誓い

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
6行: 6行:
 
==解説==
 
==解説==
 
{{#card:Oath of Gideon}}
 
{{#card:Oath of Gideon}}
{{#card:Oath of Jace}}
+
{{#card:Oath of Liliana}}
  
 
いずれも[[レア]]の[[伝説のエンチャント]]で、[[戦場に出る|戦場に出た]]ときの[[誘発型能力]]([[CIP]][[能力]])と、[[あなた|自分]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]に関する能力を持つ。それぞれが[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]に所属する各[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]に対応しており、彼らがゲートウォッチの一員となる際に誓いを立てたシーンを描いている。
 
いずれも[[レア]]の[[伝説のエンチャント]]で、[[戦場に出る|戦場に出た]]ときの[[誘発型能力]]([[CIP]][[能力]])と、[[あなた|自分]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]に関する能力を持つ。それぞれが[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]に所属する各[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]に対応しており、彼らがゲートウォッチの一員となる際に誓いを立てたシーンを描いている。
19行: 19行:
 
*[[リリアナの誓い/Oath of Liliana]]([[異界月]])
 
*[[リリアナの誓い/Oath of Liliana]]([[異界月]])
 
*[[アジャニの誓い/Oath of Ajani]]([[霊気紛争]])
 
*[[アジャニの誓い/Oath of Ajani]]([[霊気紛争]])
 +
*[[テフェリーの誓い/Oath of Teferi]]([[ドミナリア]])
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
この[[カード]]群は、[[ゲートウォッチの誓い]]のテーマの一つである「プレインズウォーカーのチームの結成」を表すため、そしてどのキャラクターがゲートウォッチのメンバーになったのかを明確にするために作られた<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/gatewatch-me-work-part-2-2016-01-18 Gatewatch Me Work, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016314/# 私の仕事をゲートウォッチ その2][[Daily MTG]]、Making Magic、文:[[Mark Rosewater]]、訳:[[米村薫]])</ref>。[[Wikipedia:ja:スーパーマン (架空の人物)|スーパーマン]]や[[Wikipedia:ja:バットマン (架空の人物)|バットマン]]などの人気ヒーローがチームを結成するアメコミ作品「[[Wikipedia:ja:ジャスティス・リーグ|ジャスティス・リーグ]]」の大ファンであった[[Mark Rosewater]]は、同作品における「チームに新メンバーが加入する際、チームの理念を守るという誓いを立てる」描写から着想を得て、ゲートウォッチの各メンバーが誓いを立てるシーンをカード化することを思いついたのである<ref name="mm_20160104">[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/solemn-oath-part-2-2016-01-04 A Solemn Oath, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016285/# 厳粛なる誓い その2](同上)</ref>。
+
この[[カード]]群は、[[ゲートウォッチの誓い]]のテーマの一つである「プレインズウォーカーのチームの結成」を表すため、そしてどのキャラクターがゲートウォッチのメンバーになったのかを明確にするために作られた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/gatewatch-me-work-part-2-2016-01-18 Gatewatch Me Work, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0016314/ 私の仕事をゲートウォッチ その2](Making Magic [[2016年]]1月18日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。[[Wikipedia:ja:スーパーマン (架空の人物)|スーパーマン]]や[[Wikipedia:ja:バットマン (架空の人物)|バットマン]]などの人気ヒーローがチームを結成するアメコミ作品「[[Wikipedia:ja:ジャスティス・リーグ|ジャスティス・リーグ]]」の大ファンであった[[Mark Rosewater]]は、同作品における「チームに新メンバーが加入する際、チームの理念を守るという誓いを立てる」描写から着想を得て、ゲートウォッチの各メンバーが誓いを立てるシーンをカード化することを思いついたのである<ref name="mm_160104">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/solemn-oath-part-2-2016-01-04 A Solemn Oath, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0016285/ 厳粛なる誓い その2](Making Magic 2016年1月4日 Mark Rosewater著)</ref>。
  
2番目の能力は当初、自分の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するプレインズウォーカーすべてに[[忠誠度能力]]を付与する[[常在型能力]]だった(これは元々、[[マジック・オリジン]]の[[ジェイスの聖域/Jace's Sanctum]]が持っていた能力である<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-oath-gatewatch-part-2-2016-01-29 The M-Files: Oath of the Gatewatch, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016349/# Mファイル『ゲートウォッチの誓い』編・パート2]([[Daily MTG]]、Latest Developments、文:[[Sam Stoddard]]、訳:[[益山拓也]])</ref>)。しかしこれには、[[ゲーム]]が毎回同じようなものになってしまう、バランス調整が難しい、デザイン空間が限られているといった数々の問題があったため、プレインズウォーカーとの[[シナジー]]がある能力全般を扱えるように変更された<ref name="mm_20160104" />。
+
2番目の能力は当初、自分の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するプレインズウォーカーすべてに[[忠誠度能力]]を付与する[[常在型能力]]だった(これは元々、[[マジック・オリジン]]の[[ジェイスの聖域/Jace's Sanctum]]が持っていた能力である<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-oath-gatewatch-part-2-2016-01-29 The M-Files: Oath of the Gatewatch, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/ld/0016349/ Mファイル『ゲートウォッチの誓い』編・パート2](Latest Developments 2016年1月29日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。しかしこれには、[[ゲーム]]が毎回同じようなものになってしまう、バランス調整が難しい、デザイン空間が限られているといった数々の問題があったため、プレインズウォーカーとの[[シナジー]]がある能力全般を扱えるように変更された<ref name="mm_160104" />。
  
