構築済みデッキ

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'''構築済みデッキ'''(''Pre-Constructed Deck'' / ''Ready-to-Play Deck'')とは、開封してそのまま[[デッキ]]として遊べる状態の[[カード]]の束、またはそれを含む製品の呼称。英語圏では''Precon''と略されることもある。
 
'''構築済みデッキ'''(''Pre-Constructed Deck'' / ''Ready-to-Play Deck'')とは、開封してそのまま[[デッキ]]として遊べる状態の[[カード]]の束、またはそれを含む製品の呼称。英語圏では''Precon''と略されることもある。
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*日本では[[遊戯王OCG]]の影響で俗に「ストラクチャーデッキ」「ストラクチャー」「ストラク」<ref>[https://yugioh-wiki.net/index.php?%A5%B9%A5%C8%A5%E9%A5%AF%A5%C1%A5%E3%A1%BC%A5%C7%A5%C3%A5%AD ストラクチャーデッキ](遊戯王カードWiki)</ref>と呼ばれることも稀にあるが、[[マジック]]においては公式な訳語・用語ではない。
  
 
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[[基本セット2010]]以降の[[基本セット]]では入門者向けとして、非売品の[[ハーフデッキ]]が無料で配布されている。
 
[[基本セット2010]]以降の[[基本セット]]では入門者向けとして、非売品の[[ハーフデッキ]]が無料で配布されている。
  
また、先述の製品のほかにも、入門者向けの入門セットや[[多人数戦]]向けセット、[[デュエルデッキ]]・シリーズなどの特殊セットといった構築済みデッキを含む製品が発売されることもある。かつては[[世界選手権]]上位入賞者のデッキを、実際の[[ゲーム]]では使用できない仕様([[金枠]])のカードで構築された構築済みデッキとして発売することもあった。
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また、先述の製品のほかにも、入門者向けの入門セットや[[多人数戦]]向けセット、[[デュエルデッキ]]・シリーズなどの[[サプリメント・セット]]といった構築済みデッキを含む製品が発売されることもある。かつては[[世界選手権]]上位入賞者のデッキを、実際の[[ゲーム]]では使用できない仕様([[金枠]])のカードで構築された構築済みデッキとして発売することもあった。
  
 
==内容==
 
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*[[チャレンジャーデッキ]]:[[ハゾレトアグロ/Hazoret Aggro]] - [[熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent]]、[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]
 
*[[チャレンジャーデッキ]]:[[ハゾレトアグロ/Hazoret Aggro]] - [[熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent]]、[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]
 
*[[神河:輝ける世界統率者デッキ]]:[[準備を整えろ/Buckle Up]] - [[開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engine]]、[[河童の砲手/Kappa Cannoneer]]、[[即時換装/Swift Reconfiguration]]
 
*[[神河:輝ける世界統率者デッキ]]:[[準備を整えろ/Buckle Up]] - [[開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engine]]、[[河童の砲手/Kappa Cannoneer]]、[[即時換装/Swift Reconfiguration]]
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*[[ドクター・フー統率者デッキ]]:[[タイミーワイミー/Timey-Wimey]] - [[皆に命を!/Everybody Lives!]]、[[フレッシュの複製体/Flesh Duplicate]]
  
 
==構築済みデッキ一覧==
 
==構築済みデッキ一覧==
[[構築済みデッキ一覧]]を参照。
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[[構築済みデッキ一覧]]および[[カードセット一覧#構築済みデッキ]]を参照。
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==脚注==
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==参考==
 
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*[[デッキ]]
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*[[構築済みデッキ一覧]]
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*[[カードセット一覧#構築済みデッキ]]
 
*[[用語集]]
 
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2024年1月6日 (土) 15:19時点における最新版

構築済みデッキ(Pre-Constructed Deck / Ready-to-Play Deck)とは、開封してそのままデッキとして遊べる状態のカードの束、またはそれを含む製品の呼称。英語圏ではPreconと略されることもある。

  • 日本では遊戯王OCGの影響で俗に「ストラクチャーデッキ」「ストラクチャー」「ストラク」[1]と呼ばれることも稀にあるが、マジックにおいては公式な訳語・用語ではない。

目次

[編集] 解説

テンペスト(日本語版はストロングホールド)以降のエキスパンションと、第7版以降の基本セットでは、構築済みデッキを含む製品が毎回数種類発売されている。ポータル・セカンドエイジ以降の初心者向けセットでも同様の製品が発売されており、Magic Onlineではミラージュ・ブロックの構築済みデッキも新たに販売された。

ウルザズ・デスティニーまでのセットでは構築済みデッキ(Pre-Constructed Deck)の製品名で発売され、メルカディアン・マスクスからイーブンタイドまでのセットではテーマデッキ(Theme Deck)、アラーラの断片から異界月までのセットはエントリーセット(Intro Pack)、カラデシュ以降のセットではプレインズウォーカーデッキ(Planeswalker Decks)の製品名で発売している。ミラディン包囲戦から戦乱のゼンディカーまでは実戦向けに特化したイベントデッキ(Event Decks)も登場している。基本セット2015からマジック・オリジンまでは新たに対戦キット(Clash Pack)も登場し、イベントデッキと交互に発売された。

基本セット2010以降の基本セットでは入門者向けとして、非売品のハーフデッキが無料で配布されている。

また、先述の製品のほかにも、入門者向けの入門セットや多人数戦向けセット、デュエルデッキ・シリーズなどのサプリメント・セットといった構築済みデッキを含む製品が発売されることもある。かつては世界選手権上位入賞者のデッキを、実際のゲームでは使用できない仕様(金枠)のカードで構築された構築済みデッキとして発売することもあった。

