ナイトメア

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'''ナイトメア'''/''Nightmare''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。
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'''ナイトメア'''/''Nightmare''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。悪夢が形を成した存在。
  
 
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==概要==
 
==概要==
初出は[[リミテッド・エディション]]の[[夢魔/Nightmare]]。長い間夢魔単独のタイプだったが、[[トーメント]]と[[ジャッジメント]]で共通のメカニズムを持ったクリーチャーの一群として登場。それぞれ9体ずつ、計18体が追加された。[[時のらせん]]でも同じシステムを持つ[[顔なしの貪り食い/Faceless Devourer]]が登場している。[[ラヴニカへの回帰]]で夢魔と同じ馬の怪物のイメージである[[謝肉祭の地獄馬/Carnival Hellsteed]]も登場した。
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初出は[[リミテッド・エディション]]の[[夢魔/Nightmare]]。長い間夢魔単独のタイプだったが、[[トーメント]]と[[ジャッジメント]]で共通のメカニズムを持ったクリーチャーの一群として登場。それぞれ9体ずつ、計18体が追加された。[[時のらせん]]でも同じシステムを持つ[[顔なしの貪り食い/Faceless Devourer]]が登場している。その後も時折新種が登場している。
  
 
[[黒]]と[[赤]]と[[青]]に存在する。
 
[[黒]]と[[赤]]と[[青]]に存在する。
  
 
==ナイトメア能力==
 
==ナイトメア能力==
[[トーメント]]と[[ジャッジメント]]、および[[時のらせん]]に登場したナイトメアは、「[[戦場に出る|戦場に出た]]とき特定のもの([[クリーチャー]]・[[手札]]・[[ライフ]]など)を無くす[[誘発型能力]]」と、「[[戦場を離れる|戦場を離れた]]ときその無くしたものを取り戻す[[誘発型能力]]」を持つ(これらを合わせて「'''ナイトメア能力'''」と呼ぶこともある)。基本的に、[[トーメント]]のナイトメアはメリット、[[ジャッジメント]]のナイトメアはデメリットとして働くようになっている。
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[[トーメント]]と[[ジャッジメント]]、および[[時のらせん]]に登場したナイトメアは、「[[戦場に出る|戦場に出た]]とき特定のもの([[クリーチャー]]・[[手札]]・[[ライフ]]など)を無くす[[誘発型能力]]」と、「[[戦場を離れる|戦場を離れた]]ときその無くしたものを取り戻す[[誘発型能力]]」を持つ(これらを合わせて「'''ナイトメア能力'''」と呼ぶこともある)。基本的に、[[トーメント]]のナイトメアはメリット、[[ジャッジメント]]のナイトメアは[[ペナルティ能力]]として働くようになっている。(→[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?text=%E8%BF%BD%E6%94%BE&subtype%5B%5D=Nightmare テキストに「追放」を含むナイトメアで検索])
  
 
*この2つの[[能力]]は基本的には[[関連している能力]]である。後者の能力で戻ってくる[[カード]]は、前者の能力で[[追放]]されたカードのみである。それ以外の何らかの理由でナイトメアがカードを追放していたとしても、それは戻ってこない。
 
*この2つの[[能力]]は基本的には[[関連している能力]]である。後者の能力で戻ってくる[[カード]]は、前者の能力で[[追放]]されたカードのみである。それ以外の何らかの理由でナイトメアがカードを追放していたとしても、それは戻ってこない。
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*[[トーナメント]]シーンで最も活躍したナイトメアは、[[戦場に出ないクリーチャー|クリーチャーとしては使われない]][[世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon]]。(→[[ワールドゴージャー]])。普通にクリーチャーとして使うものとしては[[催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend]]などが実績がある。
 
*[[トーナメント]]シーンで最も活躍したナイトメアは、[[戦場に出ないクリーチャー|クリーチャーとしては使われない]][[世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon]]。(→[[ワールドゴージャー]])。普通にクリーチャーとして使うものとしては[[催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend]]などが実績がある。
 
*トーメントの黒のものはすべて[[ホラー]]との組み合わせになっている。また、ジャッジメントではすべての[[絵|イラスト]]に口のついた触手が描かれていて、(寄生されている)赤のものは「〜喰らいの/-gorger」、青のものは「寄生牙の/Wormfang」が[[名前]]につく。
 
