マナ吸収/Mana Drain

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*[[再解釈/Reinterpret]] - 打ち消した呪文のマナ総量以下の手札1枚をその場で[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]ので、結果的にその分マナを得する。(2)(青)(赤)。([[統率者2021]])
 
*[[再解釈/Reinterpret]] - 打ち消した呪文のマナ総量以下の手札1枚をその場で[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]ので、結果的にその分マナを得する。(2)(青)(赤)。([[統率者2021]])
 
*[[敵の徴用/Press the Enemy]] - 打ち消すのではなく手札に戻す再解釈。[[踏み倒す]]のはインスタントか[[ソーサリー]]限定だが、戻すのは[[戦場]]の土地でない[[パーマネント]]でも可。(2)(青)(青)。([[指輪物語:中つ国の伝承]])
 
*[[敵の徴用/Press the Enemy]] - 打ち消すのではなく手札に戻す再解釈。[[踏み倒す]]のはインスタントか[[ソーサリー]]限定だが、戻すのは[[戦場]]の土地でない[[パーマネント]]でも可。(2)(青)(青)。([[指輪物語:中つ国の伝承]])
*[[異議あり/Counterpoint]] - 手札からでなく[[墓地]]から踏み倒す再解釈。ただし墓地の[[エンチャント]]、[[アーティファクト]]、[[バトル]]は不可。(3)(青)(黒)。([[カルロフ邸殺人事件統率者デッキ]])
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*[[異議あり/Counterpoint]] - 手札からでなく[[墓地]]から踏み倒す再解釈。ただし墓地の[[クリーチャー]]、[[インスタント]]、[[ソーサリー]]、[[プレインズウォーカー]]のみ。(3)(青)(黒)。([[カルロフ邸殺人事件統率者デッキ]])
 
===モチーフ===
 
===モチーフ===
 
*[[吸収するウェルク/Draining Whelk]] - {{Gatherer|id=1491|マナ吸収のイラスト}}に描かれている生物が成長した姿({{Gatherer|id=111057|吸収するウェルクのイラスト}})。
 
*[[吸収するウェルク/Draining Whelk]] - {{Gatherer|id=1491|マナ吸収のイラスト}}に描かれている生物が成長した姿({{Gatherer|id=111057|吸収するウェルクのイラスト}})。
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*[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:速報]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]]
 
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2024年4月3日 (水) 14:36時点における最新版


Mana Drain / マナ吸収 (青)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたの次のメイン・フェイズの開始時に、その呪文のマナ総量に等しい量の(◇)を加える。


ヴィンテージにおいて意志の力/Force of Willと双璧をなすカウンターの1つ。呪文を打ち消したうえに、その呪文に使われていたマナを「吸い取って」あなたのものにしてしまう。

元々強力な呪文である対抗呪文/Counterspellマナ加速能力がついてしまったという、訳が分からない強烈なカード。パーミッション戦略においては、序盤の「マナを使って展開を進めるべきか、温存して対戦相手への妨害をすべきか」という二者択一が鬼門であるのだが、この呪文があればいともたやすくジレンマが解消されてしまう。ただし生み出されるのは無色マナなので、色拘束の濃いカードとはあまり相性が良くない。アーティファクトと併用すると良いだろう。

極めて強力なカードであり、下記にあるように評価も高い。しかし、ほぼ唯一の欠点として、マナ・コストダブルシンボルという色拘束の厳しさが挙げられる。一部のデッキではMoxなどを使用する上での安定性の面から、これよりもマナ漏出/Mana Leakが優先されることもある。また、このターンで勝負がつくという局面、例えばコンボデッキキーカード通るか否かというような場面においては対抗呪文/Counterspellと同等でしかない(もちろんそれでも強力ではあるのだが)のも若干のネックであり、目くらまし/Dazeなどのピッチスペルが優先されるケースもある。

Masters Edition 3に収録され、2ターンキルのコンボが横行するクラシックにおいてパーミッションの復興に一役買った。

2004年9月20日より、タイプ1.5からの移行に伴ってレガシー禁止カードに指定された。

[編集] ルール

[編集] カードパワーの評価・逸話

[編集] 関連カード

[編集] 類似カード

マナ加速が付属した打ち消し呪文。特記しないかぎり対象の呪文のマナ総量分加速する。

[編集] モチーフ

[編集] 脚注

  1. ニコニコ超会議2 マジック:ザ・ギャザリング展示ブース(マジック日本公式Facebook)
  2. Crafting a Vintage(Daily MTG 2009年6月25日 Tom LaPille著)
  3. Cards are for Playing, not Banning!/カードは使ってこそ、禁止だなんて!(WebArchive)(Daily MTG 2005年12月2日 Aaron Forsythe著)
  4. Magic Design From A to Z, Part 2/マジックのデザイン・AからZ その2(Making Magic 2022年7月18日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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