心霊破/Psionic Blast

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[[マジック]]創世期に存在した一見[[青]]らしくない[[カード]]の1つで、青いカードでは非常に珍しい[[ダメージ]]による[[除去]][[呪文]]
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[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]黎明期に存在した一見[[青]]らしくない[[カード]]の1つで、青いカードでは非常に珍しい[[火力]][[呪文]]。自身にも[[ダメージ]][[与える|与え]]てしまう[[スーサイド]]要素は[[]][[]]の呪文のようであり、現在の青には、まさにあり得ない[[効果]]である。
相手にダメージを与えるだけではなく、自らもダメージを受ける[[効果]][[]][[]][[呪文]]のようであり、現在の青には、まさにあり得ない[[効果]]である。
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[[タイムシフト]]に伴い、[[除去]]が薄くなりがちな[[青]][[緑]]という色で活躍している。
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デメリットは付いているものの、3[[マナ]]で4点の[[インスタント]][[火力]]は非常に強力で、赤や黒の除去より[[プロテクション]]で防がれにくいのも長所である。また[[色拘束]]も緩いので、[[構築]]、[[リミテッド]]問わず使い易いカードとなっている。
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[[ペナルティ能力|ペナルティ]]は付いているものの、3[[マナ]]で4点の[[インスタント]]火力は非常に強力で、赤や黒の[[除去]]より[[プロテクション]]で防がれにくいのも長所である。また[[色拘束]]も緩いので、[[構築]]、[[リミテッド]]問わず使い易いカードとなっている。[[エターナル]]では[[意志の力/Force of Will]]の[[ピッチスペル|ピッチコスト]]にできる[[火力]]というのもメリット。
  
*創世期のマジックは[[テーブルトークRPG]]“ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ(D&D)”―当時は“アドバンスド・ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ(AD&D)”―第二版から多くのイメージを借用していた。D&Dには古くから一般の魔法とは異なる、サイオニクスという一種の超能力に関するルールがあり、サイオニクスをイメージさせる[[呪文]]が精神と関わりの深い[[青]]に収録されていた。
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*黎明期のマジックは[[テーブルトークRPG]]“[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]](D&D)”―当時は“アドバンスド・ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ(AD&D)”―第二版から多くのイメージを借用していた。D&Dには古くから一般の魔法とは異なる、サイオニクスという一種の超能力に関するルールがあり、サイオニクスをイメージさせる呪文が精神と関わりの深い青に収録されていた。
 
**[[Time Walk]]や[[超心霊体/Psionic Entity]]もサイオニクスらしいカード。
 
**[[Time Walk]]や[[超心霊体/Psionic Entity]]もサイオニクスらしいカード。
 
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**[[ニューカペナの街角]]でもカード名にpsionicを持つカードが収録されているが、そちらでは[[超常使いの詮索者/Psionic Snoop]]など、「超常使い」と訳されている。
*のち(なんと12年後の[[ラヴニカ:ギルドの都]])に、そのまま[[]]になった[[黒焦げ/Char]]が作られている。
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*12年後の[[ラヴニカ:ギルドの都]]に、そのまま赤になった[[黒焦げ/Char]]が作られている。
<!-- また、それにちなんでこちらは「青焦げ」と呼ばれている(もっとも、こちらの方が元祖なのだが)。
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*さらにその1年後、なんと自身が[[タイムシフト]]で[[再録]]されることとなった。[[時のらせんブロック]]期の[[スタンダード]]では[[除去]]が薄くなりがちな[[緑青]]で活躍している。
--この先、もしこれがそのまま[[黒]]になったカードが作られたら、なんと呼ぶつもりなのだろうか。 -->
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*さらにその1年後、なんと自身が[[タイムシフト]]で[[再録]]されることとなった。
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**それに伴い日本語版の[[カード名]]も与えられた。この日本語名は[[マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス]](正確には[[Magic: The Gathering Spells of The Ancients]])収録時の訳がそのまま踏襲されている。
 
**それに伴い日本語版の[[カード名]]も与えられた。この日本語名は[[マジック:ザ・ギャザリング オンラインプラス]](正確には[[Magic: The Gathering Spells of The Ancients]])収録時の訳がそのまま踏襲されている。
*名前を「心霊''波''」と間違える人が多い。
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***名前を「心霊'''波'''」と間違えられることが多い。
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***似た名前の[[心魂破/Soulblast]]というカードがあるがまったくの別物。
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*当時、知識不測の[[塚本俊樹]]を倒したカードである。[[ネクロポーテンス/Necropotence]]で[[稲妻/Lightning Bolt]]などの3点火力の圏外となるように4ライフ残して限界までドローしたところに叩き込まれた。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド(2nd)]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[アンコモン]]

2023年11月28日 (火) 09:36時点における最新版


Psionic Blast / 心霊破 (2)(青)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。心霊破はそれに4点のダメージを与え、あなたに2点のダメージを与える。


WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。

マジック黎明期に存在した一見らしくないカードの1つで、青いカードでは非常に珍しい火力呪文。自身にもダメージ与えてしまうスーサイド要素はの呪文のようであり、現在の青には、まさにあり得ない効果である。

ペナルティは付いているものの、3マナで4点のインスタント火力は非常に強力で、赤や黒の除去よりプロテクションで防がれにくいのも長所である。また色拘束も緩いので、構築リミテッド問わず使い易いカードとなっている。エターナルでは意志の力/Force of Willピッチコストにできる火力というのもメリット。

[編集] 参考

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