戦慄衆の将軍、リリアナ/Liliana, Dreadhorde General

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[[灯争大戦]]で登場した、[[永遠衆/Eternal|戦慄衆/Dreadhorde]]を率いる[[リリアナ]]。自分の[[クリーチャー]]が[[死亡]]するとカードを引ける[[誘発型能力]][[トークン]]生成能力、各[[プレイヤー]]にクリーチャーを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げさせる]]能力、[[対戦相手]]に大量の[[パーマネント]]を生け贄に捧げさせる能力を持つ。
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[[灯争大戦]]のストーリーで[[永遠衆/Eternal|戦慄衆/Dreadhorde]]を率いる[[リリアナ]]。自分の[[クリーチャー]]が[[死亡]]すると[[カード]]を[[引く|引け]]る[[誘発型能力]]、クリーチャー・[[トークン]][[生成]]能力、各[[プレイヤー]]にクリーチャーを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]させる能力、[[対戦相手]]に大量の[[パーマネント]]を生け贄に捧げさせる能力を持つ。
  
 
;誘発型能力
 
;誘発型能力
:[[Rofellos]][[ドロー]]は強制。
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:[[定形外のマジックのカード]]だが、[[ヴァンガード]]の[[Rofellos]]と同能力。[[引く|ドロー]]は強制。
:[[トークン]]にも反応するため、自ら生み出した[[ゾンビ]]・トークンで多くのドローが可能。相手がリリアナ本体を直接[[除去]]する手段を持たない場合に大きく作用し、[[戦闘]]で何とか[[戦場]]からどかそうとしても[[チャンプブロック]]でドローする事で[[カード・アドバンテージ]]を失わず、更なる戦力を逐次投入できる。
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:[[トークン]]・クリーチャーにも反応するため、自ら生み出した[[ゾンビ]]・トークンで多くのドローが可能。対戦相手がリリアナ本体を直接[[除去]]する手段を持たない場合に大きく作用し、[[戦闘ダメージ]]で排除しようとしても[[チャンプブロック]]する事で[[カード・アドバンテージ]]を失わず、更なる戦力を逐次投入できる。
  
 
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;+1能力
:トークン生成。[[シナジー]]のよく効く[[ゾンビ]]なので利用価値が高い。ストーリーと異なり[[軍団]]ではないので注意。
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:[[ゾンビ]]・トークン生成。忠誠度を増やしながら2/2のクリーチャーを生成でき攻防に役立つ。[[シナジー]]の多いゾンビなので利用価値が高いのもよい。
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:ストーリーと異なりトークンは[[軍団]]の[[クリーチャー・タイプ]]は持たないので注意。
  
 
;-4能力
 
;-4能力
:[[血のやりとり/Barter in Blood]]
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:[[血のやりとり/Barter in Blood]]と同効果。
 
:クリーチャーを並べた相手に対しては致命的になりづらい[[除去]]だが、採用するデッキなら除去カードが優秀な[[黒]]の[[ダブルシンボル]]を基本的に捻出できるので、2体も[[墓地]]送りにすれば対戦相手の戦場が空になるケースも多い。[[破壊不能]]などを無視しやすい利便性も持つ。[[多人数戦]]ではさらに強力。
 
:クリーチャーを並べた相手に対しては致命的になりづらい[[除去]]だが、採用するデッキなら除去カードが優秀な[[黒]]の[[ダブルシンボル]]を基本的に捻出できるので、2体も[[墓地]]送りにすれば対戦相手の戦場が空になるケースも多い。[[破壊不能]]などを無視しやすい利便性も持つ。[[多人数戦]]ではさらに強力。
:自分のクリーチャーの頭数も減らしてしまうが、こちらの場にクリーチャーがいなければ一方的に得であるし誘発型能力により枚数上のアドバンテージを失う事は少ない。無論、トークンをサクれば得が大きい。ややマイナス値がかさむが、非常に強力な能力。
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:自分のクリーチャーの頭数も減らしてしまうが、こちらの場にクリーチャーがいなければ一方的に得であるし誘発型能力により枚数上のアドバンテージを失う事は少ない。無論、トークンを生け贄に捧げれば得が大きい。忠誠度の消費は多いが、非常に強力な能力。
  
 
;-9能力
 
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:PWは残るが対戦相手のみ[[大変動/Cataclysm]]。
 
:PWは残るが対戦相手のみ[[大変動/Cataclysm]]。
:[[パーマネント・タイプ]]1つにつき1枚を除き他を全て生け贄に捧げさせる。最大5枚が相手の戦場に残る。相手の場が壊滅し[[勝利]]に直結する奥義。
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:[[パーマネント・タイプ]]1つにつき1枚を除き他を全て生け贄に捧げさせる。最大5つのパーマネントを戦場に残して敵軍を壊滅させ[[勝利]]に直結する奥義。
:とはいえ戦場の脅威を完全に排除できるわけではなく[[土地]]も1枚は残るので、[[カードプール]]が広い[[フォーマット]]の[[構築]]環境では相手に再起される事がないわけでもない。素で4ターンかかる重さもありこの奥義を戦略の中心にするのは難しい性能だが、起動さえすれば堅実に目覚ましい効果を発揮するのは嬉しい。
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:とはいえ戦場の脅威を完全に排除できるわけではなく[[土地]]も1枚は残るので、[[カードプール]]が広い[[フォーマット]]の[[構築]]環境では立て直される事がないわけでもない。妨害なしに毎ターン+1能力を起動できたとしても4ターンかかる[[重い|重さ]]もありこの奥義を戦略の中心にするのは難しい性能だが、起動さえすれば目覚ましい効果を発揮するのは嬉しい。
  
