多元宇宙の突破/Breach the Multiverse

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プレイヤーの数に[[アドバンテージ]]が左右される[[効果]]の例に漏れず、[[多人数戦]]向けの[[呪文]]と言える。特に[[統率者戦]]は基本的に[[ハイランダー]]なので、墓地利用を用いる相手でなければ切削の恩恵も大きくなる。
 
プレイヤーの数に[[アドバンテージ]]が左右される[[効果]]の例に漏れず、[[多人数戦]]向けの[[呪文]]と言える。特に[[統率者戦]]は基本的に[[ハイランダー]]なので、墓地利用を用いる相手でなければ切削の恩恵も大きくなる。
  
[[リミテッド]]では単純に[[カード・アドバンテージ]]を獲得できること自体が有効。少々重いが対処に成功した対戦相手の[[ボムレア]]を利用できれば[[勝利]]は近い。前述の通り切削枚数が多く、場合によっては[[ライブラリーアウト]]も狙えるが、[[機械兵団の進軍]]における切削手段はこれ自身を含め、互いに切削を行うものが多いため、[[ライブラリー]]の枚数を回復されると逆に自分の首を絞める可能性がある点には注意。[[クリーチャー・タイプ]]にファイレクシアンを追加する効果も、ファイレクシアン・シナジーを持つ[[カード]]が多数存在する[[カード・セット]]ということで地味に嬉しい。
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[[リミテッド]]では文字通りのボムレア。適切なカードを蘇生すれば当然勝ちにつながるし、デッキが少ないリミテッドでは10枚の切削自体が勝利手段となりうる場合がある。当然ある程度運が絡むものの、リミテッドの性質上よほどひどく外れを引かない限りは最低2枚の[[カード・アドバンテージ]]を獲得できる。また機械兵団の進軍リミテッドは多次元宇宙の伝説カードのせいでボムクリーチャーが多い環境であるため、その点でも環境と合致しているといえる。重いカードだが、機械兵団の進軍リミテッドは顕著に遅い環境なので重さが問題になることは稀。なお、[[機械兵団の進軍]]における切削手段はこれ自身を含め、互いに切削を行うものが多いため、[[ライブラリー]]の枚数を回復されると逆に自分の首を絞める可能性がある点には注意。構築ではおまけに近い[[クリーチャー・タイプ]]にファイレクシアンを追加する効果も、ファイレクシアン・シナジーを持つ[[カード]]が多数存在する[[カード・セット]]ということで地味に活躍する。
  
 
==参考==
 
==参考==

2023年4月25日 (火) 21:40時点における版


Breach the Multiverse / 多元宇宙の突破 (5)(黒)(黒)
ソーサリー

各プレイヤーはそれぞれカード10枚を切削する。各プレイヤーにつきそれぞれ、そのプレイヤーの墓地にありクリーチャーやプレインズウォーカーであるカード1枚を選ぶ。それらのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。その後、あなたがコントロールしている各クリーチャーはそれぞれ、他のタイプに加えてファイレクシアン(Phyrexian)になる。


大規模な切削の後、各プレイヤーごとにクリーチャープレインズウォーカーを選んで戦場に出せるリアニメイト。クリーチャーをファイレクシアンにするおまけ付き。

2人対戦の場合、自分の墓地から1枚、対戦相手の墓地から1枚で合計2枚。1枚辺り3.5マナと登場時のリアニメイトとしては効率は良好だが、対戦相手のデッキにも依存する性質から不安定で、自分の墓地だけを活用するならより軽い手段がスタンダードの範囲にも存在する。他の墓地利用手段を併用している場合は枚数の多い切削で墓地を肥やす用途にも使えるが、これ自体が重いので唱える順序が前後しやすく、噛み合いは今ひとつ。ファイレクシアン・シナジーを使うなら最初から部族を揃えておけばよく、全ての要素が合致するデッキを作るのはなかなか難易度が高い。前述の通り効率は悪くないので、デッキタイプに左右されないフィニッシャーが活躍している環境において、墓地利用を多用するデッキのサイドボードに忍ばせておくといった形の運用になるだろうか。

プレイヤーの数にアドバンテージが左右される効果の例に漏れず、多人数戦向けの呪文と言える。特に統率者戦は基本的にハイランダーなので、墓地利用を用いる相手でなければ切削の恩恵も大きくなる。

リミテッドでは文字通りのボムレア。適切なカードを蘇生すれば当然勝ちにつながるし、デッキが少ないリミテッドでは10枚の切削自体が勝利手段となりうる場合がある。当然ある程度運が絡むものの、リミテッドの性質上よほどひどく外れを引かない限りは最低2枚のカード・アドバンテージを獲得できる。また機械兵団の進軍リミテッドは多次元宇宙の伝説カードのせいでボムクリーチャーが多い環境であるため、その点でも環境と合致しているといえる。重いカードだが、機械兵団の進軍リミテッドは顕著に遅い環境なので重さが問題になることは稀。なお、機械兵団の進軍における切削手段はこれ自身を含め、互いに切削を行うものが多いため、ライブラリーの枚数を回復されると逆に自分の首を絞める可能性がある点には注意。構築ではおまけに近いクリーチャー・タイプにファイレクシアンを追加する効果も、ファイレクシアン・シナジーを持つカードが多数存在するカード・セットということで地味に活躍する。

参考

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