第1面

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(6人の利用者による、間の20版が非表示)
1行: 1行:
'''第1面'''/''Front Face''とは、[[両面カード]][[マナ・コスト]]が書かれている面のことである。「[[変身]]」を表現する両面カードの「変身前の姿」を表している。
+
'''第1面'''/''Front Face''とは、[[両面カード]]が持つ2つの[[表面]]の片方。反対側は[[第2面]]
  
*[[イニストラード]]発売時は「'''正面'''」と訳されていた。[[闇の隆盛]]発売時に「'''昼の面'''」に訳語が変更され、さらに[[マジック・オリジン]]の発売に伴って現在の訳語に変更された。
+
==定義==
*左上に識別用のマークが描かれており、[[イニストラード・ブロック]]のカードでは太陽のシンボル、[[マジック・オリジン]]のカードでは日の出のシンボルが描かれている。
+
両面カードおよび合体カードの第1面の左上には、第1面であることを示すシンボルが描かれている。[[変身する両面カード]]においては、収録されている[[カード・セット]]によってシンボルの形は異なる。[[モードを持つ両面カード]]においては、カード・セットによらず共通である。
 +
 
 +
===[[変身する両面カード]]、[[合体カード]]の第1面のシンボル===
 +
*[[イニストラード]][[闇の隆盛]]、[[イニストラードを覆う影]]、[[イニストラード:真夜中の狩り]]、[[イニストラード:真紅の契り]] - 太陽のシンボル({{Gatherer|id=274373|カード画像}})
 +
*[[マジック・オリジン]]、[[基本セット2019]] - [[プレインズウォーカー・シンボル]]を元にした日の出のシンボル({{Gatherer|id=400090|カード画像}})
 +
*[[異界月]]
 +
**[[爪の群れのウルリッチ/Ulrich of the Krallenhorde]] - 太陽のシンボル({{Gatherer|id=415834|カード画像}})
 +
**その他の両面カードと合体カード - 満月のシンボル({{Gatherer|id=415687|カード画像}})
 +
*[[イクサラン・ブロック]] - 羅針図のシンボル({{Gatherer|id=436606|カード画像}})
 +
*[[神河:輝ける世界]] - 閉じた扇のシンボル({{Gatherer|id=549847|カード画像}})
 +
*[[兄弟戦争]]の合体カード - 白い2つの三角形と、その間の輝きのシンボル({{Gatherer|id=588330|カード画像}})
 +
*[[兄弟戦争]]以降の変身する両面カード - 上向きの白い三角形({{Gatherer|id=588048|カード画像}})
 +
 
 +
===[[モードを持つ両面カード]]の第1面のシンボル===
 +
*黒い1つの三角形のシンボル({{Gatherer|id=493353|カード画像}})
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*両面カードを[[呪文]]として[[唱える]]場合、それはその第1面を表にして[[スタック]]に置かれる。
+
詳細は[[両面カード]][[合体カード]]および[[変身]]、[[合体]]の項を参照。
*両面カードで表される[[パーマネント]]は、何らかの効果により「変身した状態で」[[戦場に出る]]のでない限り、第1面を表にして戦場に出る。
+
 
*[[戦場]]以外の[[領域]]、及び戦場で第1面が表になっている場合では、常に第1面の[[特性]]が参照される。
+
===共通のルール===
詳しくは[[両面カード]]のページを参照。
+
*[[戦場]]でも[[スタック]]でもない[[領域]]、および[[ゲームの外部]]にある[[カード]]では、常に第1面の[[特性]]のみが参照される。
 +
*戦場でまたはスタックで第1面が表になっているカードは、第1面の特性のみが参照される。
 +
 
 +
===[[変身する両面カード]]===
 +
*変身する両面カードを[[プレイ]]する場合、[[降霊]]などにより「変身させた状態でプレイする」場合を除き、第1面の側のみプレイできる。
 +
*変身する両面カードで表される[[パーマネント]]は、何らかの効果により「変身した状態で[[戦場に出る]]」場合を除き、第1面を表にして戦場に出る。
 +
 
