卑屈な幽霊/Skulking Ghost

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とはいえ、ペナルティ能力として機能しないというわけでは無い。[[送還/Unsummon]]を撃たれれば[[手札]]では無く[[墓地]]に行くし、[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]に[[森]][[土地渡り|渡り]]を貰った場合はもはや無駄死に。[[パーマネント]]が持つ[[起動型能力]]などは天敵になり得る。
 
とはいえ、ペナルティ能力として機能しないというわけでは無い。[[送還/Unsummon]]を撃たれれば[[手札]]では無く[[墓地]]に行くし、[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]に[[森]][[土地渡り|渡り]]を貰った場合はもはや無駄死に。[[パーマネント]]が持つ[[起動型能力]]などは天敵になり得る。
  
*印刷時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[ゴースト]]であったが、[[Magic Online]]での[[ミラージュ]]のリリースに先駆けた2005年9月の[[オラクル]]更新で[[スピリット]]に変更された(のちにゴーストは廃止)。
 
 
*[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]史上初の「対象になったとき」という[[誘発条件]]を持つカードである。ミラージュにはもう1枚、[[絶望の荒野/Forsaken Wastes]]がある。
 
*[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]史上初の「対象になったとき」という[[誘発条件]]を持つカードである。ミラージュにはもう1枚、[[絶望の荒野/Forsaken Wastes]]がある。
*同様の能力を持つクリーチャーは[[タール坑の戦士/Tar Pit Warrior]]などがいる。そのほとんどが[[]]であったが、[[次元の混乱]]にて、[[]][[霊糸の幻/Gossamer Phantasm]]として[[タイムシフト]]してからは[[幻影の召使い/Illusionary Servant]]なども登場し、[[]]にも多く見かけられるようになった。
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*かつては同様の能力を持つクリーチャーは黒のみであったが、[[次元の混乱]]にて[[青]]の[[霊糸の幻/Gossamer Phantasm]]として[[タイムシフト]]してからは、黒よりもむしろ青に多く見られるようになった。
*[[脊髄移植/Spinal Graft]]はエンチャント先のクリーチャーに、[[死者の嘆き、崩老卑/Horobi, Death's Wail]]は自身も含めた全てのクリーチャーに、この「壊れやすさ」を追加する。これらは、相手クリーチャーを破壊する手段としても機能する。
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*印刷時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[ゴースト]]であったが、[[Magic Online]]での[[ミラージュ]]のリリースに先駆けた2005年9月の[[オラクル]]更新で[[スピリット]]に変更された(のちにゴーストは廃止)。
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==関連カード==
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呪文や能力の対象になると生け贄に捧げられるクリーチャー。
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*[[タール坑の戦士/Tar Pit Warrior]] - 黒の3マナ3/4。([[ビジョンズ]]
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**[[卑屈な脱走者/Skulking Fugitive]] - タール坑の戦士のほぼ同型再販。[[傭兵]]。([[メルカディアン・マスクス]])
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*[[骨片の斬鬼/Boneshard Slasher]] - 黒の2マナ1/1。[[飛行]]を持つ。[[スレッショルド]]時のみ+2/+2と同時にこの能力を得る。([[トーメント]])
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*[[卑屈な騎士/Skulking Knight]] - 黒の3マナ3/3。[[側面攻撃]]を持つ。([[時のらせん]])
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*[[霊糸の幻/Gossamer Phantasm]] - 卑屈な幽霊の青へのタイムシフト。([[次元の混乱]]
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*[[幻影の召使い/Illusionary Servant]] - [[ダブルシンボル]]の青の3マナ3/4。飛行を持つ。([[基本セット2010]]
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*[[幻影の嫌悪者/Phantasmal Abomination]] - ダブルシンボルの青の3マナ5/5。[[防衛]]を持つ。([[エルドラージ覚醒]])
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*[[幻影の獣/Phantom Beast]] - 青の4マナ4/5。([[基本セット2011]])
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*[[幻影の熊/Phantasmal Bear]] - 青の1マナ2/2。([[基本セット2012]])
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*[[幻影の像/Phantasmal Image]] - 青の2マナ。[[クローン/Clone]]の能力を持つ。([[基本セット2012]])
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*[[幻影のドラゴン/Phantasmal Dragon]] - ダブルシンボルの青の4マナ5/5。[[飛行]]を持つ。([[基本セット2012]])
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呪文や能力の対象になると生け贄に捧げられる能力を与えるカード。
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*[[脊髄移植/Spinal Graft]] - +3/+3を与える強化[[オーラ]]。黒の2マナの[[エンチャント]]。([[テンペスト]])
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*[[死者の嘆き、崩老卑/Horobi, Death's Wail]] - ダブルシンボルの黒の4マナ4/4。飛行を持つ[[伝説のクリーチャー]]。全てのクリーチャーにこの能力を付与する。([[神河物語]])
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*[[その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin]] - [[リアニメイトカード|リアニメイト]]呪文。黒の4マナのインスタント。([[ローウィン]])
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[コモン]]

2013年6月27日 (木) 00:23時点における版


Skulking Ghost / 卑屈な幽霊 (1)(黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

飛行
卑屈な幽霊が呪文や能力の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。

2/1

の2マナとしては十分高いパワー回避能力も併せ持つウィニークリーチャー呪文能力対象になると除去されてしまうペナルティ能力を持っているため、死にやすいのが欠点。

構築環境で「呪文や能力の対象になる」とは、始めから「除去される」ことと同義の場合も少なくない。タフネス1点の小型クリーチャーにおいては尚更で、むしろ有力なカードを使って除去される分には「2マナのカードでそれを消費させた」と前向きに考えてもよいくらい。また、剣を鍬に/Swords to Plowshares追放されることが無い、ドレイン呪文でライフを得られないなど、メリットとして働くこともある。カウンターポスト華やかなりし頃は、前述のように剣を鍬にを撃たれてもしっかり墓地に行き、墓石の階段/Tombstone Stairwellのために墓地を肥やすことができる利点もあったことから、香港型黒ウィニーに採用されていた。

とはいえ、ペナルティ能力として機能しないというわけでは無い。送還/Unsummonを撃たれれば手札では無く墓地に行くし、アーナム・ジン/Erhnam Djinn渡りを貰った場合はもはや無駄死に。パーマネントが持つ起動型能力などは天敵になり得る。

関連カード

呪文や能力の対象になると生け贄に捧げられるクリーチャー。

呪文や能力の対象になると生け贄に捧げられる能力を与えるカード。

参考

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