王神の贈り物
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| − | [[査問長官/Minister of Inquiries]]や[[機知の勇者/Champion of Wits]]などで[[墓地]]を[[肥やす|肥やし]]、[[来世への門/Gate to the Afterlife]]か[[復元/Refurbish]]で[[王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift]]を直接[[戦場に出す|戦場に出して]]、次々に[[生成]]される[[クリーチャー]]の[[コピー]]・[[トークン]]で[[殴る|殴り]]勝つ。 | + | [[査問長官/Minister of Inquiries]]や[[機知の勇者/Champion of Wits]]などで[[墓地]]を[[肥やす|肥やし]]、[[来世への門/Gate to the Afterlife]]か[[復元/Refurbish]]で[[王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift]]を直接[[戦場に出す|戦場に出して]]、次々に[[生成]]される[[クリーチャー]]の[[コピー]]・[[トークン]]で[[殴る|殴り]]勝つ。 |
| − | キーカードが[[無色]]であるため、[[デッキカラー]]は柔軟性が高い。各種墓地肥やしのために[[青]] | + | キーカードが[[無色]]であるため、[[デッキカラー]]は柔軟性が高い。各種墓地肥やしのために[[青]]はほぼ確実に採用される。次点は復元に加え、制圧力の高い[[発明の天使/Angel of Invention]]や[[激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk]]を使える[[白]]。 |
| − | [[ | + | ==カラデシュ・ブロック＋アモンケット・ブロック＋イクサラン・ブロック期== |
| + | [[傲慢な新生子/Insolent Neonate]]の[[ローテーション]][[落ちる|落ち]]により、[[赤]]を中心とするタイプは衰退。[[白青]]か[[青黒]]（[[タッチ]][[白]]）で組まれることが多くなった。 | ||
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| + | 白青2[[色]]のタイプは[[クリーチャー]]が最小限の枚数に抑えられた、[[コンボ]]色の強い構成。[[巧みな軍略/Strategic Planning]]や[[航路の作成/Chart a Course]]を連打して[[墓地]]を[[肥やす|肥やし]]つつ[[復元/Refurbish]]を[[引く|引き]]込み、[[王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift]]を早い[[ターン]]に釣り上げることを狙う。 | ||
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| + | 青黒（タッチ白）のタイプはクリーチャーが多数採用された、[[ミッドレンジ]]色の強い構成。[[帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter]]、[[人質取り/Hostage Taker]]、[[スカラベの神/The Scarab God]]などで戦いながら、墓地が肥えたら[[来世への門/Gate to the Afterlife]]から王神の贈り物に繋げる。白青型に比べ爆発力では劣るものの、[[墓地対策]]や[[アーティファクト]]対策への耐性では勝る。 | ||
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| − | ** | + | **[[プロツアー「イクサラン」]] 準優勝 （[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptxln/top-8-decklists-2017-11-04 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptxln17/decklist/019931/ 参考]） |
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| + | ==戦乱のゼンディカー・ブロック＋イニストラードを覆う影ブロック＋カラデシュ・ブロック＋アモンケット・ブロック期== | ||
| + | [[破滅の刻]]参入後、[[Magic Online]]の[[プロツアー予選]]（[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-ptq-2017-07-22 参考]）にて優勝を飾ったことで一躍[[メタゲーム|メタ]]の一角となった。 | ||
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| − | + | 最初に流行したのは[[来世への門/Gate to the Afterlife]]と[[復元/Refurbish]]を併用する[[白青]]のタイプ。復元は[[王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift]]を最速4[[ターン]]目に[[戦場に出す|戦場に出せる]]だけでなく、[[削剥/Abrade]]などの[[アーティファクト]][[除去]]対策や、[[激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk]]の[[リアニメイト]]も兼ねる。 | |
| − | + | その後、[[安堵の再会/Cathartic Reunion]]や[[傲慢な新生子/Insolent Neonate]]といった[[赤]]の[[墓地]][[肥やす|肥やし]]手段を採用した[[青赤]][[タッチ]]白のタイプが[[グランプリデンバー17]]にて活躍し、白青型に代わって主流となった。このタイプは復元を採用せず、[[光り物集めの鶴/Glint-Nest Crane]]や[[戦利品の魔道士/Trophy Mage]]から来世への門を素早く[[手札に加える]]構成となっている。 | |
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*備考 | *備考 | ||
| − | **[[グランプリデンバー17]] | + | **[[グランプリデンバー17]] 第9位 （[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpden17/9-32-decklists-2017-08-20 参考]） |
**使用者：[[Edwin Eng]] | **使用者：[[Edwin Eng]] | ||
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===青赤白=== | ===青赤白=== | ||
*備考 | *備考 | ||
| − | **[[グランプリトリノ17]] | + | **[[グランプリトリノ17]] ベスト8 （[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gptur17/top-8-decklists-grand-prix-turin-2017-09-03 参考]） |
**使用者：[[Simon Nielsen]] | **使用者：[[Simon Nielsen]] | ||
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===青黒赤=== | ===青黒赤=== | ||
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| − | **[[プロツアー「破滅の刻」]] 第65位、スタンダード部門6-4 （[ | + | **[[プロツアー「破滅の刻」]] 第65位、スタンダード部門6-4 （[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/pthou/18-20-point-standard-deck-lists-2017-07-29 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/pthou17/decklist/019343/ 参考]） |