[編集] 内容

[編集] イベントデッキ

イベントデッキを参照。

[編集] 対戦キット

対戦キットを参照。

[編集] エントリーセット

エントリーセットを参照。

[編集] プレインズウォーカーデッキ

プレインズウォーカーデッキを参照。

[編集] ハーフデッキ

ハーフデッキを参照。

[編集] ウェルカム・デッキ

ウェルカム・デッキを参照。

[編集] テーマデッキ・構築済みデッキ

60枚(基本セットは40枚)の構築済みデッキと、小冊子またはリーフレット型の戦略ガイドが封入されている。

ネメシス以降のセットのテーマデッキ(以後、製品名としての構築済みデッキも含む)では、構築済みデッキの他に、プレミアム・カード仕様の基本土地カードが1枚ランダムで封入されている。これはデッキのとは無関係に封入される。

メルカディアン・マスクスまでのセットのテーマデッキの戦略ガイドはそのセットの全テーマデッキのデッキリストと改良法が書かれた小冊子であった。プロフェシー以降は、テーマデッキ1つのデッキリストと改良法が書かれたリーフレットとなり、ローウィン以降はセットの全テーマデッキのデッキリストと解説が書かれたリーフレットとなった。

[編集] デッキ構成

各セットごとの構築済みデッキは、1枚、2枚挿しのカードが多く、そのままの状態では決して強いとは言えない。同じものを複数個購入し、強力なカードを適宜追加すると良いだろう。

[編集] イベントデッキ

イベントデッキは神話レアが2枚・レアが8枚(ギルド門侵犯以前はレアが7枚、基本セット2014タルキール龍紀伝はレアが10枚)。また、4枚積みのカードも多数収録している。

[編集] 対戦キット

対戦キットにはレアが計12枚封入。新規イラストのカードも収録される。

[編集] エントリーセット

エントリーセットに含まれる構築済みデッキは、そのエキスパンションを擁するブロックおよび発売時点で最新の基本セットに含まれるカード41枚で構成され、そのセットやブロックのテーマや新システム、の特徴を主軸に据えたデッキが、通例5種類用意される。

稀少度の配分は、レア2枚(うち1枚はプレミアム・カード仕様)、アンコモン7枚、コモン基本土地32枚。

[編集] プレインズウォーカーデッキ

そのエキスパンションを擁するブロックに含まれるカード60枚で構成され、そのブロックに関連したプレインズウォーカーを中心とししたデッキが、エキスパンションでは2種類、基本セットでは5種類用意される。

テーマとなるプレインズウォーカー・カードをはじめ、いくつかの新録カードが収録される。2色以上のデッキの場合、タップインデュアルランドも収録される。

[編集] ハーフデッキ

最新の基本セットのカードに含まれるカード30枚で構成された、各色の単色デッキ5種。ただしセットによっては、その直前のブロックのエキスパンションからも数枚のカードが収録される事がある(基本セット2014版では、ラヴニカへの回帰ブロックから各デッキに2枚ずつ収録されている。)。

稀少度の配分は、基本セット2014版ではアンコモン4枚、コモン13枚、基本土地13枚。基本セット2015版ではレア1枚、アンコモン4枚、コモン12枚、基本土地13枚。

[編集] ウェルカム・デッキ

ハーフデッキの後継で、カード30枚のデッキが入っている。各々をハーフデッキとしても、混ぜて60枚デッキとして遊ぶ事も可能。

[編集] テーマデッキ・構築済みデッキ

テーマデッキは、エキスパンションと基本セットでは内容が若干異なる。

エキスパンションのテーマデッキは、そのエキスパンションを擁するブロックに含まれるカード60枚で構成され、そのセットやブロックのテーマや新システムを主軸に据えたデッキが、通例4種類用意される。しかし、ギルドパクトディセンションでは、ブロック全体のデザイン上の理由から3種類のみの発売となったほか、ローウィンシャドウムーアでは5種類のテーマデッキが発売されている。各稀少度の配分はレア2枚、アンコモン13枚、コモン・基本土地45枚(テンペスト・ブロックではレア3枚、アンコモン12枚)。

基本セットのテーマデッキは、その基本セットに含まれるカード40枚で構成され、色の役割が分かりやすいよう、単色のデッキが各色につき1種類ずつ、合計5種類が用意される。各稀少度の配分はレア2枚、アンコモン7枚、コモン・基本土地31枚。

[編集] 構築済みデッキの人気の差

構築済みデッキのデッキリストはあらかじめ公開されているため、強力なカードが入っている製品に人気が集中する傾向がある。そのため、人気の高い構築済みデッキは、同セットの他の構築済みデッキに比べて小売が価格を高く設定している場合もある。逆に、入っているカードの価値が全体的に低い場合、それらのカードを個別に買った方が安いということもある。

上記の理由により、初心者向けの言葉とは裏腹に、エキスパンションごとの抱き合わせ販売や売り切れが起こり、ターゲットである初心者が入手する機会がないことがあった。

以下は人気のある構築済みデッキと、その要因となったカードである。

[編集] 構築済みデッキ一覧

構築済みデッキ一覧およびカードセット一覧#構築済みデッキを参照。

[編集] 脚注

  1. ストラクチャーデッキ(遊戯王カードWiki)

[編集] 参考

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