神の怒り/Wrath of God

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2009年6月19日 (金) 18:53時点における古橋のぶゆき (トーク | 投稿記録)による版
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Wrath of God / 神の怒り (2)(白)(白)
ソーサリー

すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。


ハルマゲドン/Armageddonと双璧をなしたリセットボタン第10版現在皆勤賞

究極的なクリーチャー除去呪文であり、全体除去の基本。トーナメントレベルの白入りコントロールには多数投入され、除去の中心を担うことになる。

系のコントロールデッキが白を組み込む理由はほとんどこのカードにある。大概自分のクリーチャーより相手のクリーチャーの方が多いときに撃つ。相手の展開次第では圧倒的なカード・アドバンテージを得ることができるからだ。青白系コントロールデッキがビートダウンに対して強いのは、この辺りも要因として絡んでいる。ただ、それを見越して対策を練ってくることもあるので、一概にこれがあれば安心というわけではない。

アカデミーの学長/Academy Rectorなどを墓地に落とすのにも使える。

また、ミシュラランドキマイラ像/Chimeric Idolといった、クリーチャーになったり戻ったりするパーマネントとは相性がいいだろう。(逆に、相手のそのようなパーマネントに対処することもできない。)


  • 対象を取らないので、プロテクション持ちも落とすことができる。対象やプロテクションに関するルール説明で、よく全体除去の代表例として地震/Earthquakeとともに登場している。
  • ハルマゲドン/Armageddon十字軍/Crusadeと共に、白の三大レアカードの1枚だった。しかしデッキとの相性の面から、この3枚すべてが1つのデッキに入れられることは少なかった。現在は他2枚が基本セットから落ちたため、単独でトップレアの座を守っている。
    • 3枚とも入る例としては、白ウィニーで神の怒りの投入がある。この場合は、速攻デッキ同士の対戦で劣勢を逆転できる切り札の役割としての採用だろう。
  • 余白が十分にあるにも関わらず、ポータル版以外でフレイバー・テキストが存在しないのは、そのシンプルで強力な効果を強調するためらしい。
    • ルール・テキストの美しさを際立たせるためであろう、英語版の第10版では文章欄が中央揃えにされている。また、この関係で破壊効果と再生禁止との間に改行が生じているが、オラクルではあくまでも一続きである。
    • 第5版までは、用語として「埋葬」が用いられていたので、現在よりもさらにシンプルなテキストであった。
  • Ron SpencerによるイラストFoilのテキストレスカードが、2006年10月のプレイヤー褒賞プログラムプロモとして配布された。
  • 俗称ラスゴ
  • "Wrath of God"は「神罰」の意味で定型句的に使われる言葉。「怒り」で「Wrath」というのは日本人には余り馴染みの無い単語であるが、「憤怒」と訳してもいいほど激烈な怒りであると考えた方がいいだろう。ダンテの「神曲」に登場する「7つの大罪」の内の1つも「Wrath(憤怒)」である。

関連カード

参考

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