龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God
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リミテッドでは強力無比の一言であるが、黒[[トリプルシンボル]]含む色マナ5つの[[色拘束]]が大きな障害となる。維持できれば容易に優勢を作れるカードであるため、[[火想者の器/Firemind Vessel]]や[[ギルド球/Guild Globe]]を使って3色目を[[タッチ]]するだけの価値はある。 | リミテッドでは強力無比の一言であるが、黒[[トリプルシンボル]]含む色マナ5つの[[色拘束]]が大きな障害となる。維持できれば容易に優勢を作れるカードであるため、[[火想者の器/Firemind Vessel]]や[[ギルド球/Guild Globe]]を使って3色目を[[タッチ]]するだけの価値はある。 |
2019年9月9日 (月) 15:24時点における版
伝説のプレインズウォーカー — ボーラス(Bolas)
龍神、ニコル・ボーラスは、戦場にある他のプレインズウォーカーすべての忠誠度能力をすべて持つ。
[+1]:あなたはカードを1枚引く。各対戦相手はそれぞれ、自分の手札からカード1枚か、自分がコントロールしているパーマネント1つを追放する。
[-3]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
[-8]:伝説のクリーチャーもプレインズウォーカーもコントロールしていない各対戦相手はそれぞれこのゲームに敗北する。
ラヴニカ/Ravnicaへの侵攻を開始したボーラス。戦場にある他のプレインズウォーカーの忠誠度能力を得る常在型能力、アドバンテージ獲得能力、クリーチャーかプレインズウォーカーの除去能力、対戦相手の敗北条件能力を持つ。
- 常在型能力
- 他のプレインズウォーカーの忠誠度能力を全て兼ね備えることができる、「プレインズウォーカーの灯を奪う」ストーリーに沿った能力。
- ただしボーラス固有の忠誠度能力がどれも高性能なので、これを使う場面はリミテッドであっても限定的。また、対戦相手が強力なプレインズウォーカーをコントロールしている場合は-3能力ですぐ除去した方が良い場面も多い。
- 一度に+2以上できる忠誠度能力や、エンチャント・アーティファクトを除去できる能力、少なめの忠誠度で起動できる奥義など、ボーラスにできないことを補えればラッキーというところか。
- +1能力
- 破滅の刻の責め苦サイクルを思わせる、多角的な除去+ドロー。
- 差し引きで2枚のカード・アドバンテージを得られる能力。多人数戦だとさらに得られるアドバンテージが増える。
- 対戦相手に広い選択権があるため、狙ったパーマネントや手札を除去することは困難だが、追放により死亡誘発や墓地からの回収を許さない点は心強い。
- 5マナプレインズウォーカーの忠誠度プラス能力としては2枚のアドバンテージは異例の多さで、ボーラスを戦場に維持しているだけでじわじわとアドバンテージ差を広げられるだろう。
- -3能力
- クリーチャーまたはプレインズウォーカーの破壊。戦慄掘り/Dreadbore相当の能力。
- 消費忠誠度が-3と多いため、対象やタイミングはよく考えたい。どうしても落としたい回避能力持ちや厄介なプレインズウォーカーを除去していくことになるだろうか。
- また、この能力で伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを能動的に除去していけるため、奥義の下地作りにもなる。
- -8能力
- 伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをコントロールしていない対戦相手を問答無用で敗北させる奥義。
- リミテッドではかなりの脅威になり得るが、灯争大戦にはアンコモンにもプレインズウォーカーが多数いるため条件を満たせない場面も少なくない。+1能力と-3能力で十分に対戦相手を締め上げてから使うことになるだろう。
- 他のプレインズウォーカーの奥義に比べて、条件を満たせなかった場合は何も起きないことに注意が必要。瞬速持ちの艦の魔道士、ラフ・キャパシェン/Raff Capashen, Ship's Mage等に計算を狂わされないようにしたい。
+1能力が特に強力であるが、全体除去やトークン生成能力を持たないため単体での形勢逆転は難しい。しかしコントロールにとって相当の魅力を持ったカードであることは間違いなく、灯争大戦参入後からスタンダードのグリクシス・ボーラスで試されている。
リミテッドでは強力無比の一言であるが、黒トリプルシンボル含む色マナ5つの色拘束が大きな障害となる。維持できれば容易に優勢を作れるカードであるため、火想者の器/Firemind Vesselやギルド球/Guild Globeを使って3色目をタッチするだけの価値はある。
- 2019年のSan Diego Comic Conの会場でAdam Paquetteによる新規イラストのSDCCプロモーション・カードが限定販売された[1]。
ルール
- 常在型能力
- これにより、他のプレインズウォーカーが能力を失うことはない。
- 他のプレインズウォーカーが持つ常在型能力や誘発型能力、あるいは忠誠度能力でない起動型能力を得ることはない。
- ボーラスがいくつの忠誠度能力を持っていたとしても、各ターンに起動できる忠誠度能力は1つのみである。
- 忠誠度能力がカード名を用いてそのカード自身を参照している場合、ボーラスが得たその能力は、それが「龍神、ニコル・ボーラス」を参照しているかのように扱う。
- 例:戦場に敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemageがいて、ボーラスがヤヤ由来の-2能力を起動したなら、ダメージの発生源はボーラスである。
- ボーラスが一組の関連している能力を得たなら、それらの能力は関連しているが、ボーラスが持つ他の能力と関連することはない(CR:607.5)。
- 例:戦場に悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaverがいる場合、アショク由来の+2能力で追放したカードをアショク由来の-X能力で参照することはできるが、ボーラスが元々持つ+1能力で追放したカードを参照することはできない。
- +1能力
- -8能力
関連カード
- ニコル・ボーラス/Nicol Bolas
- プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker
- 王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh
- 欺瞞の主、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Deceiver
- 破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager - 覚醒の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Arisen
- 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God
ストーリー
ラヴニカ/Ravnicaにて、神の如き力を取り戻すための計画をいよいよ実行に移したニコル・ボーラス/Nicol Bolas。不滅の太陽/The Immortal Sunを用いて多数のプレインズウォーカー/Planeswalkerをラヴニカに閉じ込め、次元橋/Planar Bridgeで移送した永遠衆/Eternalを用いてプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを収穫し始めた。
詳細はニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)を参照。
参考
- ↑ Magic: The Gathering's Comic-Con Exclusive Brings Forth Gods, Dragons, and Dragon Gods(ニュースサイト「GIZMODO」 2019年6月26日)