彩色の宝球/Chromatic Sphere

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[[逆刺の六分儀/Barbed Sextant]]の修正版である[[キャントリップ]]付き[[マナフィルター]][[アーティファクト]]。[[インベイジョン]]で[[多色]]支援として登場、[[ミラディン]]で[[再録]]された。
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[[逆刺の六分儀/Barbed Sextant]]の修正版である[[キャントリップ]]付き[[マナフィルター]][[アーティファクト]]。
  
[[デッキタイプ]]を問わず広く使われる優秀な[[カード]]である。序盤の安定化には非常に便利であり、[[デッキ]]の穴埋めにはこれ以上ない性能といって良い。[[電結親和]]系列デッキや[[デザイア]]など[[コンボ]]デッキの潤滑剤として活躍している。
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単体で何かをする[[カード]]ではないが、1[[ターン]]目に出しておけば序盤の[[色マナ]]の安定に貢献し、キャントリップがあるために無駄になることもない。使い勝手の良さから様々な[[デッキ]]で使われ、特に[[親和]][[ストーム]]に貢献できることを評価されて、[[電結親和]]や[[デザイア]]などでよく採用される。
  
後には[[オデッセイ]]の[[卵]]や[[テラリオン/Terrarion]]といった後輩が登場している。[[時のらせん]]ではルール事情に合わせた最新版・[[彩色の星/Chromatic Star]]が登場した。
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後には[[オデッセイ]]の[[卵 (サイクル)|卵]]や[[テラリオン/Terrarion]]といった後輩が登場している。[[時のらせん]]では[[ルール]]事情に合わせた最新版・[[彩色の星/Chromatic Star]]が登場した。
  
*この能力は[[マナ能力]]であり、カードを1枚引くことも[[スタック]]に乗らずに[[プレイ]]と同時に処理される。この「[[マナ能力]][[カード]][[ドロー|引く]]」という特性は、ルール的にややこしい事態を幾つも引き起こしている。
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[[モダン]]においては[[ライブラリー]]を掘り進めつつ色マナの安定供給に貢献するカードとして[[ウルザトロン#モダン|緑赤トロン]][[緑単トロン#モダン|緑単トロン]]に採用されている。
**2005年2月のルール変更により、[[呪文]][[能力]]のプレイ中に[[カード]]を引く場合、プレイの完了まで引いたカードは裏向きである(→{{CR|217.2f}})。
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**これの後継である[[テラリオン/Terrarion]][[彩色の星/Chromatic Star]]ではドロー能力は分離されている。
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[[パウパー]]でも[[ウルザトロン#パウパー|ティムールトロン]]や[[親和 (デッキ)#パウパー|親和]]で採用されている。
*これを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]つつ[[親和]][[呪文]]をプレイする場合、コストの変化でもめることがある。使用するタイミングで結果が違うので、はっきりと宣言しておく必要がある。
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**たとえば彩色の宝球を含めてアーティファクトが4つ[[]]にあるとき、[[物読み/Thoughtcast]]をプレイする[[コスト]]は4減る。物読みのプレイ前に彩色の宝球の[[能力]][[起動]]すると、この時点で場にアーティファクトは3つになっているため、[[親和]]のコスト軽減は「4」ではなく「3」になる。物読みのプレイ中、マナを[[支払う]]時に彩色の宝球の能力を起動すると、この時点ではコストは固定されていてもう変化しないので、親和のコスト軽減は「4」のままになる。
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この[[能力]]は[[マナ能力]]であり、カードを[[引く]]こともその一部として、[[スタック]]を用いずにカードを引く。そのため、[[呪文]][[唱える|唱えたり]]能力を起動したりする手順の間に彩色の宝球のマナ能力を起動した場合、唱えたり起動する手順の間にカードを引くことになる。
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以下「呪文を唱える」とある部分は、能力を起動することについても同じである。
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*呪文を唱える手順の間にカードを引いた場合、唱える手順が完了するか[[巻き戻し|巻き戻される]]まで、引いたカードは[[裏向き]]である({{CR|121.8}})。
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**そのカードを引くに際し公開する場合([[奇跡]]など)、呪文を唱える手順が完了したあとそのカードが裏向きでなくなるタイミングで公開する。
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*[[ライブラリーの一番上]]を公開し続ける効果がある状態で、呪文を唱える手順の間にカードを引いた場合、新しいライブラリーの一番上のカードは、呪文を唱える手順が完了するまで公開しない({{CR|401.5}})。
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*これを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]てマナを出し[[親和]](アーティファクト)を持つ呪文を唱える場合、彩色の宝球を起動するタイミングで[[コスト]]が変わるので、はっきりと宣言しておく必要がある。
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**たとえば彩色の宝球を含めてアーティファクトを4つ[[コントロール]]しているときに[[物読み/Thoughtcast]]を唱えることを考える。物読みを唱える前に彩色の宝球の能力を起動する場合、この時点で[[戦場]]にあるアーティファクトは3つになっているため、物読みを唱えるためのコストは3マナ減少する。一方、物読みを唱えている間に彩色の宝球の能力を起動する場合、呪文の[[総コスト]]が決定した後でマナ能力を起動するため([[唱える]]を参照のこと)、物読みを唱えるためのコストは4マナ減少する。
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*これの後継であるテラリオンや彩色の星では、ドロー能力は[[墓地に置く|墓地に置かれた]]ときの[[誘発型能力]]として分離されている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ミラディン]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラディン]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]]

