クレリック

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[[白]]に多いが、[[オンスロート・ブロック]]では[[黒]]いクレリックが多数登場した。
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[[ダメージ]][[軽減]]や[[ライフ]][[回復]]、[[プロテクション]]に関する[[能力]]を持つものが多い。
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[[白]]に多いが、[[オンスロート・ブロック]]では[[黒]]いクレリックが多数登場した。[[ダメージ]][[軽減]]や[[ライフ]][[回復]]、[[プロテクション]]に関する[[能力]]を持つものが多い。
  
 
{{#card:Samite Healer}}
 
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*[[伝説のクリーチャー]]は11体存在する([[ローウィン]]現在)。
 
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Cleric|クレリック(Cleric)}}
 
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*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
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[[オデッセイ・ブロック]]+[[オンスロート・ブロック]]期の[[スタンダード]]で、[[部族]]強化の一環で[[構築]]されたクレリック[[デッキ]]。
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通常は[[オルゾフカラー|白黒]]で組まれることが多いが、たまに[[単色]]、もしくはどちらかを[[タッチ]]で入れているタイプも存在する。
 
通常は[[オルゾフカラー|白黒]]で組まれることが多いが、たまに[[単色]]、もしくはどちらかを[[タッチ]]で入れているタイプも存在する。
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[[白]]をメインとしたタイプのデッキは[[熟練の薬剤師/Master Apothecary]]、[[境を歩む者/Edgewalker]]などの強力なクレリックが登場したことによって誕生した。
 
[[白]]をメインとしたタイプのデッキは[[熟練の薬剤師/Master Apothecary]]、[[境を歩む者/Edgewalker]]などの強力なクレリックが登場したことによって誕生した。
  
その特徴はクリーチャー主体とは思えないほどの圧倒的防御力。
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その特徴はクリーチャー主体とは思えないほどの圧倒的防御力。その防御力を攻撃に活かすのが[[アクローマに仕える者/Akroma's Devoted]]、[[星明りの聖域/Starlit Sanctum]]である。アクローマに仕える者はクレリックに[[警戒]]を与えるため、[[攻撃]]に参加しても[[プリベンター]]としての機能を失わせない。星明りの聖域は膠着しやすい終盤戦を、[[ライフロス]]で決める。
その防御力を攻撃に活かすのが[[アクローマに仕える者/Akroma's Devoted]]、[[星明りの聖域/Starlit Sanctum]]である。
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アクローマに仕える者はクレリックに[[警戒]]を与えるため、[[攻撃]]に参加しても[[プリベンター]]としての機能を失わせない。
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星明りの聖域は膠着しやすい終盤戦を、[[ライフロス]]で決める。
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マジックで防御系は流行らないと言われたが、これは鉄壁の防御力と相手を倒す攻撃手段がそこそこ豊富にあることから、[[オンスロート・ブロック構築]]だけでなく[[スタンダード]]でも見かけることが出来た。
 
マジックで防御系は流行らないと言われたが、これは鉄壁の防御力と相手を倒す攻撃手段がそこそこ豊富にあることから、[[オンスロート・ブロック構築]]だけでなく[[スタンダード]]でも見かけることが出来た。
  
[[黒]]をメインとしたものには[[闇の嘆願者/Dark Supplicant]]が投入され、[[フィニッシャー]]は例外なく[[闇の末裔/Scion of Darkness]]。序盤に闇の末裔を召喚することで高い攻撃力が得られる。
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[[黒]]をメインとしたものには[[闇の嘆願者/Dark Supplicant]]が投入され、[[フィニッシャー]]は例外なく[[闇の末裔/Scion of Darkness]]。序盤に闇の末裔を召喚することで高い攻撃力が得られる。その一方で[[腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator]]や[[骨を組む者/Boneknitter]]で身を守りつつ[[陰謀団の執政官/Cabal Archon]]などの[[ライフロス]]でじわじわ攻めるといった戦い方もできる。[[ゾンビ]]とクレリックをあわせ持つクリーチャーも存在したため、[[ゾンビ#デッキ|ゾンビデッキ]]との[[ハイブリッドデッキ]]も作られた。[[ドロー]]サポートには[[墓生まれの詩神/Graveborn Muse]]がよく使われる。
その一方で[[腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator]]や[[骨を組む者/Boneknitter]]で身を守りつつ[[陰謀団の執政官/Cabal Archon]]などの[[ライフロス]]でじわじわ攻めるといった戦い方もできる。
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[[ゾンビ]]とクレリックをあわせ持つクリーチャーも存在したため、[[ゾンビ#ゾンビ/Zombie(デッキ)|ゾンビデッキ]]との[[ハイブリッドデッキ]]も作られた。
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[[ドロー]]サポートには[[墓生まれの詩神/Graveborn Muse]]がよく使われる。
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[[ダールの降霊者/Daru Spiritualist]]と[[稲妻のすね当て/Lightning Greaves]]を組み込んで[[無限ライフ]]システムを搭載したデッキも存在した。
 