即時除去されなければ膨大な[[カード・アドバンテージ]]を生み出す誘発型能力が強力で、目先の[[ボード・アドバンテージ]]に関与できるプラス能力/小マイナス能力ともシナジーを形成、マナコストは重いがそれ相応の強みがある1枚。同じく6マナの[[秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker]]に似た能力構成であり、そちらと比べて多彩なパーマネントに触れる事は難しく[[忠誠度]]面で堅牢さがない代わり、戦況にハマれば登場してすぐに1:多数の交換に持っていきやすい。
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即時除去されなければ膨大な[[カード・アドバンテージ]]を生み出す誘発型能力が強力で、目先の[[ボード・アドバンテージ]]に関与できるプラス能力/小マイナス能力ともシナジーを形成し、[[マナ・コスト]]は重いがそれ相応の強みがある。同じく6マナの[[秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker]]に似た能力構成であり、そちらと比べて多彩なパーマネントに触れる事は難しく[[忠誠度]]面で堅牢さがない代わり、戦況にハマれば登場してすぐに1:多数の交換に持っていきやすい。
  
[[リミテッド]]では初手級のボム。環境にプレインズウォーカー除去は少なくないが、もし戦場に屹立した場合は基本的に試合が決まるだろう。
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[[リミテッド]]では初手級の[[エンドカード|ボム]]。環境にプレインズウォーカー除去は少なくないが、維持できれば基本的に試合が決まるだろう。
  
 
==ルール==
 
==ルール==

2019年5月7日 (火) 15:50時点における版


Liliana, Dreadhorde General / 戦慄衆の将軍、リリアナ (4)(黒)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)

あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、カードを1枚引く。
[+1]:黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-4]:各プレイヤーはそれぞれクリーチャー2体を生け贄に捧げる。
[-9]:各対戦相手はそれぞれ、パーマネント・タイプ1つにつき、そのタイプであり自分がコントロールしているパーマネント1つを選び、残りを生け贄に捧げる。

6

灯争大戦のストーリーで戦慄衆/Dreadhordeを率いるリリアナ。自分のクリーチャー死亡するとカード引け誘発型能力、クリーチャー・トークン生成能力、各プレイヤーにクリーチャーを生け贄に捧げさせる能力、対戦相手に大量のパーマネントを生け贄に捧げさせる能力を持つ。

誘発型能力
定形外のマジックのカードだが、ヴァンガードRofellosと同能力。ドローは強制。
トークン・クリーチャーにも反応するため、自ら生み出したゾンビ・トークンで多くのドローが可能。対戦相手がリリアナ本体を直接除去する手段を持たない場合に大きく作用し、戦闘ダメージで排除しようとしてもチャンプブロックする事でカード・アドバンテージを失わず、更なる戦力を逐次投入できる。
+1能力
ゾンビ・トークン生成。忠誠度を増やしながら2/2のクリーチャーを生成でき攻防に役立つ。シナジーの多いゾンビなので利用価値が高いのもよい。
ストーリーと異なりトークンは軍団クリーチャー・タイプは持たないので注意。
-4能力
血のやりとり/Barter in Bloodと同効果。
クリーチャーを並べた相手に対しては致命的になりづらい除去だが、採用するデッキなら除去カードが優秀なダブルシンボルを基本的に捻出できるので、2体も墓地送りにすれば対戦相手の戦場が空になるケースも多い。破壊不能などを無視しやすい利便性も持つ。多人数戦ではさらに強力。
自分のクリーチャーの頭数も減らしてしまうが、こちらの場にクリーチャーがいなければ一方的に得であるし誘発型能力により枚数上のアドバンテージを失う事は少ない。無論、トークンを生け贄に捧げれば得が大きい。忠誠度の消費は多いが、非常に強力な能力。
-9能力
PWは残るが対戦相手のみ大変動/Cataclysm
パーマネント・タイプ1つにつき1枚を除き他を全て生け贄に捧げさせる。最大5つのパーマネントを戦場に残して敵軍を壊滅させ勝利に直結する奥義。
とはいえ戦場の脅威を完全に排除できるわけではなく土地も1枚は残るので、カードプールが広いフォーマット構築環境では立て直される事がないわけでもない。妨害なしに毎ターン+1能力を起動できたとしても4ターンかかる重さもありこの奥義を戦略の中心にするのは難しい性能だが、起動さえすれば目覚ましい効果を発揮するのは嬉しい。

即時除去されなければ膨大なカード・アドバンテージを生み出す誘発型能力が強力で、目先のボード・アドバンテージに関与できるプラス能力/小マイナス能力ともシナジーを形成し、マナ・コストは重いがそれ相応の強みがある。同じく6マナの秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seekerに似た能力構成であり、そちらと比べて多彩なパーマネントに触れる事は難しく忠誠度面で堅牢さがない代わり、戦況にハマれば登場してすぐに1:多数の交換に持っていきやすい。

リミテッドでは初手級のボム。環境にプレインズウォーカー除去は少なくないが、維持できれば基本的に試合が決まるだろう。

ルール

誘発型能力
-9能力

関連カード

ストーリー

4体の悪魔と交わした契約がニコル・ボーラス/Nicol Bolasに渡ったことで、彼に従わざるを得なくなってしまったリリアナ/Liliana永遠衆/Eternalを率いてラヴニカ/Ravnicaに現れ、ゲートウォッチ/The Gatewatchと敵対するが……。

詳細はリリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)を参照。

参考

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