2024年1月22日 (月) 02:33時点における最新版


Chromatic Sphere / 彩色の宝球 (1)
アーティファクト

(1),(T),彩色の宝球を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。カードを1枚引く。


逆刺の六分儀/Barbed Sextantの修正版であるキャントリップ付きマナフィルターアーティファクト

単体で何かをするカードではないが、1ターン目に出しておけば序盤の色マナの安定に貢献し、キャントリップがあるために無駄になることもない。使い勝手の良さから様々なデッキで使われ、特に親和ストームに貢献できることを評価されて、電結親和デザイアなどでよく採用される。

後にはオデッセイテラリオン/Terrarionといった後輩が登場している。時のらせんではルール事情に合わせた最新版・彩色の星/Chromatic Starが登場した。

モダンにおいてはライブラリーを掘り進めつつ色マナの安定供給に貢献するカードとして緑赤トロン緑単トロンに採用されている。

パウパーでもティムールトロン親和で採用されている。

[編集] ルール

この能力マナ能力であり、カードを引くこともその一部として、スタックを用いずにカードを引く。そのため、呪文唱えたり能力を起動したりする手順の間に彩色の宝球のマナ能力を起動した場合、唱えたり起動する手順の間にカードを引くことになる。

以下「呪文を唱える」とある部分は、能力を起動することについても同じである。

  • 呪文を唱える手順の間にカードを引いた場合、唱える手順が完了するか巻き戻されるまで、引いたカードは裏向きである(CR:121.8)。
    • そのカードを引くに際し公開する場合(奇跡など)、呪文を唱える手順が完了したあとそのカードが裏向きでなくなるタイミングで公開する。
  • ライブラリーの一番上を公開し続ける効果がある状態で、呪文を唱える手順の間にカードを引いた場合、新しいライブラリーの一番上のカードは、呪文を唱える手順が完了するまで公開しない(CR:401.5)。
  • これを生け贄に捧げてマナを出し親和(アーティファクト)を持つ呪文を唱える場合、彩色の宝球を起動するタイミングでコストが変わるので、はっきりと宣言しておく必要がある。
    • たとえば彩色の宝球を含めてアーティファクトを4つコントロールしているときに物読み/Thoughtcastを唱えることを考える。物読みを唱える前に彩色の宝球の能力を起動する場合、この時点で戦場にあるアーティファクトは3つになっているため、物読みを唱えるためのコストは3マナ減少する。一方、物読みを唱えている間に彩色の宝球の能力を起動する場合、呪文の総コストが決定した後でマナ能力を起動するため(唱えるを参照のこと)、物読みを唱えるためのコストは4マナ減少する。
  • これの後継であるテラリオンや彩色の星では、ドロー能力は墓地に置かれたときの誘発型能力として分離されている。

[編集] 参考

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