[[ダールの降霊者/Daru Spiritualist]]と[[稲妻のすね当て/Lightning Greaves]]を組み込んで[[無限ライフ]]システムを搭載したデッキも存在した。
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2008年6月18日 (水) 00:52時点における版

クレリック/Clericは、

  1. クリーチャー・タイプの1つ。#クリーチャー・タイプを参照。
  2. 上記のカードを主力とする部族デッキ#デッキを参照。

目次

クリーチャー・タイプ

クレリック/Clericクリーチャー・タイプの1つ。つまりは僧侶。

に多いが、オンスロート・ブロックではいクレリックが多数登場した。ダメージ軽減ライフ回復プロテクションに関する能力を持つものが多い。


Samite Healer / サマイトの癒し手 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。

1/1


Mother of Runes / ルーンの母 (白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

(T):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、あなたが選んだ1色の色に対するプロテクションを得る。

1/1


Dark Supplicant / 闇の嘆願者 (黒)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

(T),クレリック(Cleric)を3体生け贄に捧げる:あなたの墓地と手札とライブラリーから、名前が《闇の末裔/Scion of Darkness》であるカードを1枚探し、それを戦場に出す。これによりあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。

1/1

オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロックの時期には、その防御力の高さをフルに利用してステロイドなどを食い物にした部族デッキも登場した。(下記参照)

参考

デッキ

オデッセイ・ブロックオンスロート・ブロック期のスタンダードで、部族強化の一環で構築されたクレリックデッキ

通常は白黒で組まれることが多いが、たまに単色、もしくはどちらかをタッチで入れているタイプも存在する。


Master Apothecary / 熟練の薬剤師 (白)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

あなたがコントロールするアンタップ状態のクレリック(Cleric)1つをタップする:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを2点軽減する。

2/2


Edgewalker / 境を歩む者 (1)(白)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

あなたが唱えるクレリック(Cleric)呪文のコストは、それを唱えるためのコストが(白)(黒)だけ少なくなる。これは色マナのコストしか減少させない。(例えば、あなたがマナ・コストが(1)(白)のクレリック呪文を唱える場合、それを唱えるためのコストは(1)になる。)

2/2


Starlit Sanctum / 星明りの聖域
土地

(T):(◇)を加える。
(白),(T),クレリック(Cleric)・クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたは、生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
(黒),(T),クレリック・クリーチャーを1体生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、生け贄に捧げられたクリーチャーのパワーに等しい点数のライフを失う。


をメインとしたタイプのデッキは熟練の薬剤師/Master Apothecary境を歩む者/Edgewalkerなどの強力なクレリックが登場したことによって誕生した。

その特徴はクリーチャー主体とは思えないほどの圧倒的防御力。その防御力を攻撃に活かすのがアクローマに仕える者/Akroma's Devoted星明りの聖域/Starlit Sanctumである。アクローマに仕える者はクレリックに警戒を与えるため、攻撃に参加してもプリベンターとしての機能を失わせない。星明りの聖域は膠着しやすい終盤戦を、ライフロスで決める。

マジックで防御系は流行らないと言われたが、これは鉄壁の防御力と相手を倒す攻撃手段がそこそこ豊富にあることから、オンスロート・ブロック構築だけでなくスタンダードでも見かけることが出来た。

をメインとしたものには闇の嘆願者/Dark Supplicantが投入され、フィニッシャーは例外なく闇の末裔/Scion of Darkness。序盤に闇の末裔を召喚することで高い攻撃力が得られる。その一方で腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator骨を組む者/Boneknitterで身を守りつつ陰謀団の執政官/Cabal Archonなどのライフロスでじわじわ攻めるといった戦い方もできる。ゾンビとクレリックをあわせ持つクリーチャーも存在したため、ゾンビデッキとのハイブリッドデッキも作られた。ドローサポートには墓生まれの詩神/Graveborn Museがよく使われる。

ダールの降霊者/Daru Spiritualist稲妻のすね当て/Lightning Greavesを組み込んで無限ライフシステムを搭載したデッキも存在した。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (31)
4 心優しきボディガード/Benevolent Bodyguard
4 雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer
4 献身的な世話人/Devoted Caretaker
4 鞭縄使い/Whipcorder
4 熟練の薬剤師/Master Apothecary
2 無私の浄霊者/Selfless Exorcist
4 賛美されし天使/Exalted Angel
1 陰謀団の執政官/Cabal Archon
4 腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator
呪文 (5)
4 燻し/Smother
1 定員過剰の墓地/Oversold Cemetery
土地 (24)
14 平地/Plains
5 沼/Swamp
4 真鍮の都/City of Brass
1 星明りの聖域/Starlit Sanctum
サイドボード
2 浄化の瞑想/Cleansing Meditation
1 天啓の光/Ray of Revelation
1 復仇/Reprisal
2 神の怒り/Wrath of God
1 棺の追放/Coffin Purge
2 闇への追放/Dark Banishing
4 強迫/Duress
1 仕組まれた疫病/Engineered Plague
1 定員過剰の墓地/Oversold Cemetery

参考

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