 
==その他==
 
==その他==
32行: 33行:
  
 
==脚注==
 
==脚注==
<references/>
+
<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]
 
*[[ゲートウォッチ/The Gatewatch]]
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[カードの俗称]]

2018年4月13日 (金) 23:15時点における版

誓い(Oath)は、

  1. エクソダスで登場したエンチャントサイクル。詳細はしもべの誓い/Oath of Liegesなどを参照。
  2. ゲートウォッチの誓いで登場した伝説のエンチャント群。この項で説明する。

目次

解説


Oath of Gideon / ギデオンの誓い (2)(白)
伝説のエンチャント

ギデオンの誓いが戦場に出たとき、白の1/1のコー(Kor)・同盟者(Ally)クリーチャー・トークンを2体生成する。
あなたがコントロールする各プレインズウォーカーはそれぞれ、忠誠(loyalty)カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。



Oath of Liliana / リリアナの誓い (2)(黒)
伝説のエンチャント

リリアナの誓いが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
各終了ステップの開始時に、そのターンにプレインズウォーカーがあなたのコントロール下で戦場に出ていた場合、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。


いずれもレア伝説のエンチャントで、戦場に出たときの誘発型能力CIP能力)と、自分プレインズウォーカーに関する能力を持つ。それぞれがゲートウォッチ/The Gatewatchに所属する各プレインズウォーカー/Planeswalkerに対応しており、彼らがゲートウォッチの一員となる際に誓いを立てたシーンを描いている。

1番目の能力により、実質的にソーサリー呪文のように扱うことができる。また構築では、プレインズウォーカーを多数採用して2番目の能力を活用するデッキを組むことも可能。

該当カード

開発秘話

このカード群は、ゲートウォッチの誓いのテーマの一つである「プレインズウォーカーのチームの結成」を表すため、そしてどのキャラクターがゲートウォッチのメンバーになったのかを明確にするために作られた[1]スーパーマンバットマンなどの人気ヒーローがチームを結成するアメコミ作品「ジャスティス・リーグ」の大ファンであったMark Rosewaterは、同作品における「チームに新メンバーが加入する際、チームの理念を守るという誓いを立てる」描写から着想を得て、ゲートウォッチの各メンバーが誓いを立てるシーンをカード化することを思いついたのである[2]

2番目の能力は当初、自分のコントロールするプレインズウォーカーすべてに忠誠度能力を付与する常在型能力だった(これは元々、マジック・オリジンジェイスの聖域/Jace's Sanctumが持っていた能力である[3]。しかしこれには、ゲームが毎回同じようなものになってしまう、バランス調整が難しい、デザイン空間が限られているといった数々の問題があったため、プレインズウォーカーとのシナジーがある能力全般を扱えるように変更された[2]

その他

  • イラストは対応するキャラクターが右手を肩の高さまで挙げ、掌を正面に向けるポーズで統一されている(ギデオンの誓いのイラスト)。これはアメリカにおける伝統的な宣誓のポーズである[4]
  • ギデオンの誓い、ジェイスの誓い、ニッサの誓いのフレイバー・テキスト"For ~, I will keep watch."という誓いの言葉で統一されている。いずれも日本語版のカードでは、「keep watch」を「ゲートウォッチとなる」と意訳している。
  • Mark Rosewater曰く、今後ゲートウォッチに新たなメンバーが加わることがあれば、そのキャラクターによる誓いのカードが新しく作られるとのこと[5]

脚注

  1. Gatewatch Me Work, Part 2/私の仕事をゲートウォッチ その2(Making Magic 2016年1月18日 Mark Rosewater著)
  2. 2.0 2.1 A Solemn Oath, Part 2/厳粛なる誓い その2(Making Magic 2016年1月4日 Mark Rosewater著)
  3. The M-Files: Oath of the Gatewatch, Part 2/Mファイル『ゲートウォッチの誓い』編・パート2(Latest Developments 2016年1月29日 Sam Stoddard著)
  4. Oath(Wikipedia)
  5. Blogatog(Mark Rosewaterブログ)

参考

QR Code.gif