]でトンネルが打てるクリーチャー。
+
;[[インスタント]]・[[ソーサリー]]
*[[爆破の魔道士/Blaster Mage]] - トンネルの[[スペルシェイパー]]
+
*[[倒壊の言葉/Word of Blasting]] - 破壊した壁の[[マナ総量]]分の[[ダメージ]]を[[与える]]。再生不可。([[アイスエイジ]])
*[[倒壊の言葉/Word of Blasting]] - 破壊した壁の[[マナ・コスト]]分のダメージを与える。
+
*[[混沌の魔除け/Chaos Charm]] - クリーチャー1体への1点[[火力]]、または[[速攻]]を付与するモードも併せ持つ。([[ミラージュ]])
 +
*[[障害排除/Clear a Path]] - 防衛を持つクリーチャーを破壊する。([[ドラゴンの迷路]])
 +
*[[摩損/Deface]] - 防衛を持つクリーチャーを破壊する。アーテイファクト1つを破壊するモードも併せ持つ。([[ラヴニカの献身]])
 +
*[[家の吹き飛ばし/Blow Your House Down]] - 最大3体のクリーチャーに[[ブロック制限]]を課し、壁であったら破壊する。([[エルドレインの王権]])
 +
*[[塵と化す/Smash to Dust]] - 防衛を持つクリーチャーを破壊する。対戦相手の各クリーチャーに1点火力、またはアーテイファクト1つを破壊するモードも併せ持つ。([[団結のドミナリア]])
 +
;[[内蔵]]したパーマネント
 +
:特筆しない限りクリーチャー。
 +
*[[ドワーフ爆破作業班/Dwarven Demolition Team]] - [[タップ能力]]で壁を破壊する。([[リミテッド・エディション]])
 +
*[[ゴブリン穴掘り部隊/Goblin Digging Team]] - [[生け贄に捧げる]]ことで壁を破壊する。([[ザ・ダーク]])
 +
*[[ゴブリンの石工/Goblin Masons]] - [[PIG]]能力で壁を破壊する。([[ウルザズ・デスティニー]])
 +
*[[爆破の魔道士/Blaster Mage]] - 再生可能なトンネルの[[スペルシェイパー]]。([[メルカディアン・マスクス]])
 +
*[[オーガの門壊し/Ogre Gatecrasher]] - [[ETB]]で[[防衛]]を持つクリーチャーを破壊する。([[ディセンション]])
 +
*[[グロータグの包囲抜け/Grotag Siege-Runner]] - 生け贄に捧げることで防衛を持つクリーチャーを破壊し、[[コントローラー]]に2点のダメージを与える。([[エルドラージ覚醒]])
 +
*[[包囲ドラゴン/Siege Dragon]] - ETBで全[[対戦相手]]の全壁を破壊する。([[基本セット2015]])
 +
*[[ようこそ……/Welcome to . . .]] - [[英雄譚]]。III章能力で全壁を破壊する。([[ジュラシック・ワールド・コレクション]]
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[アンコモン]]
+
*[[カード個別評価:リバイズド・エディション]] - [[アンコモン]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[アンコモン]]
+
*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[アンコモン]]

2023年12月26日 (火) 22:01時点における最新版


Tunnel / トンネル (赤)
インスタント

壁(Wall)1つを対象とし、それを破壊する。それは再生できない。


の得意な「破壊」の呪文。しかし、ピンポイント過ぎて使いづらい除去である。

  • 赤はクリーチャーを直接破壊するのは苦手なであるが、これは壁にトンネルを開通させて無力化させる、という赤らしいフレイバーとなっている。
  • 壁であることしか参照しないため、防衛を持たない壁でも破壊できる。多相持ちクリーチャーは代表例。
  • 第5版では「倒壊の言葉/Word of Blastingに置き換える」という理由で収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
  • 日本語で「トンネル」というと名詞でしかないので、インスタント呪文のカード名としてはやや違和感があるが、「Tunnel」にはトンネルを掘るという動詞としての意味もあるため、意味的には問題はない。もっともイラストに描かれているのは工事の様子ではなく坑道だけなので、イラストと日本語のカード名との齟齬はさほど発生していないが。

[編集] 関連カード

他に壁を無力化するカードとして巨大戦車/Juggernautアリ・ババ/Ali BabaMarble Priestなどが登場した。

[編集] 主な亜種

壁や防衛を持つクリーチャーを破壊する赤のカードのバリエーション。特筆のない限り、再生することは禁止しない。

インスタントソーサリー
内蔵したパーマネント
特筆しない限りクリーチャー。

[編集] 参考

QR Code.gif