増幅
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増幅/Amplify | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | レギオン |
CR | CR:702.38 |
増幅/Amplifyは、レギオンで登場したキーワード能力。これを持つオブジェクトが戦場に出る際に機能する常在型能力(置換効果)である。
Kilnmouth Dragon / 窯口のドラゴン (5)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
増幅3(このクリーチャーが戦場に出るに際し、あなたの手札から公開したドラゴン(Dragon)・カード1枚につき+1/+1カウンターを3個置く。)
飛行
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。窯口のドラゴンは、それに窯口のドラゴンの上に置かれている+1/+1カウンターの数に等しいダメージを与える。
定義
増幅 N/Amplify Nは、「このオブジェクトが戦場に出るに際し、あなたの手札にあるそのオブジェクトと同じクリーチャー・タイプを持つカードを望む枚数公開する。このパーマネントは、これにより公開されたカード1枚につきN個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。このカード自身や、このカードと同時に戦場に出るカードを公開することはできない。」を意味する。
解説
ルール
- 同時に戦場に出るカードは公開することができない。
- 複数の増幅があれば個別に働く。このとき、1つ目の増幅で公開したカードを再び公開してもよい。
- いかなる方法で戦場に出るとしても、増幅は機能する。手札からプレイされた場合だけではなく、リアニメイトしたり追放領域から戻ってきたときも問題なく機能する。
- 霧衣の究極体/Mistform Ultimusや多相を持つカードは手札にある間もすべてのクリーチャー・タイプを持つため、増幅をもつクリーチャーすべてと相互作用する。
- 増幅で乗せるカウンターは、公開したカードの数を判定する。増幅を持っているクリーチャーと複数の共通するクリーチャー・タイプを持つカードを公開しても、カウンターが複数乗ることはない。
- これは置換効果なので、奸謀/Conspiracyをコントロールしていても、戦場に出る増幅持ちクリーチャーに対しては奸謀の効果を考慮しないで増幅を適用する。しかし、公開する手札のクリーチャー・カードに関しては奸謀の効果を考慮する。
その他
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.35 マッドネス/Madness
- 702.35a マッドネスは2つの能力を表すキーワードであり、その1つは、カードが手札にあるときに機能する常在型能力、もう1つは、一番目の能力が適用されたときに機能する誘発型能力である。「マッドネス [[[コスト]]]/Madness [cost]」は、「プレイヤーがこのカードを捨てるなら、そのプレイヤーはそれを捨て、このカードを自分の墓地に置く代わりに 追放する。」と「このカードがこれにより追放されたとき、オーナーは、マナ・コストではなく[[[コスト]]]を支払うことでこのカードを唱えてもよい。そのプレイヤーがそうしないなら、そのプレイヤーはこのカードを自分の墓地に置く。」を意味する。
- 702.35b マッドネス 能力で呪文を唱えることは、rule 601.2b および rule 601.2f-h の代替コストのルールに従う。
- 702.35c マッドネスの誘発型能力の解決後に、その追放されたカードが唱えられることなく公開領域に移動した場合、その捨てられたカードを参照する効果はそのオブジェクトを見つけることができる(rule 400.7k 参照)。
- 702.35 マッドネス/Madness
- 702 キーワード能力