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2017年11月6日 (月) 23:15時点における版
王神の贈り物（God-Pharaoh's Gift）は、王神の贈り物/God-Pharaoh's Giftをキーカードとするコンボデッキ。破滅の刻参入後のスタンダード環境に存在する。ギフト(Gift)、GPGなど短縮した呼び名も使われる。
目次 |
概要
クリーチャー — ナーガ(Naga) ウィザード(Wizard)
機知の勇者が戦場に出たとき、あなたはこれのパワーに等しい枚数のカードを引いてもよい。そうしたなら、カード２枚を捨てる。
永遠(５)(青)(青)（(５)(青)(青),あなたの墓地からこのカードを追放する：マナ・コストと永遠を持たない黒の4/4のゾンビ(Zombie)・ナーガ(Naga)・ウィザード(Wizard)であることを除き、これのコピーであるトークンを１体生成する。永遠はソーサリーとしてのみ行う。）
アーティファクト
あなたがコントロールするトークンでないクリーチャーが１体死亡するたび、あなたは１点のライフを得る。その後、あなたはカードを１枚引いてもよい。そうしたなら、カード１枚を捨てる。
(２),(Ｔ),来世への門を生け贄に捧げる：あなたの墓地やあなたの手札やあなたのライブラリーから《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》という名前のカード１枚を探し、それを戦場に出す。これによりあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。あなたの墓地にクリーチャー・カードが６枚以上あるときにのみ起動できる。
アーティファクト
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたはあなたの墓地からクリーチャー・カード１枚を追放してもよい。そうしたなら、黒の4/4のゾンビ(Zombie)であることを除きそのカードのコピーであるトークンを１体生成する。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
査問長官/Minister of Inquiriesや機知の勇者/Champion of Witsなどで墓地を肥やし、来世への門/Gate to the Afterlifeか復元/Refurbishで王神の贈り物/God-Pharaoh's Giftを直接戦場に出して、次々に生成されるクリーチャーのコピー・トークンで殴り勝つ。
キーカードが無色であるため、デッキカラーは柔軟性が高い。各種墓地肥やしのために青はほぼ確実に採用される。次点は復元に加え、制圧力の高い発明の天使/Angel of Inventionや激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulkを使える白。
カラデシュ・ブロック＋アモンケット・ブロック＋イクサラン・ブロック期
傲慢な新生子/Insolent Neonateのローテーション落ちにより、赤を中心とするタイプは衰退。白青か青黒（タッチ白）で組まれることが多くなった。
クリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
人質取りが戦場に出たとき、他のクリーチャー１体かアーティファクト１つを対象とし、人質取りが戦場を離れるまでそれを追放する。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを唱えてもよい。あなたは、その呪文を唱えるために任意のタイプのマナを支払ってもよい。
2/3白青2色のタイプはクリーチャーが最小限の枚数に抑えられた、コンボ色の強い構成。巧みな軍略/Strategic Planningや航路の作成/Chart a Courseを連打して墓地を肥やしつつ復元/Refurbishを引き込み、王神の贈り物/God-Pharaoh's Giftを早いターンに釣り上げることを狙う。
青黒（タッチ白）のタイプはクリーチャーが多数採用された、ミッドレンジ色の強い構成。帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter、人質取り/Hostage Taker、スカラベの神/The Scarab Godなどで戦いながら、墓地が肥えたら来世への門/Gate to the Afterlifeから王神の贈り物に繋げる。白青型に比べ爆発力では劣るものの、墓地対策やアーティファクト対策への耐性では勝る。
白青
- 備考
- プロツアー「イクサラン」 準優勝 （参考/参考）
- 使用者：Pascal Maynard
- フォーマット
| WU God-Pharaoh's Gift [1] | |||||||||||||||||||||||
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青黒
- 備考
- プロツアー「イクサラン」 第87位、スタンダード部門7勝3敗 （参考）
- 使用者：Travis Woo
- フォーマット
| UB God-Pharaoh's Gift [2] | |||||||||||||||||||||||||
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戦乱のゼンディカー・ブロック＋イニストラードを覆う影ブロック＋カラデシュ・ブロック＋アモンケット・ブロック期
破滅の刻参入後、Magic Onlineのプロツアー予選（参考）にて優勝を飾ったことで一躍メタの一角となった。
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
威迫（このクリーチャーは２体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。）
カードを１枚捨てる,傲慢な新生子を生け贄に捧げる：カードを１枚引く。
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
戦利品の魔道士が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーからマナ総量が３のアーティファクト・カード１枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
2/2最初に流行したのは来世への門/Gate to the Afterlifeと復元/Refurbishを併用する白青のタイプ。復元は王神の贈り物/God-Pharaoh's Giftを最速4ターン目に戦場に出せるだけでなく、削剥/Abradeなどのアーティファクト除去対策や、激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulkのリアニメイトも兼ねる。
その後、安堵の再会/Cathartic Reunionや傲慢な新生子/Insolent Neonateといった赤の墓地肥やし手段を採用した青赤タッチ白のタイプがグランプリデンバー17にて活躍し、白青型に代わって主流となった。このタイプは復元を採用せず、光り物集めの鶴/Glint-Nest Craneや戦利品の魔道士/Trophy Mageから来世への門を素早く手札に加える構成となっている。
白青
- 備考
- グランプリデンバー17 第9位 （参考）
- 使用者：Edwin Eng
- フォーマット
青赤白
- 備考
- グランプリトリノ17 ベスト8 （参考）
- 使用者：Simon Nielsen
- フォーマット
| Jeskai God-Pharaoh's Gift [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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青黒赤
- 備考
- プロツアー「破滅の刻」 第65位、スタンダード部門6-4 （参考/参考）
- 使用者：Henry Romero
- フォーマット
| Grixis God-Pharaoh's Gift [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- マリオネットの達人/Marionette Masterと金属製の巨像/Metalwork Colossusによる高速ライフロスを仕込んだコンボデッキタイプ。サイクリングシナジーも組み込まれている。
