点数で見たマナ・コスト

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
'''点数で見たマナ・コスト'''/''Converted Mana Cost''は、[[マナ・コスト]]を、その[[マナ・シンボル]]の[[色]]を気にせずに数えたもの。
+
'''点数で見たマナ・コスト'''/''Converted Mana Cost''は、[[マナ・コスト]]を、その[[マナ・シンボル]]の[[色]]を気にせずに点数だけ数えたもの。
[[第5版]]までのルールでは「[[総呪文コスト]]」と呼ばれていた。
+
  
例:マナ・コスト(2)(白)(白)は、点数で見たマナ・コストに換算すると4になる。
+
例:マナ・コスト([[不特定マナ|2]])([[白マナ|]])(白)の[[カード]]は、点数で見たマナ・コストに換算すると4になる。
  
 
{{#card:Dark Confidant}}
 
{{#card:Dark Confidant}}
8行: 7行:
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*[[コスト軽減カード]]などは「[[唱える]]ための[[コスト]]」を変更するだけである。マナ・コスト、および点数で見たマナ・コストは、[[カード]]ごとに不変である。
+
*[[コスト軽減カード]]などは「[[唱える]]ための[[コスト]]」を変更するだけである。マナ・コスト、および点数で見たマナ・コストは、カードごとに不変である。
 
*[[オブジェクト]]の[[コピー]]は元のオブジェクトと同じマナ・コストを持つため、点数で見たマナ・コストも元のオブジェクトと同じである。
 
*[[オブジェクト]]の[[コピー]]は元のオブジェクトと同じマナ・コストを持つため、点数で見たマナ・コストも元のオブジェクトと同じである。
 
*[[トークン]]や[[土地]]など、マナ・コストを持たないオブジェクトの点数で見たマナ・コストは0として扱われる。
 
*[[トークン]]や[[土地]]など、マナ・コストを持たないオブジェクトの点数で見たマナ・コストは0として扱われる。
17行: 16行:
 
*[[ファイレクシア・マナ|ファイレクシア・マナ・シンボル]]をマナ・コストに含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、ファイレクシア・マナ・シンボルを1として計算する。
 
*[[ファイレクシア・マナ|ファイレクシア・マナ・シンボル]]をマナ・コストに含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、ファイレクシア・マナ・シンボルを1として計算する。
 
*[[分割カード]]の点数で見たマナ・コストは、大まかには以下のように計算される。詳細な解説は[[分割カード]]を参照。
 
*[[分割カード]]の点数で見たマナ・コストは、大まかには以下のように計算される。詳細な解説は[[分割カード]]を参照。
**スタック上では、それが[[融合]]されている場合は両半分の合計値を、そうでない場合は唱えられている側の点数で見たマナ・コストのみを参照する。
+
*#スタック上では、それが[[融合]]されている場合は両半分の合計値を、そうでない場合は唱えられている側の点数で見たマナ・コストのみを参照する。
**スタック以外の領域では、両半分の特性を併せ持つ。
+
*#スタック以外の領域では、両半分の特性を併せ持つ。
  
 
==呼び方==
 
==呼び方==
 
*略して「CMC」と表記されることもある。[[Gatherer]]の[http://gatherer.wizards.com/Pages/Advanced.aspx Advanced Search]でも使われている。
 
*略して「CMC」と表記されることもある。[[Gatherer]]の[http://gatherer.wizards.com/Pages/Advanced.aspx Advanced Search]でも使われている。
 
*点数で見たマナ・コストがN点のカードのことを指して、
 
*点数で見たマナ・コストがN点のカードのことを指して、
*:公式サイトなどの英語圏では「N-mana card」(ハイフンは省略可)と呼称する。
+
*#公式サイトなどの英語圏では「N-mana card」(ハイフンは省略可)と呼称する。
*:日本語でも同様に通例「Nマナのカード、Nマナ・カード」などと呼ぶ。
+
*#日本語でも同様に通例「Nマナのカード、Nマナ・カード」などと呼ぶ。
 
**例えば、1マナなら「1マナ・カード」となる。
 
**例えば、1マナなら「1マナ・カード」となる。
 
*英語圏では「[[N-drop]]」という表記もされる(1マナのカードならば「one-drop」、2マナなら「two-drop」というように)。
 
*英語圏では「[[N-drop]]」という表記もされる(1マナのカードならば「one-drop」、2マナなら「two-drop」というように)。
 +
*[[第5版]]までのルールでは「[[総呪文コスト]]」と呼ばれていた。
  
 
==参考==
 
==参考==
33行: 33行:
 
*[[X]]
 
*[[X]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
 +
 +
{{#CR:202.3}}

2015年5月11日 (月) 21:10時点における版

点数で見たマナ・コスト/Converted Mana Costは、マナ・コストを、そのマナ・シンボルを気にせずに点数だけ数えたもの。

例:マナ・コスト(2)()(白)のカードは、点数で見たマナ・コストに換算すると4になる。


Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

2/1


Disdainful Stroke / 軽蔑的な一撃 (1)(青)
インスタント

マナ総量が4以上である呪文1つを対象とする。それを打ち消す。


目次

ルール

  • コスト軽減カードなどは「唱えるためのコスト」を変更するだけである。マナ・コスト、および点数で見たマナ・コストは、カードごとに不変である。
  • オブジェクトコピーは元のオブジェクトと同じマナ・コストを持つため、点数で見たマナ・コストも元のオブジェクトと同じである。
  • トークン土地など、マナ・コストを持たないオブジェクトの点数で見たマナ・コストは0として扱われる。
    • トークンの場合、何かのコピーであればマナ・コストを持つ場合もある。その場合は通常どおりに点数で見たマナ・コストが計算される。
  • マナ・コストにXを含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、スタック上にある場合はXは指定する値として扱い、スタック以外の領域ではXは0として扱って計算する。
  • マナ・コストに混成マナ・シンボルを含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、各混成マナ・シンボルのもっとも大きい値を取って計算する。
    • 例えば、{W/U}であれば1、{2/W}であれば2として計算する。
  • ファイレクシア・マナ・シンボルをマナ・コストに含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、ファイレクシア・マナ・シンボルを1として計算する。
  • 分割カードの点数で見たマナ・コストは、大まかには以下のように計算される。詳細な解説は分割カードを参照。
    1. スタック上では、それが融合されている場合は両半分の合計値を、そうでない場合は唱えられている側の点数で見たマナ・コストのみを参照する。
    2. スタック以外の領域では、両半分の特性を併せ持つ。

呼び方

  • 略して「CMC」と表記されることもある。GathererAdvanced Searchでも使われている。
  • 点数で見たマナ・コストがN点のカードのことを指して、
    1. 公式サイトなどの英語圏では「N-mana card」(ハイフンは省略可)と呼称する。
    2. 日本語でも同様に通例「Nマナのカード、Nマナ・カード」などと呼ぶ。
    • 例えば、1マナなら「1マナ・カード」となる。
  • 英語圏では「N-drop」という表記もされる(1マナのカードならば「one-drop」、2マナなら「two-drop」というように)。
  • 第5版までのルールでは「総呪文コスト」と呼ばれていた。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif