瓶詰め脳/Brain in a Jar

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2種類の[[起動型能力]]を持つ[[アーティファクト]]。
  
*「Brain in a Jar」または「Brain in a vat」(水槽の中の脳)とは哲学的な思考実験の一種。「人間の体から脳を取り出し、培養液を満たした容器の中に入れて生命機能を維持する。この脳に電極をセットして現実をシュミレートできるスーパーコンピューターに接続し、脳を電気的に刺激すれば、脳に肉体を持ったまま活動している幻覚を見せることができるだろう。我々が現実だと思っているものは、実はこのようにして見せられた幻覚なのではないか?」という問いである。{{Gatherer|id=410017}}でもそのような実験の様子が書かれている。
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1つ目の[[能力]]は[[蓄積カウンター]]を[[置かれる|置く]]とともに[[カウンター (目印)|カウンター]]の数を参照して[[手札]]から[[インスタント]][[呪文]]か[[ソーサリー]]呪文を[[唱える]]ことができる。瓶詰め脳自体の[[マナ・コスト]]を考えると、1回[[起動]]しただけでは合計3[[マナ]]使って1マナ分加速するだけだが、2回起動すれば4マナで3マナ分、3回起動すれば5マナで6マナ分と、繰り返し起動することで[[テンポ]]を稼げる。ただし手札に条件に当てはまる呪文がないと蓄積カウンターを置くだけになってしまうので、十分に活用するためには[[デッキ]]構築の時点でインスタントかソーサリーを多めに入れ、さらにそれらの[[マナ総量]]が互いに異なるよう気を配る必要がある。
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2つ目の能力は蓄積カウンターを消費して[[占術]]を行う。カウンターの数が多くなりすぎた場合に調整しつつ、占術で次に唱える呪文を引き寄せることができる。[[起動コスト]]が少し重いが、1つ目の能力とかみ合った[[効果]]。
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重い呪文を唱えるには[[ターン]]がかかりすぎるため、[[軽い]]呪文を多く含むデッキで2つの能力を交互に起動するような使い方が向いているか。このカードに合わせてデッキを組む必要がある、[[Timmy, Johnny, and Spike|ジョニー]]向けのカードと言える。
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*「Brain in a Jar」または「Brain in a vat」(水槽の中の脳)とは哲学的な思考実験の一種。「人間の体から脳を取り出し、培養液を満たした容器の中に入れて生命機能を維持する。この脳に電極をセットして現実をシミュレートできるスーパーコンピューターに接続し、脳を電気的に刺激すれば、脳に肉体を持ったまま活動している幻覚を見せることができるだろう。我々が現実だと思っているものは、実はこのようにして見せられた幻覚なのではないか?」という問いである。{{Gatherer|id=411997}}でもそのような実験の様子が書かれている。
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==ルール==
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*「[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]」「[[解決中に呪文を唱える]]」のルールについては当該ページを参照。
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*[[能力]]の[[解決]]時に瓶詰め脳が既に[[戦場]]を離れていた場合、瓶詰め脳に置かれていた蓄積カウンターの数は[[最後の情報]]を用いる。その場合蓄積カウンターを置く手順は実行不可能で無視されるため、蓄積カウンターが置かれていないときに能力を[[起動]]してから瓶詰め脳を除去すれば、通常は唱えられない[[マナ・コストの無いカード]]も唱える事ができる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[アンコモン]]

2023年3月18日 (土) 20:39時点における最新版


Brain in a Jar / 瓶詰め脳 (2)
アーティファクト

(1),(T):瓶詰め脳の上に蓄積(charge)カウンター1個を置く。その後あなたは、マナ総量が瓶詰め脳の上に置かれている蓄積カウンターの総数に等しいインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを、あなたの手札からそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
(3),(T),瓶詰め脳から蓄積カウンターをX個取り除く:占術Xを行う。


2種類の起動型能力を持つアーティファクト

1つ目の能力蓄積カウンター置くとともにカウンターの数を参照して手札からインスタント呪文ソーサリー呪文を唱えることができる。瓶詰め脳自体のマナ・コストを考えると、1回起動しただけでは合計3マナ使って1マナ分加速するだけだが、2回起動すれば4マナで3マナ分、3回起動すれば5マナで6マナ分と、繰り返し起動することでテンポを稼げる。ただし手札に条件に当てはまる呪文がないと蓄積カウンターを置くだけになってしまうので、十分に活用するためにはデッキ構築の時点でインスタントかソーサリーを多めに入れ、さらにそれらのマナ総量が互いに異なるよう気を配る必要がある。

2つ目の能力は蓄積カウンターを消費して占術を行う。カウンターの数が多くなりすぎた場合に調整しつつ、占術で次に唱える呪文を引き寄せることができる。起動コストが少し重いが、1つ目の能力とかみ合った効果

重い呪文を唱えるにはターンがかかりすぎるため、軽い呪文を多く含むデッキで2つの能力を交互に起動するような使い方が向いているか。このカードに合わせてデッキを組む必要がある、ジョニー向けのカードと言える。

  • 「Brain in a Jar」または「Brain in a vat」(水槽の中の脳)とは哲学的な思考実験の一種。「人間の体から脳を取り出し、培養液を満たした容器の中に入れて生命機能を維持する。この脳に電極をセットして現実をシミュレートできるスーパーコンピューターに接続し、脳を電気的に刺激すれば、脳に肉体を持ったまま活動している幻覚を見せることができるだろう。我々が現実だと思っているものは、実はこのようにして見せられた幻覚なのではないか?」という問いである。イラストでもそのような実験の様子が書かれている。

[編集] ルール

[編集] 参考

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