*トーメントの黒のものはすべて[[ホラー]]との組み合わせになっている。また、ジャッジメントではすべての[[絵|イラスト]]に口のついた触手が描かれていて、(寄生されている)赤のものは「〜喰らいの/-gorger」、青のものは「寄生牙の/Wormfang」が[[名前]]につく。
 
==一覧==
 
===アルファ===
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
!カード名!!コスト!!サイズ!!ナイトメア能力で無くすもの!!ナイトメア能力以外の能力!!備考
 
|-
 
|[[夢魔/Nightmare]]||5B||*/*||-||[[飛行]]、[[パワー]]と[[タフネス]]は[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[沼]]の数に等しい。||ナイトメア能力無し、多くの[[基本セット]]で[[再録]]。
 
|-
 
|}
 
 
===トーメント===
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
!カード名!!コスト!!サイズ!!ナイトメア能力で無くすもの!!ナイトメア能力以外の能力!!備考
 
|-
 
|[[催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend]]||1B||1/1||対戦相手1人の[[手札]]の、[[土地]]でないカード1枚||-||-
 
|-
 
|[[墓をこじ開けるもの/Gravegouger]]||2B||2/2||単一の[[墓地]]にある最大2枚までのカード||-||-
 
|-
 
|[[にじり寄るストーカー/Slithery Stalker]]||1BB||1/1||対戦相手がコントロールする[[緑]]か[[白]]のクリーチャー1体||[[沼]][[渡り]]||-
 
|-
 
|[[顔なしの解体者/Faceless Butcher]]||2BB||2/3||他のクリーチャー1体||-||[[時のらせん]]で[[再録]]。
 
|-
 
|[[魂の災い魔/Soul Scourge]]||4B||3/2||プレイヤー1人の3点の[[ライフ]]||[[飛行]]||-
 
|-
 
|[[ラクァタスのチャンピオン/Laquatus's Champion]]||4BB||6/3||プレイヤー1人の6点のライフ||(B):[[再生]]する。||-
 
|-
 
|[[催眠魔/Hypnox]]||8BBB||8/8||対戦相手1人の手札||[[飛行]]||対戦相手の手札を追放するのは、手札から唱えた場合のみ。
 
|-
 
|[[土喰い豚/Petravark]]||3R||2/2||土地1つ||-||-
 
|-
 
|[[土喰い巨獣/Petradon]]||6RR||5/6||土地2つ||(R):[[ターン終了時まで]]+1/+0[[修整]]。||-
 
|-
 
|}
 
 
===ジャッジメント===
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
!カード名!!コスト!!サイズ!!ナイトメア能力で無くすもの!!ナイトメア能力以外の能力!!備考
 
|-
 
|[[寄生牙のイモリ/Wormfang Newt]]||1U||2/2||コントローラーがコントロールする土地1つ||-||-
 
|-
 
|[[寄生牙の亀/Wormfang Turtle]]||2U||2/4||コントローラーがコントロールする土地1つ||-||-
 
|-
 
|[[寄生牙のドレイク/Wormfang Drake]]||2U||3/4||コントローラーがコントロールする他のクリーチャー1体||[[飛行]]||他のクリーチャーを追放しなかった場合は自身を[[生け贄に捧げる]]。
 
|-
 
|[[寄生牙のカニ/Wormfang Crab]]||3U||3/6||対戦相手が選んだ、コントローラーがコントロールする他のパーマネント1つ||[[ブロックされない]]。||-
 
|-
 
|[[寄生牙のベヒモス/Wormfang Behemoth]]||3UU||5/5||コントローラーの手札||-||-
 
|-
 
|[[寄生牙のマンタ/Wormfang Manta]]||5UU||6/1||コントローラーの次のターン1つ||[[飛行]]||-
 
|-
 
|[[呪文喰らいの蛮族/Spellgorger Barbarian]]||3R||3/1||無作為に選んだ、コントローラーの手札のカード1枚||-||カードは追放ではなく[[捨てる|ディスカード]]で、呪文喰らいの蛮族が戦場を離れたときはカードを1枚[[引く]]。
 
|-
 
|[[魂喰らいのオーグ/Soulgorger Orgg]]||3RR||6/6||コントローラーの1点のライフを残したすべてのライフ||[[トランプル]]||-
 
|-
 
|[[世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon]]||3RRR||7/7||コントローラーがコントロールする他のパーマネント||[[飛行]]、[[トランプル]]||-
 
