新緑の魔力/Verdant Force

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7/7という巨大な[[サイズ]]と強力な[[トークン]]生成[[能力]]とを併せ持つ優秀な[[ファッティ]]。その巨体で対戦相手の陣営をかき回しつつ[[苗木]][[クリーチャー]]・トークンを生成するので、かなりの[[ボード・アドバンテージ]]を生み出す。
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7/7という巨大な[[サイズ]]と強力な[[トークン]]生成[[能力]]とを併せ持つ優秀な[[ファッティ]][[あなた|自分]][[ターン]]のみならず、ほかの[[プレイヤー]][[アップキープ]]にもトークンを生み出すため、通常の[[2人対戦]]では2個、[[多人数戦]]ならばさらに多くの1/1トークンを得られる、優秀な[[アドバンテージ]]・カード。
 
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一瞬の爆発力はないものの、(1対1の[[ゲーム]]であれば)自分のターンが来るたびに何のコストもなく2個の1/1トークンを得られるため、アドバンテージをかせぐ意味では非常に優秀である。
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8[[マナ]]と[[重い]]ものの、本体が[[戦場に出る|戦場に出た]]ときのデメリットや[[アップキープ・コスト]]を持たないため、[[マナ・コスト]]を踏み倒す[[リアニメイト]]系[[デッキ]]で使用実績があった。また、クリーチャーを直接[[戦場に出す|戦場に出せ]]る[[自然の秩序/Natural Order]]や[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]などの爆発的な[[マナ加速]]が存在した時代には、その名を冠した[[シークレットフォース]]というデッキが存在した。
 
8[[マナ]]と[[重い]]ものの、本体が[[戦場に出る|戦場に出た]]ときのデメリットや[[アップキープ・コスト]]を持たないため、[[マナ・コスト]]を踏み倒す[[リアニメイト]]系[[デッキ]]で使用実績があった。また、クリーチャーを直接[[戦場に出す|戦場に出せ]]る[[自然の秩序/Natural Order]]や[[ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle]]などの爆発的な[[マナ加速]]が存在した時代には、その名を冠した[[シークレットフォース]]というデッキが存在した。
  
 
*[[多人数戦]]で使うと面白いくらいにトークンが増えるが、[[対戦相手]]全員から目の敵にされること請け合いである。
 
*[[多人数戦]]で使うと面白いくらいにトークンが増えるが、[[対戦相手]]全員から目の敵にされること請け合いである。
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**その活躍実績から、[[統率者戦]]をテーマにした[[統率者 (カードセット)|統率者]]および[[統率者2013]]で各[[色]]バリエーションが作られて[[サイクル]]となった。初登場から16年もの歳月を経て完成したサイクルというのも珍しい。
 
*[[追われる足跡/Followed Footsteps]]をつけるとわけがわからないくらいトークンが増えるので、管理が非常に面倒になる。
 
*[[追われる足跡/Followed Footsteps]]をつけるとわけがわからないくらいトークンが増えるので、管理が非常に面倒になる。
 
*[[テンペスト]]版の[[ルール文章]]は、「あなたの[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]の下で」という一文がなかったため、対戦相手のアップキープ時に戦場に出るトークンは対戦相手の物として出るようにも読めた。そのため、一時期、相手ターンに出たトークンは対戦相手の物として出る時期があった。現在の[[オラクル]]にもその一文はないが、特に指定がない限りトークンはそれを生成した[[呪文]]や能力の[[コントローラー]]のコントロール下で戦場に出るため、トークンは自分のコントロール下で戦場に出る。
 
*[[テンペスト]]版の[[ルール文章]]は、「あなたの[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]の下で」という一文がなかったため、対戦相手のアップキープ時に戦場に出るトークンは対戦相手の物として出るようにも読めた。そのため、一時期、相手ターンに出たトークンは対戦相手の物として出る時期があった。現在の[[オラクル]]にもその一文はないが、特に指定がない限りトークンはそれを生成した[[呪文]]や能力の[[コントローラー]]のコントロール下で戦場に出るため、トークンは自分のコントロール下で戦場に出る。

2013年11月9日 (土) 17:25時点における版


Verdant Force / 新緑の魔力 (5)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

各アップキープの開始時に、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。

7/7

7/7という巨大なサイズと強力なトークン生成能力とを併せ持つ優秀なファッティ自分ターンのみならず、ほかのプレイヤーアップキープにもトークンを生み出すため、通常の2人対戦では2個、多人数戦ならばさらに多くの1/1トークンを得られる、優秀なアドバンテージ・カード。

8マナ重いものの、本体が戦場に出たときのデメリットやアップキープ・コストを持たないため、マナ・コストを踏み倒すリアニメイトデッキで使用実績があった。また、クリーチャーを直接戦場に出せ自然の秩序/Natural Orderガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなどの爆発的なマナ加速が存在した時代には、その名を冠したシークレットフォースというデッキが存在した。

  • 多人数戦で使うと面白いくらいにトークンが増えるが、対戦相手全員から目の敵にされること請け合いである。
    • その活躍実績から、統率者戦をテーマにした統率者および統率者2013で各バリエーションが作られてサイクルとなった。初登場から16年もの歳月を経て完成したサイクルというのも珍しい。
  • 追われる足跡/Followed Footstepsをつけるとわけがわからないくらいトークンが増えるので、管理が非常に面倒になる。
  • テンペスト版のルール文章は、「あなたのコントロールの下で」という一文がなかったため、対戦相手のアップキープ時に戦場に出るトークンは対戦相手の物として出るようにも読めた。そのため、一時期、相手ターンに出たトークンは対戦相手の物として出る時期があった。現在のオラクルにもその一文はないが、特に指定がない限りトークンはそれを生成した呪文や能力のコントローラーのコントロール下で戦場に出るため、トークンは自分のコントロール下で戦場に出る。
  • かつて英語圏では "Best Fatty Ever Printed"(今までで最も素晴らしいファッティ)と呼ばれていた。今ではさらに強いファッティも増えたが、"BFEP" と言えば大抵はこいつのことである。
    • それほど評価が高いクリーチャーであったため、基本セットである第9版への再録が決定した際には話題を呼んだのだが、単体除去が多いのか周りのファッティが強すぎるのか、再録後は大きな活躍ができていない。

関連カード

サイクル

力/Forceのメガサイクル。いずれもトリプルシンボル8マナ7/7のエレメンタルで、各アップキープごとに誘発する誘発型能力を持つ。

参考

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