切り直す

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==その他==
 
==その他==
シャッフルには時間がかかり(特に[[イベント]]においては、両プレイヤーがデッキを正しくシャッフルしなければならないので)、また技量も必要になる(特に[[スリーブ]]を使っている場合、シャッフル中のミスはよくあることである)。[[サーチ]]が多発するほどその機会は増す。
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シャッフルには時間がかかり(特に[[イベント]]においては、両プレイヤーがデッキを正しくシャッフルしなければならないので)、また技量も必要になる(特に[[スリーブ]]を使っている場合、シャッフル中のミスはよくあることである)。
  
そこで、[[R&D]]はゲーム中のシャッフルをどれだけ減らせるかに挑んでいる。特に「ライブラリーの一番上から4枚のカードを」[[見る|見]]たり({{WHISPER検索/カードテキスト|4枚のカードを見る}})[[公開]]したり({{WHISPER検索/カードテキスト|4枚のカードを公開}})するものが「妥当な数」として使われており、例としては[[サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder]]が挙げられる([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/285 Born to be Compiled, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0008480/ 編まれし軍勢 その2])。
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そこで、[[R&D]]はゲーム中のシャッフルを最低限にする道を見出そうと努力し、配備する際には慎重にやるようにしている。
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*[[ゼンディカー]]の[[フェッチランド]]は[[上陸]]との相性、そして敵対色のフェッチランドが欲しいという[[プレイヤー]]の絶え間ない声から、今こそがその時だと投入された。シャッフル反対の急先鋒である[[Erik Lauer]]でさえ、それを支持した([http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/001289/ この土地はあなたの土地])。
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*[[アヴァシンの帰還]]には[[国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger]]以外にシャッフルは存在しない。これは単なる偶然ではなく([http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/003809/ 変化する情勢])、[[Dave Humpherys]]はこのことを[[Zac Hill]]に何度も誇らしげに言っていた([http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/003361/ 玉石混交 その2])。
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*特に、[[サーチ]]の代わりに「ライブラリーの一番上から4枚のカードを」[[見る|見]]たり[[公開]]したりするものが「妥当な数」として使われており、例としては[[サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder]]が挙げられる([http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/285 Born to be Compiled, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0008480/ 編まれし軍勢 その2])。
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**その他のカードについては{{WHISPER検索/カードテキスト|4枚のカードを見る}}や{{WHISPER検索/カードテキスト|4枚のカードを公開}}を参照。
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==関連カード==
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*[[コーシのペテン師/Cosi's Trickster]]
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*[[心理的手術/Psychic Surgery]]
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*[[大いなる恐慌/Widespread Panic]]
  
 
==参考==
 
==参考==

2014年7月15日 (火) 14:57時点における版

切り直す/Shuffleは、キーワード処理の1つ。日本語ではシャッフルと訳される場合もあり、こちらの訳も公式の文書に用いられている場合がある。


Evolving Wilds / 進化する未開地
土地

(T),進化する未開地を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。


目次

定義

ライブラリー裏向きカードの束を切り直すとは、その中でカードを、どのプレイヤーにも順番が分からなくなるように無作為化することである。

  • カードの束を無作為化する際に、切り直すことと併用されることがある手順として、カットがある。

解説

ルール

  • 「“何か”をライブラリーに加えて切り直す」という効果は、その“何か”が存在していない場合、その“何か”が何であるかによって処理が異なる。
    • “何か”が特定のオブジェクトであった場合、ライブラリーは切り直さない。
    • “何か”が一群のオブジェクトであった場合、ライブラリーを切り直す。
  • 「特定のオブジェクトをライブラリーに加えて切り直す」という効果で、解決中に置換効果によってそのオブジェクトすべてが他の領域に移動した場合、ライブラリーは切り直さない。
  • 1枚以下のライブラリーを切り直す場合でも、ライブラリーを切り直したことが誘発条件である誘発型能力誘発する。

手法

コンバイン
二束に分けたカードを組み合わせていく。
自分のカードを見せてしまったり、対戦相手のカードを見てしまったりしないように注意したい。
  • Olivier Ruelは、デッキを傾けてのコンバイン・シャッフル中に不正を疑われて失格になった。対戦相手のデッキを扱う際は慎重に。
ディール
カードを複数の束に配っていく。
ヒンズー
カードの束から一部を抜き取って上へ(または下へ)置いていく。
リフル(またはショットガン)
二束に分けたカードをパラパラとめくりながら重ねていく。
  • 手になじんでいないカード(またはスリーブ)にもちいると、カードを折ってしまうことがある。自信がない場合は、対戦相手のデッキにもちいることは避けるのが無難といえよう。

など、どの方法もそれぞれの良さがある。

作法

  • 対戦相手のデッキをシャッフルする際に、うっかり内容を見てしまわないようにデッキから目線を外すという国際的なマナーがある(参考)
  • 切り直す方法そのもので違反を取られることはない。問題なのは、切り直した結果である。
  • 積み込みは重大な不正行為であり、トーナメントでは故意の違反として失格処分となることがある。
    • 呪文と土地を分けておいてから切り直すこと自体は認められているが、その後で十分に無作為化できなければ不十分な無作為化により積み込みと判断され得るため、注意が必要である。
  • 黎明期(1996年10月1日発行時)では、「リフルを最低3回は行わなければならない」とフロアルール(1.2.7)で定められていた。

その他

シャッフルには時間がかかり(特にイベントにおいては、両プレイヤーがデッキを正しくシャッフルしなければならないので)、また技量も必要になる(特にスリーブを使っている場合、シャッフル中のミスはよくあることである)。

そこで、R&Dはゲーム中のシャッフルを最低限にする道を見出そうと努力し、配備する際には慎重にやるようにしている。

関連カード

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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