懲罰者カード

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
46行: 46行:
 
*[[束縛の皇子/Prince of Thralls]]([[アラーラの断片]])
 
*[[束縛の皇子/Prince of Thralls]]([[アラーラの断片]])
 
*[[ヴェクティスの威圧者/Vectis Dominator]]([[アラーラ再誕]])
 
*[[ヴェクティスの威圧者/Vectis Dominator]]([[アラーラ再誕]])
 +
*[[痛ましい苦境/Painful Quandary]]([[ミラディンの傷跡]])
 
*[[苛立たしい小悪魔/Vexing Devil]]([[アヴァシンの帰還]])
 
*[[苛立たしい小悪魔/Vexing Devil]]([[アヴァシンの帰還]])
 +
*[[殺戮の波/Killing Wave]](アヴァシンの帰還)
 
*'''[[貢納]]'''([[神々の軍勢]])
 
*'''[[貢納]]'''([[神々の軍勢]])
 
*[[殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter]](神々の軍勢)
 
*[[殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter]](神々の軍勢)
 
*[[通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage]]([[ニクスへの旅]])
 
*[[通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage]]([[ニクスへの旅]])
 
*[[寛大な拷問者/Indulgent Tormentor]]([[基本セット2015]])
 
*[[寛大な拷問者/Indulgent Tormentor]]([[基本セット2015]])
 +
*[[無情な処罰/Remorseless Punishment]]([[ゲートウォッチの誓い]])
 
*[[罪を誘うもの/Sin Prodder]]([[イニストラードを覆う影]])
 
*[[罪を誘うもの/Sin Prodder]]([[イニストラードを覆う影]])
 
*[[焼却の機械巨人/Combustible Gearhulk]]([[カラデシュ]])
 
*[[焼却の機械巨人/Combustible Gearhulk]]([[カラデシュ]])
58行: 61行:
 
*[[危険因子/Risk Factor]]([[ラヴニカのギルド]])
 
*[[危険因子/Risk Factor]]([[ラヴニカのギルド]])
 
*[[おとりの計略/Decoy Gambit]]([[統率者2020]])
 
*[[おとりの計略/Decoy Gambit]]([[統率者2020]])
 
+
*[[ターグリッドのランタン/Tergrid's Lantern]]([[カルドハイム]])
 +
{{サイクル/破滅の刻の責め苦}}
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[カードの俗称]]

2022年1月19日 (水) 15:49時点における版

懲罰者カード(Punisher Card)とは、オデッセイ・ブロックで登場した『〜(ダメージを受ける)ことを選ばない限り〜(効果)する。』といった効果を持ったカードの総称。くだけた言い方をすれば「〜〜されるのと、あなた自身がダメージを受けるの、どっちがいい?」と聞くようなカードである。


Browbeat / 怒鳴りつけ (2)(赤)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。どのプレイヤーも「怒鳴りつけは自分に5点のダメージを与える。」を選んでよい。誰もそうしなかったなら、そのプレイヤーはカードを3枚引く。


懲罰者/Punisherというメカニズム名は開発時からの呼称で、ルール上のキーワードではない。

解説

対戦相手に選択権を与えているためマナ・コストに対してダメージ、効果ともに大きくなっている。また、本来の色の役割ではない効果を与えられているものがある。ただし、本来の効果とダメージのどちらも効く状況でのみ有効に働くものが殆どである。

低速デッキでは直接火力スロットを割きたくないし、超速攻系のデッキでは選択不能な通常の火力を選択したい、というジレンマがあるため、使いどころが難しい。火炎破/Fireblastのような見えない脅威があれば話は別だが、環境柄それも望めない場合が多い。

対戦相手に最終的な選択権があるカードは弱いとされ、あまり使われていない(→山分けカード#相手に選択権のあるカードは弱い理由)。例外的に、どちらを選ばれても強力な怒鳴りつけ/Browbeatは広く使われ、その他にも溶岩のあぶく/Lava Blister、(自分への)焚書/Book Burningがデッキによっては使われた。

  • テキスト中にある「〜はそのプレイヤーに〜点ダメージを与える」の「そのプレイヤー」とは、その直前に書いてある「この効果を選択したプレイヤー」のことを指す。また、テキストのそれ以外の部分に「そのプレイヤー」という記述があったとき、それは「対象になっているプレイヤー」のことを指す。それぞれ指しているプレイヤーが違う場合があるので注意すること。特に焚書/Book Burningのテキストは勘違いしやすい。
  • リスティックの亜種とも言える。リスティックが相手にマナを要求する所を、懲罰者カードは相手にライフ(ダメージ)を要求している。

該当カード

以下10種が該当する。

また、若干テキストが異なるが、同ブロックの以下のカードも該当すると言っていいだろう。

さらに、このような「ライフか他効果かを相手に選ばせる」コンセプトは、これ以前/以降にも多数存在している(太字はメカニズム)。

破滅の刻の責め苦サイクルの各稀少度に1種類ずつ存在する垂直サイクル。

プレイヤー土地でないパーマネントを1つ生け贄に捧げるカード1枚を捨てるかしないかぎり、そのプレイヤーは3点のライフ失う」という効果を持つ。

デザイン初期では多くのカードが持つメカニズムであったが、あまり頻繁に使われるとゲームが画一的になるため、3枚(+1枚)まで減らされた(参考/翻訳)。

参考

QR Code.gif