極楽鳥/Birds of Paradise

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その後[[基本セット2013]]で再び再録を逃す。今度はその直後の[[ラヴニカへの回帰]]にも収録されなかったため、およそ7年ぶりの[[スタンダード]]落ち(第9版当時は[[ローテーション]]のタイミングが現在と異なるため、第9版からラヴニカまでのわずかな間はスタンダード落ちしていた)となった。その後[[開発部]]の方針として、「2ターン目の3マナ捻出」の動きがデッキの[[構築]]の固定化と他の色とのマナカーブのバランス調整に影響を及ぼし、また極楽鳥の場合は多色化が絡むことにより1ターン目で唱えられるかどうかがより深刻だったとして、2ターン目に3マナを出せるマナ・クリーチャーの存在そのものがスタンダードから退場している<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0008835/ 一問一答への旅](Latest Developments 2014年4月25日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016442/ スタンダードのパワー・レベル](Latest Developments 2016年2月5日)</ref>。
 
その後[[基本セット2013]]で再び再録を逃す。今度はその直後の[[ラヴニカへの回帰]]にも収録されなかったため、およそ7年ぶりの[[スタンダード]]落ち(第9版当時は[[ローテーション]]のタイミングが現在と異なるため、第9版からラヴニカまでのわずかな間はスタンダード落ちしていた)となった。その後[[開発部]]の方針として、「2ターン目の3マナ捻出」の動きがデッキの[[構築]]の固定化と他の色とのマナカーブのバランス調整に影響を及ぼし、また極楽鳥の場合は多色化が絡むことにより1ターン目で唱えられるかどうかがより深刻だったとして、2ターン目に3マナを出せるマナ・クリーチャーの存在そのものがスタンダードから退場している<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0008835/ 一問一答への旅](Latest Developments 2014年4月25日)</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016442/ スタンダードのパワー・レベル](Latest Developments 2016年2月5日)</ref>。
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[[ドミナリア]]で1マナのマナ・クリーチャーの復活として再録が検討されたが、第8版とは逆にラノワールのエルフに阻まれ再録を逃す<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0030528/ 『ドミナリア』での話 その3](Making Magic 2018年4月30日)</ref>。
  
 
==その他==
 
==その他==

2018年5月4日 (金) 09:27時点における版


Birds of Paradise / 極楽鳥 (緑)
クリーチャー — 鳥(Bird)

飛行
(T):好きな色のマナ1点を加える。

0/1

マジック初のマナ・クリーチャーの1つ。ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesと並んで、マナ・クリーチャーの象徴的なカードとなっている。

1マナ唱えることができ、好きなのマナ1点を生み出すことができるため、序盤のマナ加速や緑を中心とする多色デッキマナ基盤を安定させる上で欠かせない存在となっている。

パワーが0であるため戦闘には向かないが、飛行を持っているためブランチウッドの鎧/Blanchwood Armorなどの強化手段を用いて攻撃に使うこともできるほか、巨大化/Giant Growthなどのコンバット・トリックを利用したり、忍術の種としても適している。緑は飛行が苦手な色であるため、「1マナでペナルティのない飛行クリーチャー」というだけでも貴重な存在である。

収録状況

リミテッド・エディションに収録されて以来、基本セット2012までのほとんどの基本セットに収録され続けたが、第9版では再録を逃している。これは当時のウィザーズ社に「基本セットに極楽鳥とラノワールのエルフの両方を収録すべきでない」という見解があったためであり、第8版では逆にラノワールのエルフが再録されていなかった。しかし、続く第10版には元通り両方が収録されている。

第9版当時も、両者が同じ環境にあること自体は問題視されておらず、第9版直後のラヴニカ:ギルドの都には収録された(むしろこの再録を前提とした除外であったとも考えられる)。また、このとき初めてフレイバー・テキストが与えられた。

その後基本セット2013で再び再録を逃す。今度はその直後のラヴニカへの回帰にも収録されなかったため、およそ7年ぶりのスタンダード落ち(第9版当時はローテーションのタイミングが現在と異なるため、第9版からラヴニカまでのわずかな間はスタンダード落ちしていた)となった。その後開発部の方針として、「2ターン目の3マナ捻出」の動きがデッキの構築の固定化と他の色とのマナカーブのバランス調整に影響を及ぼし、また極楽鳥の場合は多色化が絡むことにより1ターン目で唱えられるかどうかがより深刻だったとして、2ターン目に3マナを出せるマナ・クリーチャーの存在そのものがスタンダードから退場している[1][2]

ドミナリアで1マナのマナ・クリーチャーの復活として再録が検討されたが、第8版とは逆にラノワールのエルフに阻まれ再録を逃す[3]

その他

脚注

  1. 一問一答への旅(Latest Developments 2014年4月25日)
  2. スタンダードのパワー・レベル(Latest Developments 2016年2月5日)
  3. 『ドミナリア』での話 その3(Making Magic 2018年4月30日)

参考

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