|-
 
|}
 
 
===時のらせん===
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
!カード名!!コスト!!サイズ!!ナイトメア能力で無くすもの!!ナイトメア能力以外の能力!!備考
 
|-
 
|[[顔なしの貪り食い/Faceless Devourer]]||2B||2/1||[[シャドー]]を持つ他のクリーチャー1体||[[シャドー]]||-
 
|-
 
|}
 
===ラヴニカへの回帰===
 
{| class="wikitable"
 
|-
 
!カード名!!コスト!!サイズ!!ナイトメア能力で無くすもの!!ナイトメア能力以外の能力!!備考
 
|-
 
|[[謝肉祭の地獄馬/Carnival Hellsteed]]||4BR||5/4||-||[[先制攻撃]]、[[速攻]]、[[解鎖]]||ナイトメア能力無し
 
|-
 
|}
 
  
 
==参考==
 
==参考==
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[[Category:クリーチャー・タイプ|ないとめあ]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|ないとめあ]]
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__NOTOC__

2016年4月1日 (金) 14:41時点における版

ナイトメア/Nightmareは、クリーチャー・タイプの1つ。悪夢が形を成した存在。


Nightmare / 夢魔 (5)(黒)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) 馬(Horse)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
夢魔のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする沼(Swamp)の数に等しい。

*/*


Worldgorger Dragon / 世界喰らいのドラゴン (3)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) ドラゴン(Dragon)

飛行、トランプル
世界喰らいのドラゴンが戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のパーマネントをすべて追放する。
世界喰らいのドラゴンが戦場を離れたとき、世界喰らいのドラゴンが追放したカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

7/7


Carnival Hellsteed / 謝肉祭の地獄馬 (4)(黒)(赤)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) 馬(Horse)

先制攻撃、速攻
解鎖(あなたはこのクリーチャーを、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出してもよい。これの上に+1/+1カウンターが置かれているかぎり、これではブロックできない。)

5/4

概要

初出はリミテッド・エディション夢魔/Nightmare。長い間夢魔単独のタイプだったが、トーメントジャッジメントで共通のメカニズムを持ったクリーチャーの一群として登場。それぞれ9体ずつ、計18体が追加された。時のらせんでも同じシステムを持つ顔なしの貪り食い/Faceless Devourerが登場している。その後も時折新種が登場している。

に存在する。

ナイトメア能力

トーメントジャッジメント、および時のらせんに登場したナイトメアは、「戦場に出たとき特定のもの(クリーチャー手札ライフなど)を無くす誘発型能力」と、「戦場を離れたときその無くしたものを取り戻す誘発型能力」を持つ(これらを合わせて「ナイトメア能力」と呼ぶこともある)。基本的に、トーメントのナイトメアはメリット、ジャッジメントのナイトメアはペナルティ能力として働くようになっている。(→テキストに「追放」を含むナイトメアで検索

  • この2つの能力は基本的には関連している能力である。後者の能力で戻ってくるカードは、前者の能力で追放されたカードのみである。それ以外の何らかの理由でナイトメアがカードを追放していたとしても、それは戻ってこない。
    • ライフターンなど、カード以外のものに対する能力を持つものもいる。この場合は「失わせる能力」と「得させる能力」の組になっており、これらの能力は(後者の能力が前者の能力の結果を参照していない限り)関連していない。
    • また、呪文喰らいの蛮族/Spellgorger Barbarianも、捨てたカードを取り戻すのでなく、こちらの能力も関連していない。
  • ナイトメアのうち、特定のカードを追放する能力を持つものは、戦場に出たときの能力がスタック上にある間に戦場を離れさせることで、追放したカードを戻ってこさせなくすることができる。
    • 例えば顔なしの解体者/Faceless Butcherを戦場に出し、「クリーチャー1体を追放する」能力がスタックにある間に解体者を何らかの手段で戦場から除去して、「戻す」能力をスタックに乗せる。すると、まだ何も追放していないので「戻す」能力は不発に終わり、その後「クリーチャー1体を追放する」能力が解決され、そのとき解体者は既にいないので「戻す」能力は誘発し得ず、追放されたクリーチャーはもはや戻ってこなくなる。逆にデメリットのナイトメアを使う場合、相手にこれを利用され不利になる可能性があるので注意。

その他

ロードとして、狂気を操る者チェイナー/Chainer, Dementia Masterがいる。

ナイトメアに変化させるカードは悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaverが存在する。

参考

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