侵食/Encroach

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2010年3月14日 (日) 11:25時点におけるヴぁ (トーク | 投稿記録)による版
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Encroach / 侵食 (黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から基本でない土地カードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。


ウルザズ・デスティニーに登場した、特殊地形限定の手札破壊呪文コントロール的なデッキではなくビートダウン的なデッキで使うのであれば、強迫/Duress以上の可能性を秘めているかもしれない。

1ターン目に打てれば、強迫/Duress以上に相手の序盤の計算がかなり狂う。2ターン目に打つと、相手はもう最重要な土地を置いているので効果が半減する。3ターン目以降はそもそも手札に土地が残っている可能性が低い、または土地をおく必要性が低くなるため、ほぼ意味が無い。理想としてはスーサイドブラックなどに投入し土地事故を起こさせ、相手がもたついている間に勝負をつけたいところ。

もちろん相手のデッキに特殊地形が入っていない場合意味がない。そしてウルザ・ブロックが使えた当時のスタンダードは単色全盛期。同ブロックミシュラランドや、当時のスタンダード最悪の土地であるリシャーダの港/Rishadan Portなどカウンターできない危険カードを未然に落とせる点、デッキ次第で展開を抑制できる点は多少評価できるが、いかんせん確実性が低すぎた。

ストーリー

ラース/Rathエヴィンカー/Evincarダヴォール/Davvolの使命の1つが流動石/Flowstone増産によるラースの拡張である。このカードには、そのダヴォールの姿が描かれており(イラスト)、フレイバー・テキストでは、ある地域の拡張率が容認できないとやり直しを命じている。つまり、このカードの効果は、構想(手札)にあったラース拡張案(特殊地形)を破棄させる(捨てる)ものであろう。侵食/Encroachというカード名からも「対戦相手の精神を侵食する」以外に「流動石が徐々にラースの大地や次元/Planeの外に食い込み侵していく」含みが読める。

参考

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