表現の反復/Expressive Iteration

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2022年6月8日 (水) 01:21時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
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Expressive Iteration / 表現の反復 (青)(赤)
ソーサリー

あなたのライブラリーの一番上からカード3枚を見る。それらのうち1枚をあなたの手札に加え、それらのうち1枚をあなたのライブラリーの一番下に置き、それらのうち1枚を追放する。このターン、あなたはその追放されたカードをプレイしてもよい。


カード濾過衝動的ドローが組み合わさったソーサリーが加わったことで、衝動的にライブラリーの一番上追放するのではなく、追放するカードや手札に加えるカードを3枚の中から選べることが大きな利点。

序盤は土地プレイする前に唱え、土地を追放してプレイ。中盤以降はそのターンに使える呪文を追放することで、実質2マナ2ドローと予言/Divination以上の効率でハンド・アドバンテージを稼げる上、3枚から選べるため、特定の1枚へのアクセスはそれ以上に効率が高い。土地のプレイを考えると実際に使えるのは3ターン目以降となってくるが、めくった3枚に土地が含まれないパターンもあり、どのタイミングでプレイするかの判断が問われる。

フォーマットを問わず使われるパワーカードである点、ストリクスヘイヴン:魔法学院に強力なカードがそれほど収録されなかった点から、アンコモンでありながら(ミスティカルアーカイブを除き)トップレアを凌ぐ価格で取引されることも多い。

活躍

わずか2マナで2枚のカードを使用可能になるというカード・アドバンテージ性能は高く評価され、登場後は様々な青赤系デッキでフォーマットを超えて活躍している。

スタンダードではイゼット・ドラゴンジェスカイ変容などをメタゲーム上位に押し上げる原動力となった。ローテーション後もイゼット・ドラゴンイゼット天啓ジェスカイ日向といった青赤系コントロールの定番カードとなっている。

パイオニアヒストリックではイゼット・フェニックスに採用されている(いた)。最速3ターン目弧光のフェニックス/Arclight Phoenixには貢献しないが、手札を稼ぐ手段に乏しいデッキにおいて貴重なアドバンテージ獲得手段であり、4枚投入されることも多い。

モダンでは青赤系のクロック・パーミッションデッキ全般に広く採用される。

レガシーでも青赤デルバートリコロールなど、多くの青赤を含むデッキで使用されている。

禁止指定

2022年6月7日より、パイオニア禁止カードに指定される[1]

非常に効率よくカードにアクセスしアドバンテージを得られるため、消耗戦において青赤とそうでないデッキに大きな格差が生まれていたため。また、パイオニアで禁止カードになったことに伴いMTGアリーナエクスプローラーでも同日に禁止指定された。

フレイバー・テキスト

英語版のフレイバー・テキストはtension,passion,perfectionで韻を踏んでおり、なかなかに軽快。残念ながら、日本語訳では意識されなかった。

Prismari students dance in the tension between passion and perfection.
プリズマリの学生たちは情熱と完璧の葛藤の中で踊る。

脚注

  1. June 7, 2022 Banned and Restricted Announcement/2022年6月7日 禁止制限告知(News 2022年6月7日 Michael Majors and Ian Duke著)

参考

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