 +
===[[モードを持つ両面カード]]===
 +
*モードを持つ両面カードをプレイする場合、第1面と第2面のうちどちらか一方を選んでからプレイする。選ばれた面が土地である場合、その面を表にして戦場に出る。選ばれた面が[[呪文]]の場合、その面を表にしてスタックに乗る。
 +
 
 +
===[[合体カード]]===
 +
*合体カードをプレイする場合、第1面の側のみプレイできる。
 +
*合体カードで表されるパーマネントは、「合体する」場合を除き、第1面を表にして戦場に出る。
 +
 
 +
==その他==
 +
*[[イニストラード]]発売時は「'''正面'''」と訳されていた。[[闇の隆盛]]発売時に「'''昼の面'''」に訳語が変更され、さらに[[マジック・オリジン]]の発売に伴って現在の訳語に変更された。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[第2面]]
 
*[[第2面]]
 
*[[両面カード]]
 
*[[両面カード]]
 +
*[[合体カード]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
 +
 +
{{#cr:{{その他のルールのCR番号|両面カード}}.2a}}
 +
{{#cr:{{その他のルールのCR番号|両面カード}}.3d}}

2023年4月15日 (土) 02:42時点における最新版

第1面/Front Faceとは、両面カードが持つ2つの表面の片方。反対側は第2面

目次

[編集] 定義

両面カードおよび合体カードの第1面の左上には、第1面であることを示すシンボルが描かれている。変身する両面カードにおいては、収録されているカード・セットによってシンボルの形は異なる。モードを持つ両面カードにおいては、カード・セットによらず共通である。

[編集] 変身する両面カード合体カードの第1面のシンボル

[編集] モードを持つ両面カードの第1面のシンボル

[編集] ルール

詳細は両面カード合体カードおよび変身合体の項を参照。

[編集] 共通のルール

[編集] 変身する両面カード

  • 変身する両面カードをプレイする場合、降霊などにより「変身させた状態でプレイする」場合を除き、第1面の側のみプレイできる。
  • 変身する両面カードで表されるパーマネントは、何らかの効果により「変身した状態で戦場に出る」場合を除き、第1面を表にして戦場に出る。

[編集] モードを持つ両面カード

  • モードを持つ両面カードをプレイする場合、第1面と第2面のうちどちらか一方を選んでからプレイする。選ばれた面が土地である場合、その面を表にして戦場に出る。選ばれた面が呪文の場合、その面を表にしてスタックに乗る。

[編集] 合体カード

  • 合体カードをプレイする場合、第1面の側のみプレイできる。
  • 合体カードで表されるパーマネントは、「合体する」場合を除き、第1面を表にして戦場に出る。

[編集] その他

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

  • 7 その他のルール
    • 712 両面カード
      • 712.2 変身する両面カードは、両方の面にマジックのカードがあり、その一方あるいは両方の面にそのカードを「変身/transform」または「トランスフォーム/convert」させる(もう一方の面へ裏返す)、あるいはそのカードを「変身した状態で/transformed」または「トランスフォームした状態で/converted」(第2面をオモテにして)唱えたり戦場に出したりする能力を持つ。
        • 712.2a 変身する両面カードの第1面には、左上の角に第1面シンボルが記されている。『兄弟戦争』の発売以降に印刷されたカードでは、黒い円の中にある白い上向きの三角である。それ以前の変身する両面カードでは、異なる第1面シンボルが使われている。『マジック・オリジン』『基本セット2019』の両面カードでは、第1面シンボルはプレインズウォーカー・アイコンを元にしたシンボルである。『イニストラード』ブロックと『イニストラードを覆う影』セットと『イニストラード:真中の狩り』セットと、『異界月』の《爪の群れのウルリッチ》では、第1面シンボルは太陽である。それ以外の『異界月』の両面カードでは、第1面シンボルは満月である。『イクサラン』と『イクサランの相克』のカードでは、第1面シンボルは羅針図である。『神河:輝ける世界』のカードでは、第1面シンボルは閉じた扇である。

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif