未来予知
提供:MTG Wiki
目次 |
未来予知
時のらせん、次元の混乱に続く、時のらせんブロック3つめのエキスパンション(小型エキスパンションとしては2つめ)。
セット名からも分かるように、テーマは「未来」。ストーリーだけでなく、マジックというゲームそのものの数百年後までの未来を見通している。 そのため、タイムシフトやキーワード能力もバリエーションに富んだものとなっており、今までありそうで無かったシステムが多い。 どことなく銀枠を思わせる部分もあり、中には現時点で意味を持たない記述を持つカードもある。
- 同名のカードが存在する。→ 未来予知/Future Sight
- 発売時点で意味を持たない記述としては、ルール用語の「組み立てる/assemble」や、アーティファクト・タイプの「からくり」(このサブタイプを持つカードは存在していない)、注釈文のみに出てくるカード・タイプ「プレインズウォーカー」など。
- プレインズウォーカーはローウィンで意味を持つようになった。
新キーワード能力は探査、吸収、オーラ交換、城砦化、激情、墓地ストーム、変形、接死、有毒と数が多いが、これらのほとんどが(発売時点で)1枚のカード専用のキーワードとなっている。新能力語は壮大。 また、直前のラヴニカ・ブロックから、キーワード能力の予見、移植、狂喜、召集、発掘、変成、能力語暴勇が再登場。 さらに、馴染み深い能力のいくつかがキーワード化され、いわゆる魂の絆能力が絆魂、いわゆる蜘蛛能力が到達、「アンタッチャブル」が被覆となった。 キーワード行動の概念が定義され、以前から存在する「再生(する)」や「占術(を行う)」、新たに登場した「消術(を行う)」などがまとめられた。
- 「あり得る未来を覗き込む」というこのセットのテーマから推測するに、新キーワード能力のなかには、これ以降頻繁に使われるものもあれば、何年後・何十年後になって本格的に登場するものもあるのだろう。ある意味、壮大なカード・プレビューを行なっているわけである。
- 到達は、一部のカードとの相互作用が変化している。
- サイクリングについては、土地サイクリングの拡張としてタイプ・サイクリングが登場した。
サイクルとしては、過去の伝説のクリーチャーの子孫を表した、壮大を持つ伝説のクリーチャー・サイクルや、コストの支払いを未来に行う契約サイクルが代表的。 過去や未来に存在するクリーチャーをほぼそのまま産み出すスペルシェイパー、解決時に再び待機状態に戻る待機カードといったサイクルもある。 願いも新たに1枚追加された。
新しいカード・タイプとして部族、新しいアーティファクト・タイプとして城砦とからくりが登場。
その他にも、以下の変わり種が初めて登場した。
→ ウーコーの手下悪鬼/Henchfiend of Ukor、偶像の石塚/Graven Cairns
→ 新たな精力/Second Wind、流動石の抱擁/Flowstone Embrace、魔女の霧/Witch's Mist
- エンチャント・クリーチャー
- 土地・クリーチャー
- マナ・コストに色マナを持つアーティファクト・クリーチャー
パッケージ・イラストは
2007年5月4日発売。全180種類。 エキスパンション・シンボルはデフォルメされた眼。
デザイン [#design]
デザイン・チーム | Mark Rosewater (lead) | |
Matt Cavotta | ||
Devin Low | ||
Mark Gottlieb | ||
Ryan Miller | ||
Zvi Mowshowitz | ||
開発チーム | Mike Turian (lead) | |
Matt Cavotta | ||
Matt Place | ||
Brian Schneider | ||
アート・ディレクター | ? |
関連リンク
- 未来予知 注目のカード:白(タカラトミー、文:黒田正城)
- 未来予知 注目のカード:青
- 未来予知 注目のカード:黒
- 未来予知 注目のカード:赤
- 未来予知 注目のカード:緑
- 未来予知 注目のカード:その他
- 製品情報 (タカラトミー)