青単イリュージョニスト

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青単イリュージョニスト(THE ILLUSIONIST DECK)は、ミラージュ・ブロック構築における青単コントロールの一種。Brian Kiblerがこのデッキを使用しグランプリトロント97で優勝を果たしている。デッキ名はキーカードヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionistから。


Vodalian Illusionist / ヴォーデイリアの幻術師 (2)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)

(青)(青),(T):クリーチャー1体を対象とし、それをフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)

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Serrated Biskelion / ギザギザ・バイスケリオン (3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(T):クリーチャー1体を対象とする。ギザギザ・バイスケリオンの上に-1/-1カウンターを1個おき、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。

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ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionistギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelionフェイズ・アウトさせることによりその能力を半永久的に使いまわす。このシナジーを搭載したことで青単色デッキの弱点であるクリーチャー除去の薄さを克服できた。

  • 当時のフェイジングのルールではフェイズ・アウト→フェイズ・インしたオブジェクトは「元のものとは別オブジェクト」と扱われたため、-1/-1カウンターを載せたギザギザ・バイスケリオンをフェイズ・アウトさせるだけでカウンターを取り除けていたことがポイント。そのため「ターンの最後に余ったマナでギザギザ・バイスケリオンをフェイズ・アウト」というような運用を行えた。現在ではフェイジングのルールが変更されているため、このやり方では能力を使いまわすことはできない。
    • 現在のルールでも「ギザギザ・バイスケリオンの能力をスタックに載せ、それを解決する前にフェイズ・アウト」することで能力を使いまわすことは可能。フェイズ・アウトのタイミングが限定的になるので、以前と同じ感覚で、というわけにはいかない。

後は通常の青単コントロールと変わらず、バウンス打ち消しなどのコントロール要素が詰め込まれている。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (20)
4 大クラゲ/Man-o'-War
4 知恵の蛇/Ophidian
4 ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionist
4 ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion
4 竜巻のジン/Waterspout Djinn
呪文 (17)
3 誘拐/Abduction
4 雲散霧消/Dissipate
4 衝動/Impulse
2 記憶の欠落/Memory Lapse
3 魔力消沈/Power Sink
1 命令の光/Ray of Command
土地 (23)
17 島/Island
4 流砂/Quicksand
2 七曲がりの峡谷/Winding Canyons
サイドボード
2 ブーメラン/Boomerang
2 撹乱/Disrupt
1 夢の潮流/Dream Tides
1 海嘯/Flooded Shoreline
2 水門/Floodgate
2 霧の騎士/Knight of the Mists
1 魔力消沈/Power Sink
2 命令の光/Ray of Command
2 再帰/Undo

参考

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