陰謀団の呪い/Curse of the Cabal

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Curse of the Cabal / 陰謀団の呪い (9)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分がコントロールするパーマネントの、端数を切り捨てた半分を生け贄に捧げる。
待機2 ― (2)(黒)(黒)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(2)(黒)(黒)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが2個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
各プレイヤーのアップキープの開始時に、陰謀団の呪いが待機状態であるならば、そのプレイヤーはパーマネントを1つ生け贄に捧げてもよい。そのプレイヤーがそうした場合、陰謀団の呪いの上に時間カウンターを2個置く。


マナ・コスト効果も豪快なソーサリーマナ総量は10で、カード全体でもトップクラスに重い。さらに効果も、対象プレイヤーパーマネントを半分生け贄に捧げさせるというすさまじさ。

待機で使用した場合、4マナと半分以下のコストに下がるが、対戦相手時間カウンターを置く権利を与えてしまう。しかし、そのためには対戦相手はパーマネントを生け贄に捧げなければならないので、むしろ「対戦相手に生け贄を捧げさせる効果」として機能する。そのまま素直に唱えるか、待機状態のままでいさせるかの選択権が相手にある点は若干不安ではあるが、しかしどちらを選択されても自然にアドバンテージが取れるようになっている点が強力。

待機維持の前提で考えると、2ターンごとにパーマネントを1つ生け贄に捧げさせるカードと言える。追放領域にあるため除去されにくい点も含めてかなりのボードコントロール力を持つが、速度が遅いため単体では相手を縛りきれず反撃されるおそれがある。また完全に無視されて、唱えるまでの2ターンのタイムラグの間に一気に勝負を決められる危険もある。複数待機させたり、小悪疫/Smallpoxと併用したりなど工夫をして、相手を牽制しているうちにゲームを決めたい。

参考

QR Code.gif