門の魔道士/Portal Mage

提供：MTG Wiki

2023年8月5日 (土) 10:11時点における版

WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「プレイヤーやプレインズウォーカー」は「プレイヤーやパーマネント」に置き換えてください。

攻撃クリーチャーの攻撃先を変えてしまうという前代未聞のコンバット・トリック能力を持つ人間・ウィザード。

2人対戦では攻撃先をプレイヤーとプレインズウォーカーやバトルを切り替える程度しか役に立たないが、統率者戦などの多人数戦では対戦相手の攻撃プランを狂わせることができ、変更先のプレイヤーにも損害を与えることができる。小技として、魅力的な執政官/Blazing Archonなどで攻撃をシャットダウンしているプレイヤーにも奇襲をかけることもできる。

• 登場時点では攻撃先を選び直す効果が他に存在しなかったため、総合ルールで名指しされて専用のルール項目が作られていた（CR:508.7）。現在は風纏いのプラネター/Windshaper Planetarなども存在するため名指しされなくなっている。
• 印刷時は攻撃先としてプレイヤーとプレインズウォーカーしか存在しなかったが、機械兵団の進軍でのバトルの登場に伴い、統率者マスターズ再録の際にバトルにも選び直せるようオラクルが変更された^[1]。

ルール

• 攻撃クリーチャーの攻撃先を選び直すことは、そのクリーチャーを一瞬でも戦闘から取り除くことはなく、また新たに攻撃クリーチャーに指定することでもない。そのクリーチャーが攻撃に参加するたびに誘発する誘発型能力は誘発しない。
• 攻撃先を選び直す際に攻撃強制、攻撃制限は無視でき、攻撃に対して何らかのコストを支払う効果も影響を及ぼすことはない。
• そのクリーチャーにとっての防御プレイヤーはこれによって変化する。暴君の使い魔/Tyrant's Familiarのような防御プレイヤーのコントロールするオブジェクトを対象にとる能力は、防御プレイヤーを変更されてしまったら対象不適正で立ち消える。
• 基本のルールとしては適正な攻撃先を選ぶ必要はある。自分や自分のコントロールするプレインズウォーカーには攻撃してはならないし、チームメイトや影響範囲外のプレイヤーに攻撃してもならない。

参考

1. ↑ 『統率者マスターズ』更新速報(Daily MTG 2023年8月3日)

• カード個別評価：統率者2017 - レア
• カード個別評価：統率者マスターズ - アンコモン