本質の予見者、ウィロウダスク/Willowdusk, Essence Seer
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伝説のクリーチャー — ドライアド(Dryad) ドルイド(Druid)
(1),(T):これ以外のクリーチャー1体を対象とする。それの上に、このターンにあなたが得たライフの点数かこのターンにあなたが失ったライフの点数、どちらか大きい方に等しい数の+1/+1カウンターを置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
3/3他のクリーチャーに、そのターンのライフゲインかライフロスで大きい方の点数分+1/+1カウンターを置くことができる伝説のドライアド・ドルイド。
能力は寛大な夜明け、ラシエル/Lathiel, the Bounteous Dawnに似ているが、ラシエルと違いタップ能力なので召喚酔いに左右される、ソーサリー・タイミング限定なので自分のターンでしか強化できない、ライフを得る手段が無い、1体にしか置けない上に自分を強化できないという、他力本願さが強まった点では弱体化している。
しかしそれ以上に、ラシエルはない「失ったライフによっても巨大化できる」点が強烈。タイミング起因で対戦相手からの攻撃で失ったライフを活用する事はできないが、ライフを失った理由について言及がないので、コスト等で自らライフを支払う類のカードとも組み合わせることができる。特にネクロポーテンス/Necropotenceの様な任意点数のライフを支払えるカードと組み合わせることで、ライフの限り凄まじいサイズのクリーチャーを作り出す事が出来る。
とはいえ大量にライフを支払うのもリスクはあるので、事前にきちんとライフを稼いでおきたい所。まずは回復によって地道に強化しつつ、期を見てライフペイ戦法に切り替えるプランを考えればいいだろう。これもラシエルと違い強化を「自分のターン中」に行うことができるので、ライフを支払って強化して即攻撃・一気に勝負を決めに行くようなことができる。 また無限ライフを仕込むような方法も考えられる。
- 得たライフと失ったライフは、それぞれで合算する。あるターンにライフを2点得た後で3点のダメージを受け、その後また2点得てから起動した場合、得たライフは4点、失ったライフは3点なので+1/+1カウンターは4個置かれる。
- 極端なパワー強化ができるので、ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lordとの組み合わせが劇的。多人数戦で全対戦相手を同時に倒す展開すら可能。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者2021のメイン統率者サイクル。対抗色2色の伝説のクリーチャーで、稀少度は神話レア。
- 大衆扇動者、ブリーナ/Breena, the Demagogue(白黒)
- 雷の指揮者、ザファイ/Zaffai, Thunder Conductor(青赤)
- 本質の予見者、ウィロウダスク/Willowdusk, Essence Seer(黒緑)
- 再構築者、オスギル/Osgir, the Reconstructor(赤白)
- 双子唱者、アドリックスとネヴ/Adrix and Nev, Twincasters(緑青)
[編集] ストーリー
ウィロウダスク/Willowduskは、アルケヴィオス/Arcaviosの魔法学院ストリクスヘイヴン/Strixhavenの大学の一つ、ウィザーブルーム大学/Witherbloom Collegeの教授/Professorを務めるドライアド。女性(イラスト)。
ウィロウダスクの本当の年齢は誰も知らない。彼女は血の時代/The Blood Ageから生きていると主張しており、それは誇張だろうと多くの者が思っているが、反論できるほど長生きしている者もいない。ずっと前に、反抗的な学生の一団が居残り沼/Detention Bogでどうしようもなく迷ってしまった際、避難所にしようとしたものが実はウィロウダスクの根だった。彼女は親切にも、学生たちを飢えたボグロフ/Bogroffの群れから保護し、逆回り講堂/Widdershins Hallへと案内しながら、適切な薬草採集の実践について講義を行った。
その講義があまりに効果的であることが証明されたため、彼女は教授としてここに残ってほしいと頼まれた。ウィロウダスクは薬草、害獣の繁殖、解剖技術の知識を毎年の新入生に伝授するのが大好きで、その研究室では常に茶が淹れてある。
[編集] 登場作品・登場記事
- The Chains That Bind/サイドストーリー第2話:束縛の鎖(Magic Story 2021年4月9日 Reinhardt Suarez著、名前のみ)
- The Legends of Strixhaven/ストリクスヘイヴンの伝説たち(Feature 2021年4月13日 Fox Allison, Doug Beyer, and Ari Zirulnik著)