ライブラリーアウト

提供:MTG Wiki

2015年11月11日 (水) 22:53時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

ライブラリーアウト (Library Out/Decked)とは、敗北条件の1つ、『カードがないライブラリーからカードを引こうとしたプレイヤーは、次にいずれかのプレイヤーが優先権を得る時にゲームに負ける。これは状況起因処理である。(CR:120.4)』の呼称。俗にデッキ切れ、山札切れとも言われる。

これをメインに据えて勝つデッキもあり、主に次の2つのパターンに分かれる。

  1. ライブラリー破壊(ライブラリーのカードを墓地に置いたり追放したりする効果)の呪文能力、もしくはドロー呪文を相手に撃つ。
  2. 自分だけドローを飛ばす手段を用意するか、ライブラリーを修復する手段を用意するかして、相手のライブラリーが自然に尽きるのを待つ(ロックを極めて投了させる)。

ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手のライフ戦場の状況に関係なく勝利できる手段である。そのため相手のデッキや動きに影響を受けづらいことが利点。

弱点は、その到達までのハードルがライフを削る勝ち方よりも高いところ。初期ライフは誰でも20点なのに対して、構築ならば、削らなければならないライブラリーはどんなに少なくても40枚以上。相手のドローなどである程度は自動的に削られるとは言っても、相当遠い。バベルのように極端に分厚いデッキの存在も厳しい点。

勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。たまにMoMaとか玉虫アルターのような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれもロックパーミッションの形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。トーナメントの場合は残り時間に注意。

参考

QR Code.gif