露天鉱床/Strip Mine

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*[[第4版]]に[[アンコモン]]で[[再録]]。アンティキティー時も「アンコモン1」であったが[[変則的な稀少度]]により実質的に[[レア]]であったため、入手難易度は下がったといえる。
 
*[[第4版]]に[[アンコモン]]で[[再録]]。アンティキティー時も「アンコモン1」であったが[[変則的な稀少度]]により実質的に[[レア]]であったため、入手難易度は下がったといえる。
 
**しかし第4版発売後ほどなくして制限・禁止の指定を受けたため、カードの価値自体も大きく下がってしまった。
 
**しかし第4版発売後ほどなくして制限・禁止の指定を受けたため、カードの価値自体も大きく下がってしまった。
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*[[第5版]]では「[[スタンダード]]環境で[[禁止カード|禁止]]になった[[カード]]は除外する」という理由で収録されなかった(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。
 
*[[アンソロジー]]にも収録。第4版とアンソロジーでは、上記の4種のうち1種類のみ、{{Gatherer|id=2380|イラストB}}が使用されている。
 
*[[アンソロジー]]にも収録。第4版とアンソロジーでは、上記の4種のうち1種類のみ、{{Gatherer|id=2380|イラストB}}が使用されている。
 
*[[From the Vault:Exiled]]に{{Gatherer|id=194968|新規イラスト}}で収録された。
 
*[[From the Vault:Exiled]]に{{Gatherer|id=194968|新規イラスト}}で収録された。

2015年8月15日 (土) 08:26時点における版


Strip Mine / 露天鉱床
土地

(T):(◇)を加える。
(T),露天鉱床を生け贄に捧げる:土地1つを対象とし、それを破壊する。


強力な土地破壊能力を持つ特殊地形

実質1マナ起動コストが非常に軽く、また土地起動型能力であるため打ち消すことも困難。石の雨/Stone Rainなどの土地破壊呪文と単純比較してもその強力さがよくわかる、最強クラスの土地破壊カードである。多色デッキに対してはもちろんのこと、単色デッキ相手ですらマナ拘束として機能しうる性能で、特にの天敵と言えるものであり、事実これが横行していた時代は、青にとって冬の時代だった。

それでいて無色マナのみとはいえきっちりマナ能力を持つため、普通の土地としても扱いやすい。マナ基盤がタイトなデッキでは自分のテンポを損なう危険が大きいため若干ためらわれるものの、そうでなければアーキタイプを問わずにあらゆるデッキで採用できる。まさに凶悪の一言に尽きるカードである。

1996年10月1日よりスタンダード制限カードType1.5禁止カードに指定される。1997年1月1日よりスタンダードでの制限カードの廃止に伴いスタンダードで禁止カードに指定される。1998年1月1日よりType1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。2004年9月20日にType1.5から移行したレガシーでも、引き続き禁止カードに指定されている。

関連カード

亜種

制限・禁止カードになるほど凄まじい性能のため、数多くの調整版が存在する。

不毛の大地でも十分以上の性能だったため、更に調整が施された。以下は特記事項がない限り、すべてそれ自身を生け贄にして基本でない土地のみ破壊可能。

ストーリー

露天鉱床/Strip Mineとは、露天掘りと呼ばれる手法によって地下資源(金属、宝石、化石燃料など)を採掘している鉱山、もしくはその跡地のこと。発掘効率はよいが、大規模な掘削によって環境が破壊されること、特に地下資源が枯渇して廃鉱となった際に再生が困難であることが問題となっている。

アンティキティーにおける露天鉱床は、兄弟戦争/Brothers' War時に両陣営が乱立した資源採掘場である。長引く戦乱と破壊によりドミナリア/Dominariaの資源は使い果たされ、草一つもマナも生み出せない不毛の地となってしまった。

それ以前の戦いとは異なり、ウルザミシュラの戦いでは、ドミナリアそのものさえも戦争の犠牲となった。

参考

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