戦隊の鷹/Squadron Hawk

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Squadron Hawk / 戦隊の鷹 (1)(白)
クリーチャー — 鳥(Bird)

飛行
戦隊の鷹が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから《戦隊の鷹/Sqadron Hawk》という名前のカードを最大3枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。

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CIP能力ライブラリーから同名の仲間を最大3体も呼ぶクリーチャー

純粋な2マナカードで、即効かつ確実なものとしては過去最高のハンド・アドバンテージをもたらし、3枚分の得ができる。クリーチャーとしての性能はさほど高くないが、飛行を持ち、後続を呼びやすいので攻防とも見た目以上の性能を持つ。

CIP能力としては珍しく、極めて使い回しがしづらい。手札を増やしはするが、ドローカードというよりは4枚1組のカードと見なした方がよいだろう。構築デッキに投入する際も必ず4枚セットで投入しないとスペックを最大限に引き出せない。

ただ「飛行クリ―チャーを続けて召喚できる」というだけでも強力ではあるが、その能力とのシナジーもいろいろ考えられる。考えられる方法としては、

同時期のスタンダードパワーカードとのシナジーを形成しやすく、様々なデッキで採用されている。ミラディンの傷跡ブロック参入初期からビートダウンでの息切れ防止(→赤白上陸白単アーマー)やクロック・パーミッションでのクロック維持手段(→Caw-Go)として活用されていたが、ミラディン包囲戦以降饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine等の強力な装備品が加わったことで、懸念であった打撃力の不足も解消され、これらの系ビートダウン・コントロールを一気にメタゲームの中心へと押し上げた(→Caw-Blade)。優秀な装備品サポートの石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticと併用されることが多く、ミラディン包囲戦解禁後のプロツアーパリ11ではベスト8中7人が採用していた(Top8デッキリスト)。その後石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticが禁止となったが依然としてそのポテンシャルは高く、ローテーションでスタンダードから退場するまでトップメタとして活躍し続けた。

レガシーでは渦まく知識と精神を刻む者、ジェイスの両者と併用が可能だが、むしろCaw-Bladeからこれを抜いたような構成の青白石鍛冶が勢力を伸ばしており、これ自体はあまり結果を残せていない。モダンでは上記のライフ回復手段との相性の良さからソウルシスターズで採用されているが、精神を刻む者、ジェイスや石鍛冶の神秘家など相性のいいカードが禁止であることもあってこちらでも大きな活躍は見受けられない。

現在の主戦場はPauperで、白ウィニー白単トークンボロスキティアグロドメインなど白を含む様々なデッキで採用されており、白のクリーチャーの主力として活躍している。

リミテッドではとにかく枚数を集めたい。5枚以上ある場合も1枚だけを引けば連鎖的に全てを手札に揃えられる。1/1とはいえフライヤー、数が並べば充分フィニッシャーになる。

  • Caw-Go、Caw-Bladeのデッキ名のCawの由来でもある。Cawとは、鳥の鳴き声の擬音を表す単語。
  • 序盤から展開可能で、単体除去の効果が薄いフライヤーという性質上、相手のプレインズウォーカーに強力なプレッシャーを与えることができる。
    • 同様の理由でプレインズウォーカーの保護役としても優秀である。
  • 戦場に出たとき、ライブラリーに戦隊の鷹が残っていないことが明らかでも、任意にライブラリーを切り直せる。詳しくは探すを参照。
  • 手札が5枚以上の時に戦隊の鷹を3枚持ってくると手札が7枚を超え、クリンナップ・ステップでのディスカードが発生してしまうため、手札が7枚になるようにサーチ枚数を1~2枚抑える方が良いだろう。2ターン目に戦隊の鷹を出すと大抵この状況になる。墓地に復讐蔦を落としたい場合など例外はあるが。
  • 同様の能力を持っていたスカイシュラウドの歩哨/Skyshroud Sentinelサイクルに比べてコスト・パフォーマンスが大幅に上がっており、構築でのデッキ採用率も雲泥の差となっている。

参考

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